Prehistoriclifemanの日記

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【古生物紹介】パラサウロロフス(Parasaurolophus)

今回は、パラサウロロフスをご紹介します。

パラサウロロフス可動型復元模型(アニマルキングダム)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:パラサウロロフス
学名:Parasaurolophus
分類:鳥盤類鳥脚亜目ハドロサウルス科
時代:白亜紀後期
場所:北アメリ
体長:9~10m
食性:草食

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パラサウロロフス可動型復元模型(かつやまディノパーク)

パラサウロロフス白亜紀後期の北アメリカに生息した、草食恐竜です。

名前の由来は「サウロロフスに近い」です。

"パラ"=近い

"サウロロフス"=別種の恐竜の名前

 

サウロロフスとは、1911年にカナダで発見された別種の恐竜の名です。

サウロロフス復元模型(恐竜展-歯から見る恐竜時代-)

こちらはサウロロフスの頭骨レプリカの画像です。

頭頂部にトサカのような突起物があります。

この特徴から、トサカを持つ恐竜を意味する"サウロロフス"と名付けられました。

サウロロフス頭骨レプリカ(恐竜展-歯から見る恐竜時代-)

そして、こちらがパラサウロロフスです。

サウロロフスと同様にトサカのような突起物を持っています。

サウロロフスに近い種の恐竜と考えられ、"パラサウロロフス"と名付けられました。

パラサウロロフス 可動型復元模型(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ)

トサカは鼻から頭頂部の先を伸びており、中が空洞になっていたことから、呼吸をする際に空気がここを通る構造になっています。

また、突起内部の空洞は鳴き声をより大きく響かせる役割をになっていたという説があります。

パラサウロロフス可動型復元模型(企画展:ミュージアムコレクション 茨城県立自然博物館)

とってもユニークな頭部をしているパラサウロロフスですが、化石及びそのレプリカの展示は決して多くありません。

化石の発見数が少ない影響を受けているとも考えられますが、鳥盤類には、同じくらいメジャーな恐竜が多数おり、展示される種が分散しているということも要因として考えられます。

ただ、復元模型については、鳥盤類の中でも非常に多い種であると言えます。

パラサウロロフス不可動型復元模型(ぐらんぱる公園)

パラサウロロフス植物オブジェ(オアシス21)

是非、大きな身体をしたパラサウロロフスの迫力を体感してみてください!

 

動画もご覧ください。