Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物スポット】大阪市立自然史博物館(Osaka Museum of Natural History)

今回は、大阪市立自然史博物館(Osaka Museum of Natural History)の紹介です。

第2展示室 地球と生命の歴史 古生物全身骨格(大阪市立自然史博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:大阪市立自然史博物館

場所:大阪市東住吉区長居公園1-23

料金:大人300円、高校生・大学生200円、中学生以下無料

主な古生物:ヤベオオツノジカナウマンゾウの復元模型と全身骨格

その他:古生物や現生動物の様々な標本が展示されている

★おススメ度 Aランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・とてもリアルなヤベオオツノジカナウマンゾウの復元模型が展示されている

古生代中生代新生代の様々な古生物が展示されている

マチカネワニケナガマンモスアロサウルスなど多くの全身骨格が展示されている

・魚類やアンモナイトなど、幅広い化石が展示されている

 

×マイナス点

・恐竜ロボットなどの展示はない

・実物の全身骨格は福井県立恐竜博物館などと比べると少ない

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

大阪市立自然史博物館は、長居公園内にあります。

長居公園風景 公園名表示

この長居公園はとにかく広い!

総面積が66.3haだそうです!

ディノアドベンチャー名古屋のある大高緑地(約104.6ha)と豊橋市自然史博物館のあるのんほいパーク(約39.6ha)の間ですね。

サイクリングしたり、ウォーキングしたりと、運動に丁度よいですね!

長居公園風景

さぁ、博物館の案内表示が見えてきました。

大阪市長居植物園と隣接しています。

長居公園 大阪市立自然史博物館案内

入場料を支払うと大阪市立自然史博物館大阪市長居植物園の両方に入館・入園することができるのです!

大阪市立自然史博物館標識

周囲も植物に囲まれています。

大阪市立自然史博物館 周辺環境

そして、こちらの植物に覆われた建物が大阪市立自然史博物館大阪市長居植物園の入口になっています。

入場料もこちらで支払います。

大阪市立自然史博物館入口

こちらが博物館前です。

いきなり3体の全身骨格が登場です!

中央にいるのはナガスクジラです。

ここでは「ナガスケ」と名付けられています。

その後方にいるのは、マッコウクジラの「マッコ」とザトウクジラの「ザットン」です。

大阪市立自然史博物館前の3体のクジラ全身骨格

入館してすぐにお出迎えしてくれるのが大型陸生哺乳類の2体。

向かって左側はヤベオオツノジカ、右側がナウマンゾウです。

2体とも全身骨格はよく見かけますが、こんな立派な復元模型はなかなか見られないですよね~!

ヤベオオツノジカ・ナウマンゾウ復元模型(大阪市立自然史博物館)

その後方の壁には大きなワニの姿が・・・。

マチカネワニの全身骨格です。

まるで竜のようです!

マチカネワニ全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

さぁ、古生物たちがたくさんいる第2展示室です。

テーマは「地球と生命の歴史」です。

第2展示室 地球と生命の歴史 入口(大阪市立自然史博物館)

見てください!古生物たちがこちらに向かって歩いて来るようです!

密度が凄いですね!

この古生物の大群を周囲をぐるっと回りながら観察することができます。

向かって左側には新生代の古生物たち、向かって右側には主に恐竜たちが並んでいます。

第2展示室 地球と生命の歴史 古生物全身骨格(大阪市立自然史博物館)

1体ずつ見てみましょう。

入口でお出迎えしてくれた3体の古生物たちがいます。

こちらはナウマンゾウの頭骨です。

ナウマンゾウ頭骨レプリカ(大阪市立自然史博物館)

そして、その後ろにはナウマンゾウの全身骨格です。

前方に突き出た牙が印象的です。

ナウマンゾウ全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

その後方にはヤベオオツノジカです。

周囲のゾウ類に遜色がないくらい体高がありますね!

ヤベオオツノジカ全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはマチカネワニの全身骨格です。

入口で出迎えてくれたマチカネワニは壁に沿って泳いでいるようでしたが、こちらは地に足を付けて歩いでいるようです。

マチカネワニ全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはケナガマンモスの全身骨格です。

隣のナウマンゾウと比べて大きいですね~。

牙も大きく湾曲しています。

ケナガマンモス全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらもデカい!アメリカマストドンです。

牙が緩やかなカーブで上方向に伸びていますね。

アメリカマストドン全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

その手前にはオオナマケモノです。

メガロニクスだそうです。

オオナマケモノ(メガロニクス)全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはコウガゾウです。

頭骨のみですが、あまりにも大きくインパクト抜群です。

コウガゾウ頭骨レプリカ(大阪市立自然史博物館)

その隣にはアケボノゾウの全身骨格です。

現生のゾウと比べてもとても小柄なのが特徴です。

アケボノゾウ全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはデスモスチルスです。

2体並んでいます。

デスモスチルス全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

恐竜のゾーンに入っていきます。

こちらはオヴィラプトルの卵です。

オヴィラプトル類 卵レプリカ(大阪市立自然史博物館)

ここから頭骨展示が連続します。

こちらはトリケラトプスの頭骨です。

トリケラトプス頭骨レプリカ(大阪市立自然史博物館)

続いてエドモントサウルスの頭骨です。

ここではアナトティタンと呼ばれています。

アナトティタン(エドモントサウルス)頭骨レプリカ(大阪市立自然史博物館)

ティラノサウルスの頭骨です。

かなり赤茶色っぽい色合いをしていました。

ティラノサウルス頭骨レプリカ(大阪市立自然史博物館)

続いてディプロドクスの頭骨です。

ディプロドクス頭骨レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはカマラサウルスの頭骨です。

カマラサウルス頭骨レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはオルニトミムスです。

発掘時にこんなにクッキリと全身の骨格が現れたら最高ですよね~!

