Prehistoriclifemanの日記

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【古生物紹介】スクレロケファルス(Sclerocephalus)

今回は、スクレロケファルスのご紹介です。

 

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:スクレロケファルス
学名:Sclerocephalus
分類:両生網分椎目スクレロケファルス科

時代:古生代ペルム紀
体長:0.8m~1.3m
食性:肉食

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スクレロケファルス全身実物化石 アップ(群馬県立自然史博物館)

メリコイドドンは、古生代ペルム紀に生息した両性類です。

名前の由来は「堅い頭」です。

"スクレロ"=堅い

"ケファルス"=頭

頭部の形がとっても特徴的です。

まず口先に向けて急激に細くなっています。

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スクレロケファルス全身実物化石 ※企画展:化石研究所へようこそ(茨城県立自然史博物館)

さらに特徴的なのは後頭部です。

国立科学博物館に展示されているこちらの化石をご覧ください。

頭部の形がよく分かる化石です。

後頭部が凹んでいるのが分かります。

まるでブーメランのような形の頭部ですね。

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スクレロケファルス実物化石①(国立科学博物館 地球館)

 

スクレロケファルスは複数種が存在したと言われています。

ただ、博物館などに展示されているものは詳細な種が特定されていないケースが多いです。

次の化石は国立科学博物館に展示されているスクレロケファルスです。

学名が"Sclerocephalus sp."と表記されています。

末尾に種不特定の"sp."が付いているのですね。

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スクレロケファルス一部実物化石(国立科学博物館 地球館)

一方、こちらの群馬県立自然史博物館のスクレロケファルスは"ハウセリ"という種であると紹介されています。

 この"ハウセリ"という種を含め、スクレロケファルスは1mを超える大型のものが存在しました。

現生大型両性類で思い浮かべるのはオオサンショウウオですが、体高の分だけスクレロケファルスの方が大きく感じます。

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スクレロケファルス全身実物化石(群馬県立自然史博物館)

博物館などで化石を見ながら、こんな大きな両性類が存在した時代を想像するのも楽しいですね♪

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スクレロケファルス実物化石②(国立科学博物館 地球館)

動画もご覧ください。