今回は、ケナガマンモス(Mammuthus primigenius)の紹介です。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:ケナガマンモス
学名:Mammuthus primigenius
分類:ゾウ目ゾウ科マンモス属
時代:第四紀更新世
地域:ユーラシア大陸
体長:4~5m
食性:草食
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ケナガマンモスは、第四紀更新世のユーラシア大陸に広く生息していたマンモスの仲間です。
エナメル質で囲まれた薄い板状の咬板が何枚も前後方向に並んだ構造を持ち、ツンドラの植物や低木の茎や葉を食べていました。
湾曲した大きな牙を持っていました。
背中にはエネルギーと水分の貯蔵庫として機能する脂肪の山がこぶとして存在していました。
最大の特徴は、その名の由来にもなっている全身を覆う体毛です。
濃い茶色の毛の粗い外被をまとっていました。
その外皮の下には、黄褐色のアンダーコートを持っていました。
体毛に覆われていることに加え、現生のゾウと比べると耳が非常に小さかったこともあり、露出する肌の表面積が少なかったことから、北半球の寒い気候にも適応していたと考えられます。
頭蓋骨は高くてドーム状になっていました。
マンモスを代表する種であるケナガマンモス。
恐竜に匹敵するメジャー古生物です。
彼らが闊歩していた時代を想像するとワクワクしますね!
動画もご覧ください。