過去に当ブログ及びYoutubeでご紹介した古生物スポットをご紹介しています。
色分けは、Sランク(紫)⇒Aランク(赤)⇒Bランク(オレンジ)⇒Cランク(黄色)⇒Dランク(緑)⇒Eランク(青)の順でおススメです。
個人的な評価ですが、展示古生物の数、大きさ、リアルさ、動きなどを評価対象としています。
随時更新していきます。
過去に当ブログ及びYoutubeでご紹介した古生物スポットをご紹介しています。
色分けは、Sランク(紫)⇒Aランク(赤)⇒Bランク(オレンジ)⇒Cランク(黄色)⇒Dランク(緑)⇒Eランク(青)の順でおススメです。
個人的な評価ですが、展示古生物の数、大きさ、リアルさ、動きなどを評価対象としています。
随時更新していきます。
今回は、東京サイエンスさんの化石発掘クリーニングセット パートⅢ 新生代篇をご紹介します。
以前ご紹介したパートⅠは古生代の化石を、パートⅡは中生代の化石を発掘できましたが、今回のパートⅢは新生代の化石が発掘体験できるセットです。
パートⅠ、パートⅡと同様に、いずれも本物の化石が発掘できます。
内容物は次の通りです。
説明書、ケース、ラベル、タガネ、化石入りの砂ブロック。
こちらは、化石の入った砂ブロックです。
砂を固めたもので、削りやすいような構造になっています。
同封されていたタガネを使って削っていきます。
どこに化石が入っているのか分からないので、まずは表面を手当たり次第に削って行って、化石の在りかを探します。
化石の一部と思われるものが顔を出しました。
この周辺を中心に削っていきます。
綺麗な琥珀が姿を現しました。
あと一息です。
取り出せました。
少し砂が付いていますが、綺麗な琥珀です。
次の化石を探して、削りを継続します。
化石らしきものが見つかり、一気に取り出そうと力を入れた瞬間!
あっ!!
化石が割れた!!
サメの歯の化石でした。
3つに破断しています。
先端部分が砂に入った状態で力を入れたため、割れてしまいました。
気を取り直して、最後の一つを探します。
しばらく削っていくと、茶色くて平らな物体が姿を現しました。
丸い化石が出てきました。
カヘイ石です。
有孔虫の化石で、名称の通り貨幣のような姿をしていますね。
ケースに入れてみました。
サメの歯だけでなく、琥珀も少し表面が削れていたため、欠片もケースに入れておきました。
割れていても、このようにケースに収納するとかなり見栄えが良いですね。
今回は化石が破断するという失敗をしてしまいました。
化石発掘の難しさを痛感させられました。
そんなことを学ぶことができるこちらの商品は素晴らしいですね!
是非、皆さんも体験してみてください。
動画もご覧ください。
今回は、カマラサウルスをご紹介します。
基本情報
名前:カマラサウルス
学名:Camarasaurus
分類:竜脚下目カマラサウルス科
時代:ジュラ紀後期
場所:北アメリカ
体長:9~20m
食性:草食
カマラサウルスはジュラ紀後期に北アメリカ大陸に生息した竜脚類です。
1877年にアメリカのコロラド州でオラメル W ルーカスが初めてカマラサウルスの脊椎骨を発見しました。
その後、エドワード ドリンカー コープがこの化石を購入し研究を行いました。
椎骨に空胞があることから、"空洞のトカゲ"を意味するカマラサウルスと名付けられました。
"カマラ"=空洞
"サウルス"=トカゲ
ただし、名前の由来となった脊椎の空洞は、その後に発見された他の竜脚類にも見られることが発覚していきます。
カマラサウルスに限られた特徴というわけではなかったのですね。
カマラサウルスは、最初の発見以降、かなりたくさんの化石が発掘されています。
アロサウルスやステゴサウルス等が見つかるモリソン類層ではたくさんの竜脚類も発見されています。
その竜脚類の中で最も発見されているのがカマラサウルスなのです。
先ほどご紹介した、名前の由来にものなった椎骨に空胞は、他の竜脚類にもみられる特徴でしたが、カマラサウルスは他の竜脚類とは異なる特徴も持っています。
こちらはディプロドクスの全身骨格です。
背骨から突起が出ているのが分かります。
そして、こちらはカマラサウルスの全身骨格です
背の上には棘突起が見られません
これはカマラサウルスの特徴といえます
カマラサウルスは頭部も特徴的です
縦長で鼻が低くて平らな顔をしています
そして、スプーン型の歯は、植物をそぎとって食べるのに役立ちました。
数多くの化石が発見されているカマラサウルス。
個性的な特徴を持った竜脚類です。
是非、博物館などで化石を観察してみてください!
