Prehistoriclifemanの日記

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【古生物紹介】エドモントサウルス(Edmontosaurus)

今回は、エドモントサウルス(Edmontosaurus)をご紹介します。

 

エドモントサウルス全身骨格レプリカ2(恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:エドモントサウルス
学名:Edmontosaurus
分類:鳥脚亜目ハドロサウルス科
時代:白亜紀後期
場所:北アメリ
体長:9~13m
食性:草食

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エドモントサウルス実物全身骨格3(神奈川県立生命の星地球博物館)

エドモントサウルス白亜紀後期の北アメリカに生息した大型の鳥脚類です。

最初の発見地がカナダアルバータ州エドモントン層群だったことから、エドモントサウルスと名付けられました。

同一の場所から多数の化石が発見されることも多々ありました。

このことから、大規模な群れを成して生活していたと考えられています。

エドモントサウルス部分化石レプリカ(恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~)

また、多数発見された化石の中にはミイラ化したものも含まれていました。

ミイラ化した化石では皮膚の痕まで確認できます。

日本では、福井県立恐竜博物館や豊橋市立自然史博物館でミイラ化石のレプリカを見ることができます。

エドモントサウルス ミイラ化全身骨格レプリカ(福井県立恐竜博物館)

エドモントサウルス ミイラ化全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

以前は、背筋を伸ばし尾を地面付けた姿で創造されていました。

しかし、現在では前傾姿勢で尾を浮かせたスタイルとされています。

白亜紀アルバータ チャールズ・R・ナイト1931年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

特徴的なのはこちらのカモノハシやガチョウのような頭部です。

デンタルバッテリー構造の歯とリスのように膨らむ頬袋を持っていたと言われています。

エドモントサウルス頭骨レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

また、非常に長い後肢を持っていました。

体高は約3メートルにも達しました。

特徴的な口の構造と約3メートルもある高身長により、針葉樹の葉や種子を食べていました。

エドモントサウルス下肢部・大腿部実物化石(板橋区立教育科学館)

竜脚類ほどではないものの、とても大きな身体を持ったエドモントサウルス

近くで見ると、とっても迫力があります。

主に博物館に展示されています。

展示数が多いわけではありませんが、この大きな身体を是非見てみて頂ければと思います!

エドモントサウルス全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

動画もご覧ください。