Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物紹介】キロテリウム

今回は、キロテリウムをご紹介します。

 

キロテリウム全身骨格レプリカ(化石ハンター展 ※国立科学博物館)

基本情報
名前:キロテリウム
学名:Chilotherium
分類:奇蹄目サイ科
時代:新生代中新世後期
場所:日本、中国
体長:2~3.5m
食性:草食

 

キロテリウム全身骨格レプリカ(福井県立恐竜博物館)

キロテリウムは中新世から鮮新世ユーラシア大陸に生息したサイの仲間です。

中新世後期にアジアに広がったステップ草原でヒッパリオンやディノクロクータなどと暮らしていました。

ヒッパリオン頭骨レプリカ(化石ハンター展 ※国立科学博物館)

ディノクロクータ頭骨レプリカ(化石ハンター展 ※国立科学博物館)


食性は草食で、ステップ草原に生えた草本を食べていました。

現生のサイと同様にガッチリとした丈夫な体つきをしていました。

一方で、中国北部ではディノクロクータに襲われたと思われる化石が発見されています。

こんなに大きな身体をしていても捕食対象とされていたことが伺えます。

サイの仲間であるにも関わらず現生のサイの特徴である角がありません。

キロテリウム実物頭骨(葛生化石館)

一方、上顎に比べて下顎がかなり突き出ていました。

さらにその下顎先端には、牙状の切歯を持っていました。

特に骨の状態ですと、ユニークな形がよりはっきりと分かります。

キロテリウム頭骨レプリカ(豊橋市自然史博物館)

キロテリウムの化石は中国だけでなく、日本でも発見されています。

有名なのは岐阜県の可児地方です。

可児地方で発見されたので、"カニサイ"と呼ばれています。

化石・レプリカが展示されているスポットも多数ありますので、是非、会いに行ってみてください!

 

動画もご覧ください。