★おススメ度 Cランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・ウマの進化に関する展示が充実している
・ウマの古生物に関する展示が複数ある
・各展示に解説が記載されていて勉強になる
・不可動型復元模型はオリジナリティがあり貴重
×マイナス点
・ウマ以外の古生物はない
・現生よりも小さな古生物ウマ類展示で迫力に欠ける
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ウマに特化した展示で、古生物もウマの祖先ばかりです。
敷地をまたぐとあちらこちらにウマがいます。
競馬展示も充実しており、博物館前には五冠馬の神賛(シンザン)の銅像が展示されています。
博物館の中は、撮影禁止エリアがありますので注意が必要です。
古生物エリアは撮影禁止されていないので、ホッとしました。
まずは現生馬の全身骨格模型です。
骨が展示されていると「古生物か?」と反応してしまいますが、ここのエリアは違いますね。
続いて馬車の展示です。
クラシックなデザインが、カッコいいですね♪
馬具の装着を体験できるコーナーです。
子どもの体験を想定して小型馬の模型が展示されています。
馬具も小さく可愛らしいです。
そして、この馬具装着コーナーに向かいにウマの進化に関する展示があります。
ウマの進化のポイントは、身体のサイズアップ、指の変化、歯のサイズアップです。
ウマの始まりは数十センチのプレパレオテリウムやヒラコテリウムです。
ヒラコテリウムは、前肢が4本指、後肢が3本指です。
進化したメソヒップスは、前肢が3本指、後肢が3本指です。
さらに進化が進んだメリキップスは、前肢の指がメソヒップスと同じ3本であるものの、中央の指が発達し蹄になりました。
プリオヒップスは指が完全に一つとなり蹄になりました。
体が大きく成長しました。
まるで走っているかのような躍動感ある展示です。
初めにご紹介した現生種に並んでも違和感のない全身骨格ですね。
ヒッピディオンは、エクウスとも近い種とされています。
ただ、鼻が大きく顔立ちは多種とかけ離れていました。
ウマは進化するにつれ、歯のサイズも大きくなっていきました。
こちらの展示は、進化と共に大きくなった歯の様子がよく分かります。
ウマ以外の古生物はいませんが、とっても勉強になります。
ウマが好きな方、古生物が好きな方におすすめのスポットです。
是非、見学してみてください!
動画もご覧ください。