Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物イベント】特別展 恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造(上野の森美術館)

今回は、東京都台東区上野の森美術館で開催している特別展「恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造」をご紹介します。

入館直後の作品展示※特別展 恐竜図鑑 _ 失われた世界の想像/創造(上野の森美術館)

イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント名:特別展 恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造

開催期間:①2023年3月4日~5月14日

     ②2023年5月31日~7月22日

開催場所:①兵庫県立美術館

     ②上野の森美術館

主催者:①産経新聞社、関西テレビ放送兵庫県立美術館

    ②産経新聞社、フジテレビジョン上野の森美術館

料金:①一般2000円、大学生1500円、高校生以下無料、70歳以上1000円

   ②一般2300円、大学・専門学校生1600円、高・中・小学生1000円

目玉展示:ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

恐竜や古生物とイメージがない上野の森美術館

初めての訪問なんですよね~。

普段、美術作品などほとんど見る機会がないので、今回は恐竜&美術作品を楽しみたいと思います。

上野の森美術館 外観

今回のイベントは2023年3月4日~5月14日に兵庫県立美術館で開催されていました。

そして、いよいよ上野の森美術館での開催です。

上野の森美術館での開催期間は2023年5月31日~7月22日です。

ポスター※特別展 恐竜図鑑 _ 失われた世界の想像/創造

今回の展示は、撮影可能な作品の中がたくさんあります。

その中から一部の作品を選定してご紹介します。

化石の発掘を通して明らかになった恐竜たちの存在。

人類は恐竜たちの生前の姿や生活の様子を発掘された化石から想像しました。

その恐竜たちを再現する手段が、絵画や復元模型です。

この特別展では、恐竜たちを想像し、絵画という手段で創造した作品が多数展示されています。

入場してすぐに、大きな書籍の展示があります。

こちらは、後に展示されている恐竜の美術作品を表紙とした書籍風展示です。

入館直後の作品展示※特別展 恐竜図鑑 _ 失われた世界の想像/創造(上野の森美術館)

見上げる高さの表指示書かれた恐竜は、ものすごい迫力です!

恐竜図鑑の表紙:タルボサウルス・バタール※特別展 恐竜図鑑 _ 失われた世界の想像/創造

特別展は、Chapter1 ~4で構成されています。

Chapter1は「恐竜誕生—黎明期の奇妙な怪物たち」です。

魚竜や首長竜の化石が発見された19世紀初頭を古生物学の黎明期として当時の作品が紹介されています。

Chapter1 解説※特別展 恐竜図鑑

Chapter1には、この特別展を象徴するような展示があります。

それがこのイグアノドンの復元模型です。

化石の発掘や研究によって姿を変えていくイグアノドンが模型で紹介されています。

イグアノドン復元像の変遷 復元像3体※特別展 恐竜図鑑

こちらが1850年頃のイグアノドンです。

ロンドン万博のために建築された水晶宮に展示されていた為、「水晶宮のイグアノドン」と呼ばれています。

四肢が同程度の長さ・太さで完全な四足歩行想定で鼻の上の角が特徴です。

イグアノドン復元像の変遷 水晶宮に展示されたイグアノドンの模刻※特別展 恐竜図鑑

続いて1880年頃のイグアノドンです。

イグアノドンの化石が大量に発見されたことをきっかけに、その姿が大きく変わりました。

前肢は小さく、後肢は大きく二足歩行想定となり、鼻の上の角もなくなりましたね。

イグアノドン復元像の変遷 イグアノドン、クラシックスタイル※特別展 恐竜図鑑

そして恐竜ルネサンスの影響を受けたイグアノドンです。

前傾姿勢で尾を浮かせた姿となっています。

まるで違う生物のような姿に変わりましたね。

イグアノドン復元像の変遷 イグアノドン2010年※特別展 恐竜図鑑

貴重な絵画の数々も多数展示されています。

初めに展示されている絵画は「ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)」です。

古生物の生態を復元した史上初の絵画と言われる作品です。

そんな重要な絵画だけに、3つの作品が展示されていました。

こちらは、他の2作品の基となった水彩原画です。

ヘンリー・デ・ラ・ビーチによって描かれました。

ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)
ヘンリー・デ・ラ・ビーチ1830年水彩画・紙※特別展 恐竜図鑑

