今回は、インターメディアテク(INTERMEDIATHEQUE)をご紹介します。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
施設名:インターメディアテク
場所: 東京都千代田区丸の内2丁目7−2 KITTE 2階~3階
料金:無料
主な古生物:マチカネワニの全身骨格レプリカ
その他:古生物の貴重な化石や現生生物の骨格、剥製などを多数展示
★おススメ度 Bランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・多数の古生物の化石展示がある
・古生物のイラスト展示がある
×マイナス点
・展示物は古いものが多く、名称や解説などの表示がないももの多い
・複製模型やロボットなどの展示はない
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回のスポットは、東京駅のすぐ近くにあります。
こちらが、そのスポットのあるKITTE丸の内です。
こんなところに古生物がいるのか?と思わせる近代的な建物です。
中に入るとさらにすごい!
あの隈研吾さんが内装デザインをご担当されたそうですよ!
このKITTE丸の内の2階と3階にあるのが、古生物スポットのインターメディアテクです。
日本郵便さんと東京大学総合研究博物館が協働で運営する東京大学の学術標本の展示施設です。
なんと、入場料無料なのです!
以前は撮影ができませんでしたが、最近になり写真撮影が可能となりました。
※ただし、動画撮影は禁止です。
このインターメディアテクは、とにかくたくさんの骨格標本が展示されているんです!
こちらはミンククジラの全身骨格標本です。
現生の哺乳類や鳥類の骨格はものすごい数です。
海生哺乳類や魚類、爬虫類などの骨格標本も多数あります。
さぁ、古生物を見て行きましょう。
入館してすぐに、目玉となる標本が展示されています。
マチカネワニです。
2階と3階の吹き抜け部分に展示されていて、下から見たり、上から見下ろしたり、階段を上って横から見たりと、色々な角度から観察できます。
壁を這う巨大なワニはインパクト抜群です!
イラストも多数展示されています。
こちらはグリプトドンの生体と全身骨格のイラストです。
かなり昔の復元になっています。
エピオルニスの全身骨格です。
エピオルニスは展示が充実しています。
こちらは卵です。
こちらは全身骨格です。
隣のダチョウと比べみると、その巨大さがよくわかります。
巨大な牙の化石。
ケナガマンモスの牙です。
こちらはステゴドン象の頭骨の一部です。
2つの歯がクッキリ見えますね~。
ボトリオレピスです。
中央から割れてしまっているのが残念ですが、形がしっかりと残っていますね。
直角貝の化石です。
ひび割れているところが歴史を感じさせます。
クランツ化石コレクションが多数展示されたコーナー。
明治時代に教育用に輸入された化石だそうです。
メリジオナリスゾウの化石です。
左下顎の部分です。
プテロダクティルスです。
文字が滲んでいて年季入っていますね~。
プラコドゥスです。
ドイツ産の化石のようです。
こちらもクランツ化石コレクションの標本です。
わかる範囲でイグアノドン、ヒラエオサウルス、ガビアルの標本です。
いかがでしたでしょうか?
展示数は古生物、現生生物ともに非常に多く見応えがあります。
化石は解説などがなく詳細が分からないものがいくつかあります。
古生物以外の標本も、骨格や剥製など、まだまだたくさん展示されています。
芸術作品のように展示された標本の数々を、是非とも見に訪れてください。
動画もご覧ください。