今回は、コッコステウスの紹介です。
基本情報
名前:コッコステウス
学名:Coccosteus
分類:板皮網節頚目コッコステウス科
時代:デボン紀
体長:20~40cm
食性:肉食
コッコステウスは、デボン紀に繁栄した板皮網節頚目の一種です。
特徴は何と言ってもごつい頭部です。
次の写真はコッコステウスと同じく板皮網節頚目の一種でデボン紀に繁栄したダンクルオステウスです。
鎧をまとったかのような硬そうな姿をしています。
実際に、頭部周辺にとても硬い板を身に付けていました。
一方のコッコステウスも、分類が近いこともあり、似た特徴を有していました。
体と比べてもかなり厚く、兜のような重厚感です。
打たれ強そうですね~。
コッコステウスは肉食性でした。
歯がないものの、顎が凹凸になっていて歯の役割を果たしていました。
そして、獲物を捕らえて食べていたのです。
こんな個性的な形をしたコッコステウス。
古生物好きとしては注目の魚類ですね。
コッコステウスの化石は多数発見されています。
博物館などで見る機会が多いのはもちろん、我々も購入することができます。
ただし、小さな三葉虫、アンモナイトのような化石とはケタが違いますので、余裕のある方は是非ご検討頂ければと思います。
自宅に飾ってみたいもんです♪
動画もご覧ください。