Prehistoriclifemanの日記

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【古生物紹介】コンコラプトル(Conchoraptor)

今回は、コンコラプトルのご紹介です。

 

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:コンコラプトル
学名:Conchoraptor
分類:獣脚亜目オヴィラプトル科
時代:白亜紀
体長:1.2m~1.7m
食性:不明

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コンコラプトル全身骨格レプリカ(地質標本館)

コンコラプトル白亜紀のモンゴルに生息した獣脚類です。

比較的小型な獣脚類でした。

名前の由来は「貝泥棒」です

"コンコ"=貝

"ラプトル"=泥棒

強固なくちばしを持つことから、貝を食べていたと推測されており"コンコ"の名が付けられました。

実際には、コンコラプトルが何を食べていたのかは分かりません。

また、"ラプトル"については、同類のオヴィラプトルに由来しています。

ただし、このオヴィラプトルも卵を盗んだという濡れ衣は晴れていますね。

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コンコラプトル全身骨格レプリカ(神流町恐竜センター)

コンコラプトルはまるで鳥のような姿をしていました。

前肢には羽毛を持っていたものと考えられています。

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コンコラプトル可動型復元模型(ディノアドベンチャー名古屋)

コンコラプトルオヴィラプトルと同様に巣で抱卵していたと考えられています。

羽毛は抱卵のために役立っていたのですね!

この行為は特徴的ですので、コンコラプトルオヴィラプトルともに博物館などでも表現されていることが多いです。

是非とも抱卵するコンコラプトルの姿を博物館などでご覧ください!

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コンコラプトル全身骨格レプリカ抱卵(神流町恐竜センター)

動画もご覧ください。