今回は、栃木県立博物館(Tochigi Prefectural Museum)をご紹介します。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
施設名:栃木県立博物館
場所:栃木県宇都宮市睦町2−2(栃木県中央公園内)
料金:一般260円、高校・大学生120円、中学生以下無料
主な古生物:アロサウルスの半身復元・半身骨格の模型
その他:古生物以外に日本・栃木県の歴史に関する展示多数
★おススメ度 Bランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・入館してすぐに プテラノドンの大きな復元模型がいる
・アロサウルスの半身復元・半身骨格の模型がいる
・プシッタコサウルスやティラノサウルスの頭骨など多数の古生物展示がある
・古生物の大型イベントが開催される
×マイナス点
・茨城県自然博物館や群馬県立自然史博物館などと比較すると古生物が若干少ない
・可動型の古生物展示はない
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栃木県宇都宮市にある栃木県 中央公園。
自然豊かな公園です。
池にはコイがたくさんいます。
また、水鳥の姿も見られます。
この公園の西側にあるのが、栃木県立博物館です!
公園の中央にある昭和大池の向こう側に見えるのが、栃木県立博物館です。
とっても立派な外観なんですよね。
ガラス張りの正面入り口です。
入館してすぐに、早速古生物のお出迎えです。
とっても大きなプテラノドンが滑空しています。
入館後の正面にはスロープがありまう。
こちらのスロープで2階の展示室に向かうことができます。
スロープは、1階と2階を結ぶただの通路ではありません。
スロープ展示と呼ばれ、多数の動植物が展示されている展示場の一つです。
主に日光国立公園で暮らす動物や、自生する植物・菌類などが展示されています。
草木が生い茂るジオラマにも多数の動物たちが暮らしています。
2階の展示室1が常設展示場になっています。
ここに恐竜などの古生物たちが多数います。
展示室1に入って飛び込んでくるのは、大型の恐竜たちです。
手前からステゴサウルスの全身骨格、アロサウルスの復元模型、アロサウルスの全身骨格です。
中でも中央のアロサウルスが、この博物館の目玉となる存在です。
非常にユニークな復元模型になっています。
右半身側から見ると、緑色の復元模型ですが・・・。
左半身側から見ると、なんと骨格になっています。
珍しいですよね!
この骨格もカッコいいです。
そのお隣には、もう一体のアロサウルスがいます。
上体を起こしたタイプの全身骨格です。
この中央の恐竜たいの周囲は通路になっています。
そのため、後からも観察することができます。
ステゴサウルスの横には、ティラノサウルスの頭骨が展示されています。
かなり近い位置から見ることができます。
プシッタコサウルスです。
名前の由来通り、オウムのような"くちばし"ですね。
尾には羽毛が生えていたとか。
ステノプテリギウスです。
魚竜の代表格ですね。
モノクロニウスです。
あまり見かけない角竜類です。貴重ですな!
新生代の古生物たちもいます。
ナウマンゾウです。
立派な牙ですね!
ニッポンサイです。
サイの仲間としては日本で初めて復元された全身骨格標本だそうです。
オオガネクジラです。
大金層という地層から化石が発見されたそうです。
一つひとつの骨のサイズが巨大ですね!
これらが工事中に発見されたとのこと。
作業員の方々も驚かれたでしょうね!
展示室1を出ると、入館直後に上空を飛んでいたプテラノドンを同じ高さから見ることができます。
このプテラノドンは、サイズもかなり大きいです。
アロサウルスと共に、栃木県立博物館の目玉古生物です。
その下に写っているのが、ミュージアムショップです。
化石や恐竜グッズがたくさん販売されていますよ!
栃木県立博物館には、大型の古生物たちが何体もいます!
その中でも半身骨のアロサウルスはとってもユニークで、是非見て頂きたい恐竜です。
また、入館してすぐに待っているプテラノドンも大きく、リアルで凄い存在感です。
古生物好きの方々には是非訪れて頂きたい博物館です!
動画もご覧ください。