★おススメ度 Dランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・アケボノゾウの復元模型がある
・アケボノゾウの全身骨格レプリカや産状化石レプリカが展示されている
・その他、植物や貝の化石展示がある
×マイナス点
・アケボノゾウ以外に古生物展示がない
・アケボノゾウに展示は全てレプリカ
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狭山市立博物館は、「入間川と入間路-その自然と風土-」をテーマに入間川周辺の文化・歴史関連の展示を行っています。
人類誕生後の歴史が中心ですが、自然史に関する展示もあり、その中でもアケボノゾウには力を注いでいます。
アケボノゾウは、1950年に入間川で歯化石が発見されました。
その後、1975年には複数の骨が発見されたこともあり、アケボノゾウに特化した展示を行っています。
入館すると、すぐに小さなゾウの姿が見えます。
アケボノゾウの不可動型復元模型です。
現生のゾウと比較しても非常に小型であることが感じられます。
メインとなる展示は2階のフロアになります。
螺旋状のスロープを歩いて上がります。
細長い展示スペースの一角が自然史の展示になっています。
その中心にはアケボノゾウの全身骨格レプリカが展示されています。
柵の周りを1周回ることができ、どこからでも観察できます。
その横の壁にはアケボノゾウの産状化石レプリカが展示されています。
これは、1975年に骨が発見された時の状況を再現したものです。
こんな骨が出てきたら驚きですね!
産状化石の下には生命の進化について解説した展示があります。
海で誕生した生命が陸に上がり、恐竜を経て現生生物に至るまでの進化が図を用いて解説されています。
狭山市からはアケボノゾウ以外にも植物や貝の化石が発見されています。
その歴史にいて解説している展示です。
発見された数多くの化石です。
その他、現生昆虫の展示も充実しています。
カブトムシやクワガタ、カミキリムシに蝶など、子供たちが喜びそうな昆虫たちです。
アケボノゾウに特化した展示ですが、復元模型、全身骨格レプリカ、産状化石レプリカと、その分中身が充実しています。
とても勉強になる施設でした。
動画もご覧ください。