ヘンリー・デ・ラ・ビーチの水彩原画からジョージ・シャーフが版画化させたのがこちらの作品だそうです。

よく見ると古生物や植物が異なっているんですよね!

ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)
ジョージ・シャーフ1830年リトグラフ・紙※特別展 恐竜図鑑

そして、20年後にロバート・ファレンによる描かれた油彩がです。

どちらかというと、ジョージ・シャーフの版画をベースに描かれているようです。

ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)
ロバート・ファレン1850年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

この作品の中央に描かれているのはイクチオサウルスプレシオサウルスです。

プレシオサウルスに対してイクチオサウルスのサイズが非常に大きいですね。

ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)
ロバート・ファレン1850年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

上空にはプテロダクティルスが飛んでいます。

これらは、原画を描いたヘンリー・デ・ラ・ビーチの友人であるメアリーアニングが化石を発見した古生物たちです。

ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)
ロバート・ファレン1850年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

イグアノドンが初期に発見された恐竜ということもあり、多くの作品で描かれています。

こちらは1833年ジョージ・シャーフに描かれた「復元された爬虫類」という作品です。

水晶宮のイグアノドン」よりも前の作品であり、四肢が現生のワニやトカゲのように水平方向に生えています。

地面を這うように歩くその姿は、まさにイグアナのようです。

復元された爬虫類(サセックス州ティルゲートの森で発見された化石をもとに)
ジョージ・シャーフ 1833年水彩・鉛筆・掻き落とし・紙 ※特別展 恐竜図鑑

こちらは「イグアノドンの国」という作品です。

1837年ジョン・マーティンによって描かれました。

中央の3体は下からクロコダイル、イグアノドン、メガロサウルスです。

さらに右下には小さくプテロダクティルスも描かれています。

いずれも化石発見が非常に早かった生物ですね。

イグアノドンの国 ジョン・マーティン 1837年水彩・紙 ※特別展 恐竜図鑑

先程ご紹介した「水晶宮のイグアノドン」が再び登場です。

水晶宮に展示する実物大恐竜の制作を依頼されたベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ氏によるマケットです。

ブロンズ製で重厚感があります。

水晶宮のイグアノドン
ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ 1853年ブロンズ ※特別展 恐竜図鑑

そのウォーターハウス・ホーキンズ氏の作品が多数展示されています。

こちらは「ジュラ紀初期の海棲爬虫類」です。

イクチオサウルスプレシオサウルスが陸上で睨み合います。

先程ご紹介した「ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)」のイクチオサウルスプレシオサウルスのサイズ感に近いですね。

ジュラ紀初期の海棲爬虫類
ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ1876年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちらは「ジュラ紀の生き物—ヨーロッパ」です。

水辺にたくさんの古生物たちが集まっています。

ジュラ紀の生き物—ヨーロッパ
ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ1877年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

中央にはメガロサウルスと捕らえられたイグアノドンがいます。

ジュラ紀の生き物—ヨーロッパ
ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ1877年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちらは「白亜紀の生き物—ニュージャージー」です。

先程の「ジュラ紀の生き物—ヨーロッパ」と同様、たくさんの古生物たちが描かれています。

白亜紀の生き物—ニュージャージー
ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ1877年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

左奥の方で戦っているのは、ドリプトサウルスとハドロサウルスです。

白亜紀の生き物—ニュージャージー
ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ1877年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

