Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物紹介】フクイティタン(Fukuititan)

今回は、フクイティタン(Fukuititan)をご紹介します。

フクイティタン可動型復元模型(福井駅)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:フクイティタン・ニッポネンシス
学名:Fukuititan nipponensis
分類:竜盤目竜脚形亜目ティタノサウルス科
時代:白亜紀前期
地域:福井県勝山市
体長:10m
食性:草食

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フクイティタン不可動型復元模型(かつやま恐竜の森 チャマゴン広場)

フクイティタンは、白亜紀の日本に生息した竜脚類の恐竜です.

フクイティタン・ニッポネンシスの由来は"日本産の福井の巨人"です。

"フクイ"=福井

"ティタン"=巨人

"ニッポネンシス"=日本産の

恐竜の塔 フクイティタン復元模型(福井県立恐竜博物館 新館ホール)

福井県勝山市に分布する手取層群北谷層では、1989年から大規模な化石発掘調査が行われています。

1989~1993年の第一次発掘調査では、フクイラプトルフクイサウルスの化石の一部が発見されました。

フクイサウルス全身骨格化石(福井県立恐竜博物館)

2007~2010年には第三次発掘調査が実施されました。

この第三次発掘調査のおいて2007年にフクイベナートルが発見されています。

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フクイベナートル実物化石(福井県立恐竜博物館)

そして、同じく第三次発掘調査において2007年に竜脚類の化石が発見されました。

後にフクイティタンと名付けられます。

発見されたのは上腕骨、尺骨、右大腿骨、尺骨、腸骨、恥骨、坐骨など多数です。

また、国内初となる胃石も発見されています。

いずれ、全身骨格が復元されることに期待したいですね!

フクイティタン復元左前肢(福井県立恐竜博物館)

フクイティタン実物化石&不可動型復元模型(福井県立恐竜博物館)

福井の巨人 フクイティタン。

日本にも、こんな巨大な竜脚類が闊歩していたんですね~。

是非、フクイティタンに会いに福井県を訪れてください!

 

★フクイティタンに会える場所

福井県立恐竜博物館 一部化石、不可動型復元模型

福井駅       可動型復元模型

かつやま恐竜の森  不可動型復元模型

 

動画もご覧ください。