今回は、サリアスをご紹介します。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:サリアス(タリアス)
学名:Tharrhias
分類:ネズミギス目サバヒー科
時代:白亜紀
体長:20~70cm
食性:植物食?
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ブラジル北東部のアラリペ盆地には、たくさんの魚類の化石が発掘されるRomualdo層という白亜紀前期の地層があります。
このRomualdo層から、サリアスの化石もたくさん発掘されています。
身体は細長く20cmから最大70cm程度とかなり開きがあります。
背の中央付近には、幅が狭く高さのある三角形状の背びれがありました。
口は細く歯がありませんでした。
食性は解明されておりませんが、現生のサバヒー科が植物食であることから、サリアスも植物食だったものと思われます。
また、恐竜のいた白亜紀の海を群れで泳いでいたようです。
この特徴も現生のサバヒーと同様です。
泳いでいた姿を見てみたかったですね
動画もご覧ください。