今回は、群馬県立自然史博物館(Gunma Museum of Natural History)をご紹介します。
入口には巨大カブトムシが展示されています。
古生物はもちろん、現生生物もたくさん展示されているのです。
★おススメ度 Aランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・大きな可動型復元模型が2体
・巨大な竜脚類の全身骨格模型が多数
・スピノサウルスやディメトロドンなど非常に状態の良い実物化石多数
・各展示がしっかりと整備されている
×マイナス点
・国立科学博物館 地球館、福井県立恐竜博物館と比較すると展示数が少ない
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入館すると、青白い光に照らされた通路を通ります。
この通路には生物の模型が展示されており、進んで行くにつれて時代を遡り、模型も原始的な生物へと変化していきます。
通路を抜けると、生命の誕生の展示から始まります。
バクテリアに関する展示の中で、生物分泌物と泥の堆積物であるストロマトライトの展示があります。博物館の定番ですね。
こちらは触ることができます。つるつるしています。
続いて魚の展示に移ります。
デボン紀に生息していた魚、コッコステウスの頭部複製模型が展示されています。
時代は、ペルム紀へと移ります。
とっても貴重な実物の化石率の高い復元骨格です。
床がガラス張りになっている空間があります。
ガラスの下には恐竜の発掘現場が再現されています。
発掘されているのはトリケラトプスです。
なんと、本物の化石です！！
この博物館には、2体の可動型復元模型が展示されています。
1体は、ガリミムスです。
もう1体は、ティラノサウルスです。
この2体の動きは、是非動画でご覧ください。
個人的にこの博物館の一番の魅力と考えているのが竜脚類たちの展示です。
展示室の天井が非常に高いため、竜脚類たちが首を高く持ち上げた状態で展示されています。
竜脚類3体、ブラキオサウルス・ブランカイ、カマラサウルス・グランディス、マメンキサウルス・ホチュアネンシスです。
こちらのカマラサウルスは、全体の7割が実物化石で構成されている全身骨格です。
凄いですよね！！
上から竜脚類を見ることもできます。
こちらは、スピノサウルスの頭部の実物化石です。
こんなにきれいな状態で残っていたなんて、奇跡ですね！
モササウルス類のプラテカルプスです。
哺乳類のパレオパラドキシアです。
小型の哺乳類、ポタモテリウムです。
大きな牙を持つコロンビアマンモスです。
鋭い歯を持つ、カミツキマッコウです。
こんなのが泳いでいたんですね。恐ろしい～！
ドードーです。
可愛らしいですね♪
ダーウィンの部屋です。
博物学者ロボットがダーウィンや進化について解説してくれます。
もし、恐竜が絶滅せずに進化を続けていたらどうなっていたのか・・・
現在の人類に似た別の生命体が誕生していたのではないか？という仮説を形にした展示です。
ディノサウロイドと呼びます。
この他にもたくさんの古生物や現生生物の展示がある群馬県立自然史博物館。
絶対に行くべきです！！
動画もご覧ください。
