今回は、エドモントサウルス(Edmontosaurus)をご紹介します。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:エドモントサウルス
学名:Edmontosaurus
分類:鳥脚亜目ハドロサウルス科
時代:白亜紀後期
場所:北アメリカ
体長:9~13m
食性:草食
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エドモントサウルスは白亜紀後期の北アメリカに生息した大型の鳥脚類です。
最初の発見地がカナダアルバータ州のエドモントン層群だったことから、エドモントサウルスと名付けられました。
同一の場所から多数の化石が発見されることも多々ありました。
このことから、大規模な群れを成して生活していたと考えられています。
また、多数発見された化石の中にはミイラ化したものも含まれていました。
ミイラ化した化石では皮膚の痕まで確認できます。
日本では、福井県立恐竜博物館や豊橋市立自然史博物館でミイラ化石のレプリカを見ることができます。
以前は、背筋を伸ばし尾を地面付けた姿で創造されていました。
しかし、現在では前傾姿勢で尾を浮かせたスタイルとされています。
特徴的なのはこちらのカモノハシやガチョウのような頭部です。
デンタルバッテリー構造の歯とリスのように膨らむ頬袋を持っていたと言われています。
また、非常に長い後肢を持っていました。
体高は約3メートルにも達しました。
特徴的な口の構造と約3メートルもある高身長により、針葉樹の葉や種子を食べていました。
竜脚類ほどではないものの、とても大きな身体を持ったエドモントサウルス。
近くで見ると、とっても迫力があります。
主に博物館に展示されています。
展示数が多いわけではありませんが、この大きな身体を是非見てみて頂ければと思います!
動画もご覧ください。