動画もご覧ください。
今回は、埼玉県戸田市にある戸田市児童センターこどもの国をご紹介します。
★おススメ度 Dランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・恐竜が5体いる。
・いずれも個性的な姿をしている。
×マイナス点
・リアルさはなく、竜脚類や獣脚類は種の特定ができない。
・動いたり、吠えたりはしない。
・サイズは小さめ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こちらの児童センターは、建物の中にプレイルームや屋内砂場など、遊びの場が多数あります。
また、屋外にも大型の遊具が設置されていたり、恐竜たちがいたりと、子供たちが大喜びの施設となっています。
恐竜のいるエリアに向かいます。
こちらは、3体の恐竜たちが集まっています。
まずは、頭部の角が3本あるこちらの恐竜。
トリケラトプスでしょうね。
角の先端は丸みを帯びています。遊ぶ子供たちが怪我をしないように配慮しているのかもしれませんね。
緑色と青色をしています。
緑色の竜脚類です。
前肢が長くないので、ブラキオサウルスではなさそうですが・・・。
ちょっと種は特定できませんね。
青色の竜脚類です。
尾がとっても長いです。
緑色の竜脚類と比べると少し全長が大きいようです。
う~ん、ディプロドクスでしょうか?
やはり特定はできませんね。
少し離れたところに、獣脚類がいます。
鋭い歯がびっしり並んでいます。
前肢の指が3本あるので、ティラノサウルスではないようです。
アロサウルスなのかな~・・・
後肢はかなり細いですね。
さらに進んでいくと、残りの1体の後ろ姿が見えてきます。
こちらはステゴサウルスでしょう。
板骨の青色が鮮やかです。
また、尾には自慢の2対の棘がありますね。
恐竜たちは少し小柄で、個性的な姿をしていました。
子どもたちは、恐竜がいて遊具もたくさんあるこちらの施設はとっても楽しい遊び場でしょう。
ぜひ、お子さんと遊びに来てみてください!
動画もご覧ください。
今回は、東京都渋谷区にある渋谷ヒカリエで開催している恐竜イベントをご紹介します。
"ディノサファリ2022~未来のヒカリ~"です。
普段なかなか行くこともない、渋谷ヒカリエ。
地上34階、地下4階ですって!
高いですね~!最上階が見えません。
一番早い公演時間ですと、渋谷ヒカリエのほとんどのフロアが開いていません。
会場は9階のヒカリエホールAですが、そこにたどり着くには駅側のエレベーターで11階まで上がって、そこからエスカレーターもしくは階段で9階まで下ります。
いや~、迷ってしまいました。
会場に向かうまでに、ディノサファリのポスターが掲示されていました。
楽しみですな~♪
ディノサファリの見どころは何と言ってもON-ARTさんが開発した"恐竜型メカニカルスーツ"です!
とってもリアルな恐竜たちによる大迫力のイベントなんです!
ディノサファリは2021年にも開催されましたが、コロナ感染拡大に対する緊急事態宣言が発出された影響で3日間のみの幻の公園となってしまいました。
その前年の2020年は、完全に中止となりました。
憎きコロナ!
