Prehistoriclifemanの日記

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【古生物スポット紹介】国立科学博物館 地球館 「歩いてみよう!コンパス」 (National Museum of Nature and Science,Tokyo)

今回は、国立科学博物館 地球館の「歩いてみよう!コンパス」をご紹介します。

 

外観(国立科学博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:国立科学博物館 地球館 歩いてみよう!コンパス

場所:東京都台東区上野公園7−20

料金:一般・大学生630円、高校生以下無料

主な古生物:ティラノサウルス スタンの全身骨格レプリカ

その他:現生動物の剥製が多数展示されている

★おススメ度 Cランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

ティラノサウルス スタンの全身骨格レプリカが展示されている

ティラノサウルスの幼体の復元全身骨格が展示されている

 

×マイナス点

・コンパス内の古生物展示は少ない

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以前は、"親と子のたんけんひろば コンパス"という子連れのみ入室できる施設でしたが、コロナの影響で2020年2月より閉室していました。

国立科学博物館自体、コロナ渦となった直後は休館しておりましたが、国立科学博物館が予約制・入場制限ありで再開した際にも、この"親と子のたんけんひろば コンパス"は閉室のままでした。

というのも、"親と子のたんけんひろば コンパス"は子どもたちが遊具で遊ぶことができるという特徴を持っていたため、感染予防の観点からそのままでの復活が難しかったのですね。

一方で、剥製や化石レプリカなど貴重な展示もたくさんあり、このまま閉室というのはとってももったいない施設でした。

そこで、遊具を使えないようにし、一方通行で進みながら展示物を見学する施設へと変更した上で、2022年4月の再開となりました。

また、最下位に伴い年齢制限をなくすとともに、名称を"歩いてみよう!コンパス"に変更となりました。

これまで入室できなかった方々も、今後は楽しむことができます。

3階の案内表示は"親と子のたんけんひろば コンパス"となっており、名残を感じますね~。

案内表示(国立科学博物館 地球館 3階)

コンパスの内部はご覧の通り、たくさんの現生動物たちがいます。

元々、子どもたちが遊具で遊べる施設だったこともあり、色合いがカラフルです。

屋内全体(国立科学博物館 地球館 歩いてみよう!コンパス)

通路を歩いていると、すぐ横に大型の哺乳類動物たちが待ち構えています。

我々の事を見ているようです。

たくさんの哺乳類剥製たち(歩いてみよう!コンパス)

窓から顔を出す大型哺乳類たちです。

カラフルな配色と剥製たちの組み合わせが何ともシュールです。

現生哺乳類の剥製が窓から顔を出す(歩いてみよう!コンパス)

コロナ渦ということもあり、使用できない遊具や立ち入りできなエリアがあります。

以前は、こういったもので子どもたちが遊んでいたのでしょうね。

触れてはいけない遊具や立入り禁止エリア(歩いてみよう!コンパス)

さぁ、今回の目的であるティラノサウルスの登場です!

こんな立派なティラノサウルスがいたんですよ!

ご存じなかった方もおられるのではないでしょうか?

ティラノサウルス スタン全身骨格レプリカ(歩いてみよう!コンパス)

かなり間近で観察できるのが、コンパスの良いところです。

どうです!?この迫力は凄いですね!

あの有名なスタンのレプリカなのです。

ティラノサウルス スタン全身骨格レプリカ 頭部(歩いてみよう!コンパス)

スタンの足元には、小型の恐竜が1体います。

こちらは、子どものティラノサウルスです。

ティラノサウルス 子ども全身骨格造形(歩いてみよう!コンパス)

タルボサウルスの子どもの化石を参考にコンピューターでデジタルモデルにし、3Dプリンターで造形したそうですよ。

科学は素晴らしい!

ティラノサウルス 子ども全身骨格造形 正面(歩いてみよう!コンパス)

コロナ渦以前は親子でしか入室できなかったコンパス(ただし、時間限定で大人だけでも入室できる機会があったようです)。

遊具で遊べなくなったことは、子どもたちにとっては残念化と思いますが、我々古生物好きの大人にとっては気軽に見られるようになってありがたいできごとです。

これまで見る機会がなかった方は、是非ともコンパスに立ち寄ってみてください!

 

動画もご覧ください。