Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物紹介】ナウマンゾウ

今回は、ナウマンゾウをご紹介します。

 

アフリカゾウアジアゾウに近い種であるナウマンゾウ

第四紀更新世の時代に日本にも生息していました。

名前は、ナウマンゾウの研究を行った地質学者、ナウマン博士の名に由来します。

一方で学名であるPalaeoloxodon naumanniは、アフリカゾウの学名に由来する
"loxodon"に古代を意味する"Palaeo"を頭に、ナウマンを表す"naumanni"を後ろに付けたものです。

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小型のゾウであるナウマンゾウ全身復元骨格(茨城県立自然博物館)


4.0~4.5m、肩までの高さが2.5~3.0mで、ゾウ科としては小型です。

 

身体は小型ですが、とても立派な牙を持ちます。

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非常に大きく立派な牙 ナウマンゾウ全身復元骨格(栃木県立博物館)

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出っ張る"おでこ" ナウマンゾウ頭部(国立科学博物館)


また、頭部の中でおでこがグッと前に張り出しています。

これもナウマンゾウの特徴と言えます。

 

石器を駆使する人類によって狩られ急速に数を減らし絶滅してしまいました。

とても残念ですが、博物館などでその独特な姿を目にすることができます。

 

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ナウマンゾウ復元模型(茨城県立自然博物館)

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ナウマンゾウ全身復元骨格(葛生化石館)

展示している博物館は非常に多いです。

是非、博物館に足を運んでみてください!!

 

動画もご覧ください。