とにもかくにも、久しぶりのフル開催となりそうな2022年のディノサファリ。
楽しみにしていた方々がたくさんおられたと思います。
ホールの入口は金網に囲まれ、恐竜注意の標識が設置されています。
気分を盛り上げてくれますね~♪
ホール前には、とってもリアルな恐竜のイラストが多数展示されています。
今回、私が購入したチケットは、芝アリーナですよ~♪
このイラストは、恐竜が大好きで恐竜のイラストを描いてYoutubeで配信している
"チャンネルD"さんの作品です。
チャンネルDさんの画力は、どんどんレベルアップしていますね!
座席は、より恐竜たちに近い芝アリーナ席と、その後方にあるアリーナ席A、B、Cに分かれます。
芝エリアは、その名の通り人工芝で区切られていて、座席も人工芝のクッションになっています。
自然の中で恐竜に出会えるかのような工夫ですね。
私は、芝エリアのチケットを購入しましたよ~!
こちらは、芝アリーナ席のチケットを購入した方限定の特典です!
中はディノサファリ2022に登場する恐竜たちの紹介や、ON-ARTさんのこれまで開発した恐竜メカニカルスーツの歴史が紹介されています。
公演が始まるまでの間、こちらを読んで待ちます。
会場には、開園前から恐竜が1体倒れています。
羽毛の生えたラプトルのようです。
かなり大きな傷があります。
他の恐竜に襲われたのでしょうか?
周囲はチェーンに囲まれていて、触ることはできません。
それでも、ラプトルの周囲は来場した方々で人だかりになります。
公演直前になると、会場はスモークで満たされます。
恐竜が登場しそうな雰囲気になってきました!
観客席の間からユタラプトル登場です!
かなり観客から近い位置を通ります。
そして、目の前まで歩いて来てくれました!
いきなり大サービスです♪
ディノサファリ2022では、6種8体の恐竜が登場します。
まず、登場したのが4.8mのユタラプトル2体です。
全長6.4mのアロサウルスです。
全長7.0mのステゴサウルスです。
全長9.0mのスコミムスです。
ディノサファリ2022最大の恐竜メカニカルスーツです。
スコミムスもかなり近づいて来てくれました!
全長8.0mティラノサウルスです。
親子のトリケラトプスです。子どもが全長3.0m、親が全長6.6mです。
ディノサファリは、デュケーション(教育)とエンターテインメント(娯楽)をコンセプトとしたイベントです。
恐竜たちの迫力ある姿を楽しむだけでなく、恐竜について学ぶことができるのです!
恐竜関する解説やクイズが開催されたりと結構勉強になります。
"ヒカリエホールB"には展示エリアと物販エリアが設けられています。
まずは、展示エリアである「ディノサファリのミニ恐竜たち展」です。
2020年12月に開催された「ディノアライブの恐竜たち展」のミニバージョンです。
展示内容はシンプルで、ディノアライブのこれまでの軌跡と、恐竜メカニカルスーツ2体の展示です。
展示されている恐竜メカニカルスーツは、フクイラプトルとフクイサウルスです。
どちらも動きませんが、とってもリアルです。
物販エリアのDINOバザールです。
とにかく混雑しています。
フクイラプトルの全身骨格造形がとっても目を引きます。
会場には、本物の化石、フィギア、ぬいぐるみなど多数の恐竜・古生物グッズが販売されています。
とにかく凄い迫力でした!
