今回は、ステゴサウルスをご紹介します。
ジュラ紀の中では、アロサウルスやブラキオサウルスと並ぶメジャーな恐竜です。
また、剣竜類の恐竜の中では、群を抜いて博物館や恐竜などでの展示が多い、大人気の恐竜です。
"ステゴ"=屋根,"サウルス"=トカゲから、ステゴサウルスと名付けられました。
この名の通り、背にある板骨が一番の特徴です。
板骨には、血管が多数通っていました。
この血管の多数を通った板骨によって、熱を放射し体温調整をしていました。
以前は2列の板骨が左右同じ位置に立っていたとされていました。
しかし、現在では板骨は左右互い違いに立っていたとされています。
もう一つの特徴は、尾にあるトゲです。
以前は、このトゲが8本4対とされていました。
しかし、8本見つかるケースは2体分のトゲが同一ヶ所から発見されたものと考えられるようになり、現在では4本2対のトゲであったとされています。
尾にあるトゲは先端が尖っており、皮膚を傷付けることができます。
この尾を振り回し、襲ってきた肉食恐竜を攻撃して追い払っていました。
背の板骨と尾のトゲが特徴的なステゴサウルス。
肉食恐竜にも対抗できる勇ましいステゴサウルスは魅力的ですね~。
動画もご覧ください。