Chapter2は「古典的恐竜像の確立と大衆化」です。

一般への普及に大きく影響を及ぼしたチャールズ・R・ナイトやズデニェク・ブリアンなどの作品が多数展示されています。

Chapter2 解説※特別展 恐竜図鑑

こちらは、ベルニサール炭鉱で発見された最初のイグアノドンを聖ゲオルギウス礼拝堂で復元した様子を記録したものだそうです。

多数の化石が発見されたことで、当初の四足歩行の姿ではなく、二足歩行の姿で復元されているのが分かりますね。

1882年、ナッサウ宮殿の聖ゲオルギウス礼拝堂で行われたベルニサール最初のイグアノドンの復元 レオン・ベッケル1882年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

チャールズ・R・ナイトの作品がずらっと展示されています。

こちら「ドリプトサウルス(飛び跳ねるラエラプス)」です。

恐竜ルネサンスが起きるずっと昔に、このような活発に動く恐竜を描いていたことには驚かされますね!

ドリプトサウルス(飛び跳ねるラエラプス)
チャールズ・R・ナイト1897年グアシュ・厚紙 ※特別展 恐竜図鑑

こちら「ステゴサウルス」です。

現在のステゴサウルスは、尾に2対のトゲがあるとされていますが、こちらの作品では尾のトゲが4対ありますね。

ステゴサウルス チャールズ・R・ナイト1901年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「ペルム紀—テキサス」です。

左側の小柄な生物がカセア、中央付近は全てディメトロドンかと思いきや、手前側の若干茶色い生物がエダフォサウルスです。

ペルム紀—テキサス チャールズ・R・ナイト1931年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「三畳紀南アフリカ」です。

左側がキノグナトゥス、右側がカンネメエリアです。

三畳紀南アフリカ
チャールズ・R・ナイト制昨年不詳 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「ジュラ紀コロラド」です。

大きく尾の長いアパトサウルスです。

奥の方のアパトサウルスは水に浸かっていますね。

ジュラ紀コロラド チャールズ・R・ナイト1931年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「白亜紀カンザス」です。

左側の翼竜プテラノドン、中央がティロサウルス、左側のカメがプロトステガです。

白亜紀カンザス チャールズ・R・ナイト1931年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「ジュラ紀イングランド」です。

プレシオサウルスステノプテリギウスです。

ジュラ紀イングランド
チャールズ・R・ナイト1930年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「白亜紀アルバータ」です。

左側手前がコリトサウルス、右側がエドモントサウルス、左奥がパラサウロロフスです。

また、会場での表示はありませんでしたが、調べたところ中央手前の鎧竜はパノプロサウルス、中央奥はストルティオミムスです。

白亜紀アルバータ チャールズ・R・ナイト1931年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「三畳紀—モンタナ」です。

ついに登場!トリケラトプスティラノサウルスです!

トリケラトプスと対峙したティラノサウルスは前傾姿勢ですが、奥にいるティラノサウルスは背筋をピンとして尾を地につけていますね。

白亜紀—モンタナ チャールズ・R・ナイト1928年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

続いてトレーディングカード「太古の動物」の展示です。

チョコレート会社テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニーが1902年~1916年に製作したものだそうです。

チョコレートの付録にトレーディングカードが付いていたんですね。

こちらは、そのチョコレートのパッケージに書かれたプテラノドンです。

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 プテラノドン表紙
ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

トレーディングカードの第1期と第3期の原画を担当したのはハインリヒ・ハーダー氏です。

先程の外箱のプテラノドンも描いたハインリヒ・ハーダー氏を見ていきます。

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」
巨大アルマジロ ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 翼竜
ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 デイノテリウム
ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 ステゴサウルス
ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 カモノハシ竜
ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 巨大翼竜プテラノドン
ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 爬虫類のような鳥、アーケオプテリクス ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 魚竜
ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 ディプロドクス
ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 三葉虫
ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」 アンモナイト
ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」石炭林の中のアルケゴサウルス ハインリヒ・ハーダー1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