オルニトミムス全身骨格模型(大阪市立自然史博物館)

こちらはステゴサウルスの全身骨格です。

小さな頭部や背の骨板、尾のスパイクなどの特徴が正面・側面からじっくり観察できますよ~。

 

ステゴサウルス全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

ちらはアロサウルスの全身骨格です。

背筋を伸ばしたスタイルで頭部は見上げる高さにあります。

アロサウルス全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

その頭上にはプテラノドンの全身骨格です。

こんな大型翼竜が空を飛んでいたなんて凄い時代ですよね!

プテラノドン全身骨格レプリカ ※モササウルス歯型あり(大阪市立自然史博物館)

その周囲にも古生代の古生物など多数の展示があります。
こちらはディメトロドンです。

ペルム紀を代表する古生物です。

ディメトロドン全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはリカエノプスの全身骨格です。

ディメトロドン同様にペルム紀の単弓類ですね。

リカエノプス全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはイノストランケヴィアの頭骨です。

やはりペルム紀の単弓類です。

イノストランケヴィア頭骨標本(大阪市立自然史博物館)

こちらはシームリアの全身骨格です。

結構見かけますね。

シームリア(セイムリア)全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはエリオプスの全身骨格です。

ペルム紀の古生物たちが充実していますね。

エリオプス全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

魚類もいくつか展示されていました。

こちらはボトリオレピスです。

硬い甲羅に覆われていますね。

ボトリオレピス実物化石(大阪市立自然史博物館)

こちらはコッコステウスです。

頭部が頑丈です。

コッコステウス実物化石(大阪市立自然史博物館)

復元模型の展示もあります。

こちらはプテラスピスです。

プテラスピス復元模型(大阪市立自然史博物館)

その隣にはコッコステウスです。

コッコステウス実物化石(大阪市立自然史博物館)

こちらはリノプテラスピスです。

3体が集まった状態で化石になったようですよ。

リノプテラスピス実物化石(大阪市立自然史博物館)

こちらはユーステノプテロンです。

ヒレが発達した魚類ですね。

ユーステノプテロン復元模型(大阪市立自然史博物館)

ユーステノプテロン実物化石(大阪市立自然史博物館)

こちらはパランブリプテルスです。

パランブリプテルス実物化石(大阪市立自然史博物館)

恐竜など中生代の展示もまだまだあります。

こちらはコエロフィシスの全身骨格です。

シーロフィシス(コエロフィシス)全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはオルニソレステスの全身骨格です。

オルニソレステス全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

翼竜も充実しています。

こちらはプテロダクティルスの全身骨格です。

プテロダクティルス化石レプリカ(大阪市立自然史博物館)

プテロダクティルスは2体いました。

プテロダクティルス化石レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはランフォリンクスです。

小型翼竜の印象がありますが、翼が立派ですね。

ランフォリンクス化石レプリカ(大阪市立自然史博物館)

こちらはカンピログナトイデスです。

あまり見かけませんがジュラ紀翼竜ですね。

カンプログナサス(カンピログナトイデス)化石レプリカ(大阪市立自然史博物館)

翼竜たちのとなりには始祖鳥もいました。

アーケオプテリクス化石レプリカ(大阪市立自然史博物館)

魚竜もいました。

こちらはウタツギョリュウです。

日本で見つかった代表的な魚竜ですね

タツギョリュウ化石レプリカ(大阪市立自然史博物館)

アンモナイトも多数展示されていました。

こちらはパキディスカスです。

複数展示されていました。

アンモナイト】パキデジスカス実物化石(大阪市立自然史博物館)

アンモナイト】パキデジスカス実物化石(大阪市立自然史博物館)

こちらはゴードリセラスです。

アンモナイト】ゴードリセラス実物化石(大阪市立自然史博物館)

ユニークな姿をしたニッポニテスです。

アンモナイト】ニッポニテス実物化石(大阪市立自然史博物館)

こちらはプラセンチセラスです。

モササウルスに噛まれたと思われる痕が付いています。

アンモナイト】プラセンチセラス実物化石
※モササウルス歯型あり(大阪市立自然史博物館)

こちらもプラセンチセラスです。

かなり大型です。

アンモナイト】プラセンチセラス実物化石(大阪市立自然史博物館)

大型アンモナイトと言えばユーパキディスカスです。

この大きさのアンモナイトがたくさん泳いでいた海を想像すると凄い風景ですよね。

アンモナイト】ユーパキディスカス実物化石(大阪市立自然史博物館)

アンモナイトの隣にはイノセラムスがいました。

大型の二枚貝ですね。

イノセラムス実物化石(大阪市立自然史博物館)

さらにその隣にはビンクティファーがいました。

鱗の形までしっかり残っていますね。

ビンクティファー実物化石(大阪市立自然史博物館)

大型古生物が行進しているかのような展示が印象的でした。

また、お出迎えしてくれるヤベオオツノジカとナウマンゾウの復元模型はリアルで迫力があります。

是非、皆さんもたくさんの古生物たちに会いに訪れてみてください。