今回は、豊橋市自然史博物館(Toyohashi Museum of Natural History)をご紹介します。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
施設名:豊橋市自然史博物館
場所:愛知県豊橋市大岩町大穴1−238
料金:無料
※総合動植物公園入園料 大人600円、小中学生100円が別途必要
主な古生物:エドモントサウルスの全身骨格
ティラノサウルス、トリケラトプス、ケナガマンモス等の復元全身骨格
その他:大型映像などで古生物関連の映像を見ることができる
★おススメ度 Aランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・全身骨格が非常に多い
・エドモントサウルスの全身骨格は90%以上の実物化石
・復元模型も多数展示されている
×マイナス点
・恐竜ロボットなどの展示はない
・実物の全身骨格は福井県立恐竜博物館などと比べると少ない
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豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は、動物園や植物園、遊園地に博物館が併設された夢のような施設です。
公園への入園料を支払えば、博物館へは無料で入館できます。
入館してすぐにイントロホールという通路兼展示スペースがあります。
ここには、オヴィラプトルの恐竜ロボットがいます。
さらに、一定時間になると卵が孵化する演出があります。
同じくイントロホールにおいて"ふれて楽しむ化石壁"と呼ばれる展示スペースがあります。
ここには、書いて字のごとく、壁に触れても良い化石が多数展示されています。
入口から奥に進むにつれて時代が進んでいきます。
三葉虫やアンモナイト、恐竜まで様々な時代ごとの化石が展示されています。
イントロホールの奥には、"自然史スクエア"という展示スペースがあります。
こちらには、ティラノサウルスとトリケラトプスの全身骨格が対峙しています。
目線を合わせてないところが、また独自性があって良いですね。
続いて"イントロホール"の隣にある"古生代展示室"です。
こちらはアノマノカリスです。
化石の隣に復元模型もあるので、姿がイメージしやすいですね。
ピカイアです。
こちらは復元模型です。
ダンクルオステウスです。
デボン紀を代表する捕食者ですね。
2体の古生物が化石になっている標本です。
こちらはボトリオレピスです。
ダンクルオステウスと同様にデボン紀の板皮類ですね。
スカウナメキアです。
デボン紀の肉鰭類ですね。
クラドセラケです。
ユーステノプテロンです。
デボン紀の肉鰭類です。
ユーステノプテロンの復元模型です。
名前の由来となった丈夫なヒレに注目したいところです。
それにしても、身体全体が結構ぼってりしていますね。
脊椎動物が生息域を陸地まで広げました。
こちらはイクチオステガです。
デボン紀の原始的な四肢動物ですね。
セイムリアです。
ペルム紀の両生類ですね。
エリオプスです。
ペルム紀の大型両生類ですね。
こちらはリストロサウルスです。
小型の単弓類で、可愛らしく感じます。
こちらはスクトサウルスです。
ペルム紀の定番古生物ですね。
ペルム紀と言えばこの古生物。
ディメトロドンです。
全身骨格と並んで復元模型が展示されています。
陸・海・空と爬虫類たちが支配者になっていますね。
身体の下を通ることができます。
板骨と尾のトゲが特徴的なステゴサウルスです。
アロサウルスです。
この部屋に展示されている大型恐竜の全身骨格は、ジュラ紀に生息していた古生物ですね。
小型の恐竜も多数います。
こちらはアーケオセラトプスです。
プロトケラトプスの祖先と言われていますね。
その隣に進化したプロトケラトプスです。
エリ飾りを持ちましたね。
エオラプトルです。
原始的な恐竜ですね。
オヴィラプトルです。
入口にはロボットが展示されていましたが、全身骨格も展示されています。
やはり人気のようで、色々な場所で見かけますね。
オヴィラプトルといえば卵!
円を描くように並んでいましたよ。
天井を見上げると海生爬虫類たちがいます。
タラソメドン、プラテカルプス、ドリコリンコプスです。
プラテカルプスの鋭い歯の生えた下顎です。
そして、多数の穴が空いたプラセンティサラスです。
この穴がモササウルスの仲間に噛まれた痕だとする説が紹介されていました。
ステノプテリギウスです。
魚竜の代表的な仲間ですね。
イクチオサウルスもいました。
こちらも魚竜の代表的な仲間ですね。
翼竜も多数いました。
上空にはプテラノドンが飛んでいます。
ランフォリンクスです。
顔が怖いです!
その下には、ランフォリンクスの実物とレプリカの化石標本が展示されています。
アンハングエラです。
こちらも翼竜の代表格ですね!
魚類の展示もありました。
こちらはヴィンクティファーです。
"中生代展示室"の隣には"エドモントサウルス展示室"があります。
この一室が丸々エドモントサウルス専用の展示室になっています。
エドモントサウルスは、豊橋市自然史博物館のシンボルのような存在なのです!
こちらが、目玉の展示と言えるエドモントサウルスの全身骨格です。
なんと、実物化石なんですよ!
周囲どの角度からも観察することができます。
さらに、エドモントサウルスのミイラ化石です。
こちらはレプリカではあるものの、貴重な標本ですね。
カモノハシのような顔も間近で観察できます。
最後にご紹介するのは"エドモントサウルス展示室"の隣にある"新生代展示室"です。
ここにもまた、多数の古生物たちが展示されています。
大型古生物の姿も見えますね。
まずはパレオパラドキシアです。
束柱類の代表格ですね。
ホラアナグマです。
後肢で立った姿はあまり見かけませんね。
続いて奇蹄類の展示です。
エクウス、メリキップス、メソヒップス、ヒラコテリウムなどが展示されています。
ケサイの頭骨です。
立派な角ですよね~。
ヤベオオツノジカです。
いつ見てもシカとは思えないサイズです!
長鼻目の大型全身骨格も3体展示されています。
こちらはナウマンゾウです。
短く尖った牙が特徴的ですね。
全身骨格の近くには小さめの復元模型が展示されています。
リアルですよね~。
アケボノゾウです。
前方に突き出た牙が立派です。
こちらが復元模型です。
牙以外は、現生ゾウたちに近い姿をしていますね。
ケナガマンモスです。
とにかく大きい!
牙が大きく湾曲していますね。
復元模型です。
ケナガマンモスは、体毛の様子が分かる復元模型がより重要ですね。
最後にご紹介するのは、マチカネワニです。
巨大なワニが壁を這っています。
いかがでしたでしょうか?
多数の古生物たちと会える豊橋市自然史博物館。
大型の古生物の全身骨格も多数展示されており、大興奮の博物館です!
特にエドモントサウルスの全身骨格は超貴重です!
是非、皆さんも会いに訪れてください♪
動画もご覧ください。