今回は、ダイアウルフをご紹介します。
ダイアウルフは、約1万年前まで北アメリカに生息していたイヌ属の一種です。
"ダイア"は、ラテン語で"恐ろしい"を意味する"dirus"を由来とします。
化石から体ががっしりしていて、現生のオオカミと比較して体重が重かったこと、歯が大きかったことなどからこの名が付けられました。
ただし、動き回る獲物を積極的に追い回して捕らえていたわけではありません。
腐肉食だったと考えれ、息絶えた、もしくは怪我をして動けなくなった獲物を主に食べていました。
そうはいっても、都合よく息絶えた獲物が見つかるとも限りません。
そんなときは、集団で狩りをしていました。
身体や歯が大きくどっしりとしていた一方で、四肢は長くスラっとしていました。
このカッコいい姿から、様々な映画やゲームに登場する人気の古生物となっています。
生きていた時は、どんな姿をしていたのでしょうか・・・。カッコいい姿、見たかったですね!
動画もご覧ください。