今回は、スティラコサウルス(Styracosaurus)をご紹介します。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:スティラコサウルス
学名:Styracosaurus
分類:ケラトプス科セントロサウルス族
時代:白亜紀後期
地域:北米
体長:5~6m
食性:草食
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
スティラコサウルスは、白亜紀に北米に生息した角竜類です。
最初の化石は1913年カナダのアルバータ州にて頭骨やフリルの一部が発見されました。
発見したのはカナダの化石ハンター兼古生物学者チャールズ・モートラム・スタンバーグです。
同年1913年に、カナダの古生物学者ローレンス・モリス・ラムによりスティラコサウルスと命名されました。
1935年には、カナダのロイヤル・オンタリオ博物館の発掘チームがスタンダードの掘り残した胴体部分の化石を発掘しました。
名前の由来は、"トゲのあるトカゲ"です。
その名が表す通り、フリルに6つの大きなトゲ(ホーンレット)があり、その下にも小さなトゲが存在するのが最大の特徴です。
さらに鼻の上にも大きな角が生えています。
顎の先端にはクチバシがあり、その奥には剪断することができる複数の歯列をもっていました。
これにより植物をスライスしながら食べていたものと思われます。
トリケラトプスに次ぐ角竜類の人気恐竜 スティラコサウルス。
博物館では頭骨が展示されていたり、恐竜テーマパークでは、復元模型やロボットなどを見かけることが多々あります。
その特徴的な頭部を見に行きましょう!