今回は、アカントーデス(Acanthodes)をご紹介します。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:アカントーデス
学名:Acanthodes
分類:アカントーデス目アカントーデス科
時代:シルル期~ペルム紀
生息地:アメリカ、ヨーロッパ、アジア
体長:30cm~40cm
食性:肉食
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アカントーデスは、シルル期からペルム期にかけて広範囲に生息した魚類です。
名前の由来となった、"acanth"=棘のようなヒレが特徴です。
長い身体に棘状の胸鰭、腹鰭、背鰭、尻鰭を持っていました。
全身はウロコに覆われていました。
頭部には顎を持つ一方で歯は持っていませんでした。
その為、プランクトンや無脊椎動物を食べていたと考えられます。
顎を持つ最古の脊椎動物と呼ばれる棘魚類。
その代表種であるアカントーデスは、発見数も多く博物館でも目にすることも多いです。
博物館で見かけた際には、特徴的な棘のような複数のヒレに注目してみてください!