Prehistoriclifemanの日記

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【古生物紹介】ドードー

今回は、ドードーの紹介です。

モーリシャス島に約400年前までに生息していた鳥です。

モーリシャスドードーと呼ばれます。

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ドードーの復元模型

ドードーは、ポルトガル語で"のろま"を意味ます。

その名の通り、とってもゆっくりと歩いていて、容易に捕まえることができたことからドードーと名付けられました。

体長は1mほどでした。

 

ドードーは、わずか400年前までインド洋マスカリン諸島のモーリシャス島に生息していました。

モーリシャス島は1500年初頭にポルトガル人よって発見されました。

当時モーリシャス島には、ドードーの天敵となるような生物がいませんでした。

また、落下したもしくは低い位置になった木のみを主食としていました。

 

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ドードー全身骨格模型

こうした背景から、ドードーは何かから逃げる必要も、追う必要もなく、足が遅く飛べない鳥となりました。

そういった中で、人類が島に上陸したのです。

襲われることがなかったドードーは、人を恐れなかったことから、次々と捕まっていきました。

特に1638年にオランダ人がモーリシャス島に住むようになると、急激に数を減らしていきました。

そして40年後には絶滅してしまいました。

主な原因は、人間が持ち込んだ家畜に襲われたことによるものでした。

ドードー全身骨格レプリカ ※いのちの色-世界をいろどる生きものたち-(茨城県自然博物館)

ドードーは一時人々と生活を共にしていたということもあり、その姿に関する情報も記録に残っています。

文献や絵画などから、その羽毛は灰色や茶褐色であったと考えられています。

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ドードーの復元模型

脚が短くて、身体は羽毛でふっくらとしています。

とっても可愛い鳥ですし、ゆっくりと歩く姿はより可愛らしかったことでしょう。

この目で見てみたかったです。

 

動画もご覧ください。