Prehistoriclifemanの日記

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【古生物紹介】プレシオサウルス(Plesiosaurus)

今回は、プレシオサウルス(Plesiosaurus)をご紹介します。

プレシオサウルス・ブラキプテリギウス
ズデニェク・ブリアン1964年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:プレシオサウルス
学名:Plesiosaurus
分類:首長竜目プレシオサウルス
時代:ジュラ期
地域:ヨーロッパ、北アフリカ
体長:2.0~3.5m
食性:肉食

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プレシオサウルスは、ジュラ紀のヨーロッパに生息した首長竜です。

あの有名なネッシーは、このプレシオサウルスの生き残りなんて言われていましたね!

プレシオサウルス翼竜(WHO ARE WE 観察と発見の生物学)

1821年にメアリー・アニングにより断片的な化石が発見されました。

プレシオサウルス実物化石(フォッサマグナミュージアム)

メアリ―・アニングは、イクチオサウルスの化石を発見したことでも有名ですね。

プレシオサウルス実物脊椎骨3(奇石博物館)

そんな中、1823年にメアリー・アニングにより全身骨格が発見されました。

この発見を受け、コニベアは1824年にこの全身骨格を地質学会で発表しました。

プレシオサウルス全身骨格レプリカ(東海大学自然史博物館)

名前の由来は、"爬虫類(サウルス)に近似した"です。

"plesios"=近似した

"saurus"=爬虫類

魚竜と爬虫類の中間的な存在とされていましたが、その中でも一般的な爬虫類に近いとして名付けられました。

特徴は何といても、長い首でしょう。

約40個の頸椎で構成されています。

プレシオサウルス復元模型(フォッサマグナミュージアム)

一方、何となく大きなイメージのあるプレシオサウルスですが、全長は意外と大きくありませんでした。

全長は最大でも4mに届かない程度でした。

ジュラ紀初期の海棲爬虫類
ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ1876年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

発見が古く、イクチオサウルスなどとともに、昔から絵画などで復元されてきたプレシオサウルス

首長竜の代表種と言えるでしょう。

エラスモサウルス、フタバスズキリュウなどと展示の機会を分け合っていますが、ちょこちょこ出会う人気者です♪

ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)
ロバート・ファレン1850年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

動画もご覧ください。