続いて、トレーディングカードの第2期の原画を担当したF・ジョン氏の作品を見ていきましょう。

このF・ジョン氏は正体不明の画家として紹介されていました。

ミステリアスですね~。

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」コンプソグナトゥス
F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」捕食恐竜
F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」ノトサウルス
F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」ディメトロドン
F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」ティロサウルス
F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」トリケラトプス
F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」マンモス
F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」ステラーカイギュウ
F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」ゲオサウルス
F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」ディニクティス
F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

テオドール・ライヒャルト・カカオ・カンパニー「太古の動物」プロントルニス・ブルメイステリ F・ジョン1916年 リトグラフ・紙 ※特別展 恐竜図鑑

次にズデニェク・ブリアンの作品展示に移ります。

こちら「シルル紀の海の生き物」です。

実際にこんな世界が広がっていたのかもしれませんね。

背景の無数のウミユリがとても幻想的な雰囲気を作り出しています。

シルル紀の海の生き物 ズデニェク・ブリアン1951年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「ダンクルオステウスとクラドセラケ」です。

クラドセラケと比較してダンクルオステウスがかなり大きく描かれていますが、最近の研究ではもう少し小さかったようですね。

ダンクルオステウスとクラドセラケ
ズデニェク・ブリアン1967年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「コンプソグナトゥス・ロンギペスとアーケオプテリクス・リトグラフィカ」です。

青色が美しい始祖鳥とそれを見上げるコンプソグナトゥスが印象的です。

Chapter2 コンプソグナトゥス・ロンギペスとアーケオプテリクス・リトグラフィカ
ズデニェク・ブリアン1950年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「ディメトロドン・リンバトゥス」です。

現在のディメトロドンの復元と大きな違いがないように見えます。

ディメトロドン・リンバトゥス
ズデニェク・ブリアン1965年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「アントロデムス・バレンスとステゴサウルス・ステノプス」です。

アントロデムスは、アロサウルスのことですね。

やはり、アロサウルスは背筋がピンとして描かれていますね。

一方、ステゴサウルスの尾のトゲは2対となっていて、現代の復元と同じです。

アントロデムス・バレンスとステゴサウルス・ステノプス
ズデニェク・ブリアン1950年 油彩・板 ※特別展 恐竜図鑑

こちら「イグアノドン・ベルニサルテンシス」です。

イグアノドンが二足歩行で描かれていますね。

イグアノドン・ベルニサルテンシス
ズデニェク・ブリアン1950年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちら「ティロサウルス・ディスペロルと エラスモサウルス・プラティウルス」です。

荒れ狂う海で睨み合う2体がカッコいいです!

ティロサウルス・ディスペロルとエラスモサウルス・プラティウルス
ズデニェク・ブリアン1963年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

ティロサウルス・ディスペロルとエラスモサウルス・プラティウルス
ズデニェク・ブリアン1963年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

ティロサウルス・ディスペロルとエラスモサウルス・プラティウルス
ズデニェク・ブリアン1963年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

Chapter3は「日本の恐竜受容史」です。

欧米から日本に移入した恐竜のイメージが芸術・教育・娯楽などの分野に広がり多くの作品が生れました。

ここでは、日本製の恐竜作品が紹介されています。

ただ、撮影できる作品が大幅に減ります。

Chapter3 解説※特別展 恐竜図鑑

こちらは、島津製作所さんが製作した「前世紀動物模型」です。

島津製作所さんが恐竜模型を製作していたなんて初めて知りました!

