Prehistoriclifemanの日記

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【古生物紹介】スカウメナキア(Scaumenacia)

今回は、スカウメナキア(Scaumenacia)をご紹介します。

 

スカウメナキア実物化石(茨城県自然博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:スカウメナキア
学名:Scaumenacia
分類:肉鰭亜綱肺魚
時代:古生代デボン紀
生息地:カナダ
体長:20cm~60cm
食性:肉食

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スカウメナキアはデボン紀のカナダに生息した肺魚です。

名前の由来は"Scaumenac Bay(スカウメナック湾)"です。

とても発達した背びれが特徴です。

スカウメナキア実物化石(国立科学博物館地球館)

スカウメナキアは、状態の良い多数の化石が発見されています。

頭部や背びれ、鱗まで残っているものが多数見つかっているのです。

さらに、化石の中には胃の内容物を残したものもありました。

胃の内容物によりスカウメナキアが甲殻類を食べていたことがわかりました。

その甲殻類の名はAsmusiaで、胃の部分から大量に見つかった化石も発見されています。

スカウメナキア実物化石(神奈川県立生命の星地球博物館)

デボン紀肺魚 スカウメナキア。

博物館で立派な背びれを見てみましょう!

 

★スカウメナキアに会える場所

国立科学博物館         実物化石

茨城県自然博物館        実物化石

神奈川県立生命の星・地球博物館 実物化石

 

動画もご覧ください。