Prehistoriclifemanの日記

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【古生物紹介】エオラプトル(Eoraptor)

今回は、エオラプトル(Eoraptor)をご紹介します。

エオラプトル 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:エオラプトル
学名:Eoraptor
分類:竜脚形亜目?
時代:三畳紀
地域:北米
体長:1m
食性:草食?

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エオラプトルは1991年、シカゴ大学サンファン大学の調査中に、古生物学者のリカルド・マルティネスにより発見されました。

エオラプトル全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

その後、1993年に古生物学者のポールセレーノとその同僚が記述してエオラプトルと命名しました。

 

エオラプトル全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

その後、1993年に古生物学者のポールセレーノとその同僚が
記述してエオラプトルと命名しました。

 

名前の由来は、夜明けの泥棒です。

Eos=夜明け

raptor=泥棒

 

原始的な特徴を持っていたことから、名付けられました。

 

当初は獣脚類の一種と考えられていました。

エオラプトル全身骨格レプリカ ※恐竜博2023(国立科学博物館)

下顎の先端が下方向にカーブしています。

顎には多数の尖った歯が敷き詰められています。

歯冠の基部にくびれがあり、竜脚類の特徴を持っています。

このことから、植物を食べていたものと考えられています。

エオラプトル全身骨格レプリカ ※恐竜博2023(国立科学博物館)

現在では竜脚類に分類する意見が多数派となっています。

 

最も原始的な恐竜 エオラプトル。

恐竜の進化の謎を解き明かすカギになるかもしれません。

エオラプトル複製全身骨格(福井県立恐竜博物館)

動画もご覧ください。