まだ間に合いますので、是非、皆さんも見に行ってみてください♪
動画もご覧ください。
今回は、クラドキクルスの紹介です
基本情報
名前:クラドキクルス
学名:Cladocyclus
分類:条鰭綱イクチオデクテス目クラドキクルス科
時代:白亜紀前期
地域:南アメリカ
体長:1.0~1.2m
食性:肉食(魚食)
クラドキクルスは、白亜紀の南米に生息した大型の魚類です。
クラドキクルスの由来は次の通りです
クラドス=枝
キクルス=円
様々な魚類化石が見つかるブラジルのアラリペ盆地に分布するサンタナ層群から多数の
クラドキクルスが発掘されています。
状態の良い化石がいくつも見つかっていることから、その姿もかなり明確に分かっています。
いくつか特徴を持っています。
まず、胸鰭です。
水中翼船が船下に持っている水中翼のように、下に伸びています。
尾は、クッキリと枝分かれしています。
そして、身体はとっても長いです。
さらに、鋭い牙を持っていました。
強力な捕食者だったと考えられています。
白亜紀の海には多くの巨大な捕食者が暮らしていましたから、クラドキクルスが生態系の頂点とは言えません。
しかし、それに近い、かなり上位の存在であったと考えられます。
白亜紀の巨大肉食魚 クラドキクルス。
恐竜時代の生物がこんなに状態よく化石となっていることが一番の驚きです。
是非、その姿を見に行ってみてください♪
今回は、シノサウロプテリクスをご紹介します。
基本情報
名前:シノサウロプテリクス
学名:Sinosauropteryx
分類:獣脚亜目コンプソグナテゥス科
時代:白亜紀前期
場所:中国
体長:約1m
食性:肉食
シノサウロプテリクスは白亜紀前期の中国に生息した、小型の獣脚類です。
1995年に中国 遼寧省の義県層から化石が発見されました。
この化石は中国地質博物館に買い取られ、研究されることになります。
当初、この化石は鳥類と考えられており、研究を行った李強博士により"中華竜鳥"と名付けられました。
この化石の特徴は、何と言っても羽毛が残っていたことです。
他国の研究者なども興味を持って研究が進められ、羽毛を持つ恐竜であると判断されるようになりました。
シノサウロプテリクスの由来は「中国のトカゲの翼」です。
"シノ"=中国、
"サウルロ"=トカゲ
"プテリクス"=翼
シノサウロプテリクスは、恐竜として初めて羽毛が発見されたことに加えて、色を特定する重要な要素が見つかったことでも有名です。
恐竜は化石となって発見されるため、生きていた頃の色までは特定されていませんでした。
しかし、このシノサウロプテリクスの化石には、羽毛部分に色を構成するメラニン色素が残っていました。
調査の結果、羽毛はオレンジ色や赤褐色をしていたことが明らかになりました。
また、尾は縞模様だったとされています。
羽毛が発見され、色の研究につながった恐竜シノサウロプテリクス。
恐竜の中でも特に貴重な存在ですね。
博物館などで、その羽毛をまとった姿を見てみてください!
動画もご覧ください。
今回は、東京都板橋区にある板橋区立熱帯環境植物館をご紹介します。
★おススメ度 Dランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・猿人(ジンジャントロプスボイセイ)の頭骨レプリカがいる。
・猿人(アファール人)の足跡レプリカがある。
・人類の進化に関するイラストがある。
×マイナス点
・頭骨や足跡のみで、全身骨格などはない。
・展示数は少ない。
・人類進化のイラストが途中から隠れてしまっている。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
入館すると熱帯環境植物館の名の通りの光景が広がっています。
温室は、まるで熱帯雨林のように木々が生い茂っているのです。
温室には滝まであります。
癒されますね~♪
植物だけではありません。
たくさんの生き物が暮らしています。
こちらはたくさんの水槽が並ぶエリアです。
熱帯の美しい魚や珍しい魚がたくさん泳いでいます。
熱帯雨林が広がる温室には、大型水槽が設置されています。
そこにはたくさんの大型魚たちと、巨大なエイの姿があります。
この巨大なエイは、ヒマンチュラ・チャオプラヤという世界最大の淡水エイです。
リクガメもいます。
寝そべっているようで可愛らしいです♪
こちらの植物園には、猿人がいます。
まずは、人類の進化のイラストです。
後半部分が代やゴミ箱で隠れてしまっているのが、ちょっと残念です。
猿人の頭骨が展示されています。
ジンジャントロプス・ボイセイです。
その背景に生命誕生からの進化年表があります。
こちらはアファール猿人の足跡化石レプリカです。
大人2人と子ども1人の足跡だそうです。
たしかに、明らかに大きさの異なる足跡が並んでいますね。
親子だったのでしょうか?
植物園にいる猿人たち。
古生物がいるとは知らない人が多いのではないでしょうか?
是非、人類の進化の歴史に触れてみてください。
動画もご覧ください。