今回は、大阪市立自然史博物館(Osaka Museum of Natural History)の紹介です。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
施設名:大阪市立自然史博物館
料金:大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下無料
主な古生物:ヤベオオツノジカとナウマンゾウの復元模型と全身骨格
その他:古生物や現生動物の様々な標本が展示されている
★おススメ度 Aランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・とてもリアルなヤベオオツノジカとナウマンゾウの復元模型が展示されている
・マチカネワニやケナガマンモス、アロサウルスなど多くの全身骨格が展示されている
・魚類やアンモナイトなど、幅広い化石が展示されている
×マイナス点
・恐竜ロボットなどの展示はない
・実物の全身骨格は福井県立恐竜博物館などと比べると少ない
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大阪市立自然史博物館は、長居公園内にあります。
この長居公園はとにかく広い!
総面積が66.3haだそうです!
ディノアドベンチャー名古屋のある大高緑地(約104.6ha)と豊橋市自然史博物館のあるのんほいパーク(約39.6ha)の間ですね。
サイクリングしたり、ウォーキングしたりと、運動に丁度よいですね!
さぁ、博物館の案内表示が見えてきました。
入場料を支払うと大阪市立自然史博物館と大阪市立長居植物園の両方に入館・入園することができるのです!
周囲も植物に囲まれています。
そして、こちらの植物に覆われた建物が大阪市立自然史博物館と大阪市立長居植物園の入口になっています。
入場料もこちらで支払います。
こちらが博物館前です。
いきなり3体の全身骨格が登場です!
中央にいるのはナガスクジラです。
ここでは「ナガスケ」と名付けられています。
その後方にいるのは、マッコウクジラの「マッコ」とザトウクジラの「ザットン」です。
入館してすぐにお出迎えしてくれるのが大型陸生哺乳類の2体。
向かって左側はヤベオオツノジカ、右側がナウマンゾウです。
2体とも全身骨格はよく見かけますが、こんな立派な復元模型はなかなか見られないですよね~!
その後方の壁には大きなワニの姿が・・・。
マチカネワニの全身骨格です。
まるで竜のようです!
さぁ、古生物たちがたくさんいる第2展示室です。
テーマは「地球と生命の歴史」です。
見てください!古生物たちがこちらに向かって歩いて来るようです!
密度が凄いですね!
この古生物の大群を周囲をぐるっと回りながら観察することができます。
向かって左側には新生代の古生物たち、向かって右側には主に恐竜たちが並んでいます。
1体ずつ見てみましょう。
入口でお出迎えしてくれた3体の古生物たちがいます。
こちらはナウマンゾウの頭骨です。
そして、その後ろにはナウマンゾウの全身骨格です。
前方に突き出た牙が印象的です。
その後方にはヤベオオツノジカです。
周囲のゾウ類に遜色がないくらい体高がありますね!
こちらはマチカネワニの全身骨格です。
入口で出迎えてくれたマチカネワニは壁に沿って泳いでいるようでしたが、こちらは地に足を付けて歩いでいるようです。
こちらはケナガマンモスの全身骨格です。
隣のナウマンゾウと比べて大きいですね~。
牙も大きく湾曲しています。
牙が緩やかなカーブで上方向に伸びていますね。
その手前にはオオナマケモノです。
メガロニクスだそうです。
こちらはコウガゾウです。
頭骨のみですが、あまりにも大きくインパクト抜群です。
その隣にはアケボノゾウの全身骨格です。
現生のゾウと比べてもとても小柄なのが特徴です。
こちらはデスモスチルスです。
2体並んでいます。
恐竜のゾーンに入っていきます。
こちらはオヴィラプトルの卵です。
ここから頭骨展示が連続します。
こちらはトリケラトプスの頭骨です。
続いてエドモントサウルスの頭骨です。
ここではアナトティタンと呼ばれています。
ティラノサウルスの頭骨です。
かなり赤茶色っぽい色合いをしていました。
続いてディプロドクスの頭骨です。
こちらはカマラサウルスの頭骨です。
こちらはオルニトミムスです。
発掘時にこんなにクッキリと全身の骨格が現れたら最高ですよね~!
こちらはステゴサウルスの全身骨格です。
小さな頭部や背の骨板、尾のスパイクなどの特徴が正面・側面からじっくり観察できますよ~。
こ
ちらはアロサウルスの全身骨格です。
背筋を伸ばしたスタイルで頭部は見上げる高さにあります。
その頭上にはプテラノドンの全身骨格です。
こんな大型翼竜が空を飛んでいたなんて凄い時代ですよね!
その周囲にも古生代の古生物など多数の展示があります。
こちらはディメトロドンです。
ペルム紀を代表する古生物です。
こちらはリカエノプスの全身骨格です。
こちらはイノストランケヴィアの頭骨です。
やはりペルム紀の単弓類です。
こちらはシームリアの全身骨格です。
結構見かけますね。
こちらはエリオプスの全身骨格です。
ペルム紀の古生物たちが充実していますね。
魚類もいくつか展示されていました。
こちらはボトリオレピスです。
硬い甲羅に覆われていますね。
こちらはコッコステウスです。
頭部が頑丈です。
復元模型の展示もあります。
こちらはプテラスピスです。
その隣にはコッコステウスです。
こちらはリノプテラスピスです。
3体が集まった状態で化石になったようですよ。
こちらはユーステノプテロンです。
ヒレが発達した魚類ですね。
こちらはパランブリプテルスです。
恐竜など中生代の展示もまだまだあります。
こちらはコエロフィシスの全身骨格です。
こちらはオルニソレステスの全身骨格です。
翼竜も充実しています。
こちらはプテロダクティルスの全身骨格です。
プテロダクティルスは2体いました。
こちらはランフォリンクスです。
小型翼竜の印象がありますが、翼が立派ですね。
こちらはカンピログナトイデスです。
翼竜たちのとなりには始祖鳥もいました。
魚竜もいました。
日本で見つかった代表的な魚竜ですね
アンモナイトも多数展示されていました。
こちらはパキディスカスです。
複数展示されていました。
こちらはゴードリセラスです。
ユニークな姿をしたニッポニテスです。
こちらはプラセンチセラスです。
モササウルスに噛まれたと思われる痕が付いています。
こちらもプラセンチセラスです。
かなり大型です。
この大きさのアンモナイトがたくさん泳いでいた海を想像すると凄い風景ですよね。
アンモナイトの隣にはイノセラムスがいました。
大型の二枚貝ですね。
さらにその隣にはビンクティファーがいました。
鱗の形までしっかり残っていますね。
大型古生物が行進しているかのような展示が印象的でした。
また、お出迎えしてくれるヤベオオツノジカとナウマンゾウの復元模型はリアルで迫力があります。
是非、皆さんもたくさんの古生物たちに会いに訪れてみてください。