今回はメソヒップスをご紹介します。
メソヒップスは、ウマの祖先の一種です。
以前ご紹介したヒラコテリウムよりも少し進化した姿をしています。
中間のウマを意味するメソヒップスと名付けられました。
・"メソ"=中間
・"ヒップス"=ウマ
ヒラコテリウムよりも、身体が大きく進化しました。
また、一番の進化は肢です。
ヒラコテリウムは、前肢が4本、後肢が3本の指を持っていました。
一方、メソヒップスは前肢・後肢ともに指が3本となっています。
現代のウマの蹄に少し近づきましたね。
歯もヒラコテリウムと比較するとかなり長くなりました。
ただ、現代のウマには遠く及びません。まだまだ短いのですね。
メソヒップスは、まだまだ可愛らしい大きさで、祖先の特徴である指を持つ魅力的な古生物です。
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