Prehistoriclifemanの日記

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【古生物紹介】カウディプテリクス (Caudipteryx)

今回は、カウディプテリクス(Caudipteryx)をご紹介します。

 

カウディプテリクス全身骨格レプリカ(茨城県自然博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:カウディプテリクス
学名:Caudipteryx
分類:獣脚類カウディプテリクス科
時代:白亜紀前期
生息地:中国
体長:90cm~100cm
食性:雑食

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カウディプテリクスは白亜紀前期の中国に生息した恐竜です。

名前の由来は"尾に羽を持つもの"です。

その名の通り、尾に羽を持っています。

その他、前肢や身体にも羽毛が生えていました。

まるで鳥のような姿ですが飛ぶことはできませんでした。

カウディプテリクス不可動型復元模型 アップ(福井県立恐竜博物館)

カウディプテリクスは後肢が長くて太く発達しています。

この発達した後肢により早く走ることができました。

また、カウディプテリクスは小さな歯を持っていました。

素早く動き獲物を捕らえるハンターであったと考えられています。

カウディプテリクス全身骨格レプリカ7(茨城県自然博物館)

一方で、腹部から胃石も見つかっています。

植物をすり潰し消化を助ける胃石が見つかったことから、植物を食べていたものと考えられます。

肉も植物も食べる雑食だったのかもしれないのですね。

カウディプテリクス全身骨格レプリカ(福井県立恐竜博物館)

羽毛に覆われたカウディプテリクス。

まるで鳥のような恐竜です。

鳥は恐竜が進化した姿であることを体現するような存在ですね。

 

動画もご覧ください。