今回は、名古屋港水族館をご紹介します。
基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
施設名:名古屋港水族館
場所:愛知県名古屋市港区港町1−3
料金:大人・高校生2,030円、小・中学生1,010円、幼児(4歳以上)500円
主な古生物:クジラの進化に関わる古生物の全身骨格標本
その他:イルカやシャチなどの海生哺乳類が多数いる
★おススメ度 Bランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・クジラの仲間の系統図が掲示されている
・海生生物やクジラの祖先に関連する古生物の解説パネル展示がある
・バシロサウルス、エティオケタス、アンブロケタスなどの全身骨格展示がある
・ヤマトケタス、ユーリノデルフィスなどの頭部標本展示がある
×マイナス点
・クジラの仲間やアーケロンといった海生古生物に偏った展示となっている
・古生物ロボットなどの展示はない
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こちらは、名古屋港ガーデンふ頭です。
名古屋港発祥の地だそうですよ。
たくさんの船が停泊していますね。
名古屋港水族館は、名古屋港ガーデンふ頭の中にあります。
奥の方に見える大きな建物が、目的地となる名古屋港水族館です!
この水族館はイルカやシャチなど、海生哺乳類がたくさんいるんですよ!
北館と南館に分かれています。
入館は、北館からになります。
北館にはイルカやシャチなどの海生哺乳類が多数います。
こちらはイルカの水槽です。
間近まで泳いで来てくれます!
こちらのイルカ水槽では、イルカたちが遊具で遊んでいて微笑ましいです♪
こちらはシャチの水槽です.
さすがに大きい!.
海の現生最強ハンターですが、白と黒の配色がちょっと可愛らしくもありますね♪
こちらはベルーガの水槽です。
とってもユニークな姿をした真っ白なベルーガたちが泳いでいます。
そして、イルカショーも見ることができるのです!
ここのイルカショーは、参加するイルカの数が多く、さらにリアルタイムで撮影した映像を大型モニターに映しながら進行します。
かなりレベルの高いショーです!
そして、古生物たちが展示されている「進化の海」コーナーも、北館にあります。
現生のシャチの復元模型などを先頭に、海生生物の進化の標本が列をなしています。
海生生物の進化に関する情報や標本展示が充実しています。
海生生物の進化に関する情報や標本展示が充実しています。
こちらはクジラの仲間も系統図です。
そして主な海生生物やクジラの祖先に関連する古生物たちを解説したパネル展示です。
その横には全身骨格や頭骨の標本が展示されています。
まずはエティオケタスの頭骨標本です。
漸新世に生息していた原始的はヒゲクジラです。
続いてケントリオドン科の頭骨標本です。
中新世に生息したイルカの仲間です。
ユーリノデルフィス科の頭骨標本です。
中新世に生息していたハクジラの仲間で、とっても吻が長いですね~。
フカイアの頭骨標本です。
漸新世に生息した歯を持つヒゲクジラです。
マンマロドンの頭骨標本です。
フカイアと同様に漸新世に生息した歯を持つヒゲクジラですが、フカイアが北半球で発見されたのに対し、マンマロドンは南半球で発見されています。
ヤマトケタス・キャナリキュラタスの頭骨標本です。
その名の通り日本(北九州市)で発見された、漸新世に生息していたヒゲクジラの仲間です。
ナガスクジラの一種の頭骨標本です。
サイズが急に大きくなりました。
ジゴリーザの頭骨標本です。
凄い歯をしていますね!
バシロ"サウルス"と名が付けられていますが、爬虫類ではなくクジラの仲間ですね。
エティオケタスの全身骨格標本です。
こちらも歯のあるヒゲクジラの仲間です。
全身骨格も展示しています。
こちらはアンブロケタスの全身骨格標本です。
水陸両生の原始的なクジラで、泳ぐときはカワウソのように体を上下にうねらせていたそうです。
パキケタスの全身骨格標本です。
最古の原始的なクジラの仲間ですね。
一方の南館。
とてもインパクトがあるのが、イワシの群れが美しい黒潮大水槽。
ウミガメが泳ぐ水槽もあります。
古生物展示もあります。
こちらは"化石の壁"という展示です。
ウミユリや三葉虫、アンモナイト、魚竜や恐竜まで多数の古生物が化石として再現されています。
ちょっと離れたところにはアーケロンがいます。
エスカレーターに乗りながら見ることができます。
現生のウミガメを見た後なので、その大きさをより実感できます。
いかがでしたでしょうか?
水族館としてもかなり質が高いのですが、ここまで古生物がたくさんいる水族館は中々ありませんよね。
名古屋港水族館を訪れた際は、是非とも古生物たちにも会っていってください!
動画もご覧ください。