「前世紀動物模型」は15体セットで60円(現在の約24万円)で販売されていたそうです。

しかし、現存するのは15体中9体のみとのことです。

前世紀動物模型 島津製作所1912~45年 ※特別展 恐竜図鑑

こちらは「ドリプトサウルス(ラエラプス)」です。

鈍重な印象を受ける姿をしていますね。

前世紀動物模型 ドリプトサウルス(ラエラプス) 島津製作所1912~45年 ※特別展 恐竜図鑑

ステゴサウルス」です。

全体的に丸みを帯びていて、愛嬌のある顔立ちをしています。

前世紀動物模型 ステゴサウルス 島津製作所1912~45年 ※特別展 恐竜図鑑

ブロントサウルス」です。

現在ではアパトサウルスと呼ばれていますね。

胴体に対して首が短めですね。

前世紀動物模型 ブロントサウルス 島津製作所1912~45年 ※特別展 恐竜図鑑

続いて篠原愛さんの「ゆりかごから墓場まで」です。

なんというインパクト!

朽ち果てた恐竜は、モノロフォサウルスだそうです。

ゆりかごから墓場まで 篠原愛2010-11年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

続いて福沢一郎さんの「爬虫類はびこる」です。

獣脚類が我が物顔で歩いています。

爬虫類はびこる 福沢一郎1974年 アクリル・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

一方、こちらは同じく福沢一郎さんの「爬虫類滅びる」です。

骨となった獣脚類の後肢周辺に小さな哺乳類が多数います。

この2つの作品は、日本の派閥政治を風刺したものなんだそうです。

爬虫類滅びる 福沢一郎1974年 アクリル・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちらは立石紘一さんの「アラモのスフィンクス」です。

こちらも風刺画で、自由の女神となった恐竜が星条旗はためくピラミッドを中国を表す虎から守っているのだそうです。

アラモのスフィンクス 立石紘一1966年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

Chapter4は「科学的知見によるイメージの再構築」です。

恐竜ルネサンス及びそれ以降の科学的知見の刷新を受けた新たな恐竜の姿を描いた作品が展示されています。

Chapter4 解説※特別展 恐竜図鑑

パレオアート画家である小田隆さんの作品が展示されています。

こちらは「追跡1」です。

オメイサウルスをスゼチュアノサウルスが"追跡"していますね。

追跡1 小田隆2000-01年 アクリル・紙 ※特別展 恐竜図鑑

続いて「饗宴」です。

手前ではマメンチサウルスをヤンチュアノサウルスが食べていて、奥の方にはトゥオジャンゴサウルスが横切っています。

饗宴 小田隆2000-01年 アクリル・紙 ※特別展 恐竜図鑑

続いて「アンハングエラ」です。

翼を広げた姿が横に長い作品として描かれています。

しっかりと獲物をキャッチしていますね!

アンハングエラ 小田隆2008年 アクリル・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

アンハングエラ 小田隆2008年 アクリル・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

恐竜の復元模型も多数展示されていました。

こちらは古生物復元模型作家の徳川広和さんが製作した「シノサウロプテリクス」です。

尾の縞模様は近代の研究結果が繁栄されていますね。

シノサウロプテリクス 徳川広和2022年 石粉年度 ※特別展 恐竜図鑑

こちらも徳川広和さんが製作した「篠山層群ティラノサウルス上科」と「タンバティタニス・アミキティアエ」です。

日本でもこのような光景が見られたのかもしれませんね。

篠山層群ティラノサウルス上科・タンバティタニス
徳川広和2015年 石粉年度 ※特別展 恐竜図鑑

最後にフォトスポットが設置されています。

先程ご紹介した荒木一成氏制作の「水晶宮のイグアノドン」模型を拡大したものだそうです。

これは記念撮影したくなりますね~♪

水晶宮のイグアノドンの拡大模型 荒木一成 ※特別展 恐竜図鑑

水晶宮のイグアノドンの拡大模型 荒木一成 ※特別展 恐竜図鑑

同一の種であっても、その後の新たな化石発掘や研究により、我々の頭の中でその姿を変えていった恐竜たち。

現在において想像/創造されているものとは異なる姿をした恐竜たちは、独特の存在感を放っていました。

想像以上に色々学べた特別展でした!

 

動画もご覧ください。