今回は、フクイサウルス(Fukuisaurus)をご紹介します。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:フクイサウルス・テトリエンシス
学名:Fukuisaurus tetoriensis
分類:鳥盤目鳥脚亜目イグアノドン科
時代:白亜紀前期
地域:福井県勝山市
体長:4~5m
食性:草食
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フクイサウルス・テトリエンシスの由来は"手取産の福井のトカゲ"です
"フクイ"=福井
"サウルス"=トカゲ
"テトリ"=手取層群
"エンシス"=~産の
福井県勝山市に分布する手取層群北谷層では、1989年から大規模な化石発掘調査が行われています。
この調査では、フクイラプトルやフクイベナートル、フクイティタンといった多くの恐竜たちが発見されました。
そして、フクイサウルスの化石も多数発見されました。
以前はフクイリュウと呼ばれていましたが、2003年に頭骨の化石からFukuisaurus tetoriensisの学名が付けられました。
フクイサウルスの特徴は"顎"です。
下顎の先端が尖った形をしています。
また、イグアノドンの仲間は食べもの噛む際に上顎が横方向に動きますが、フクイサウルスは動きません。
上顎、下顎を上下に動かすだけで植物を噛み潰して食べていたものと思われます。
その姿は、福井県立恐竜博物館や福井駅前で見ることができます。
会いたい方は、是非とも福井県まで足を運んでみてください!
★フクイサウルスに会える場所
・福井県立恐竜博物館 一部化石、不可動型復元模型
・福井駅 可動型復元模型
・かつやま恐竜の森 不可動型復元模型
★フクイサウルスに会えたイベント
・2021年 恐竜展2021(東京ドームシティ)
・2022年 DINO SAFARI2022 (渋谷ヒカリエ)
・2023年 福井県立恐竜博物館リニューアルオープンPRキャラバン隊(モラージュ菖蒲)
・2023年 DINO-A-LIVE in 恐竜博物館 ~蘇った福井の恐竜たち~(福井県立恐竜博物館)
動画もご覧ください。