今回は、港区立みなと科学館で開催されているイベント「進化する!?恐竜研究展」をご紹介します。
イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イベント名:進化する!?恐竜研究展
開催期間:2023年12月13日~2024年1月30日
開催場所:港区立みなと科学館
主催者:港区立みなと科学館
料金:無料
目玉展示:アロサウルス全身骨格
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2023年7月12日~9月10日にも「科学で楽しむ妖怪展」というイベントで恐竜などの古生物展示があった港区立みなと科学館。
「科学で楽しむ妖怪展」は、あくまで妖怪が主役でしたが、今回はがっつり恐竜が中心のイベントです!
1年に2回も古生物に関連するイベントを開催して頂けるのは、ありがたい限りです。
前回もそうでしたが、今回も無料です!
入館してすぐに今回の目玉恐竜の登場です!
アロサウルスです。
首を傾けて横を向き、獲物を狙っているようです。
ここでは、アロサウルスが仲間の死肉を食べていたという研究結果が紹介されていました。
その手前には、アロサウルスの尾椎をステゴサウルスのスパイクの標本が展示されています。
よく見るとアロサウルスの尾椎をステゴサウルスのスパイクが貫いています。
アロサウルスとステゴサウルスが戦っていたことを示しています。
港区立みなと科学館の館長のごあいさつと、今回の企画展についての概要説明です。
今回の展示は恐竜の進化ではなく、恐竜研究の進化にスポットを当てたものになっているのですね。
科学館らしい企画展です。
そして、その横が企画展の会場となっています。
標本がずらっと並んでいますね~。
まずは、アンキオルニスです。
ジュラ紀の中国に生息していた恐竜ですね。
全身が羽毛に覆われており、その色に関して研究されています。
展示パネルでも色の研究に関する解説がありました。
その隣にはアンキオルニスの復元模型が展示されています。
全身が黒色と灰色、白色の羽毛に覆われています。
そして、最も特徴的なのは赤いとさかです。
続いてシノサウロプテリクスです。
長い尾と後肢が特徴的ですね~。
こちらも色の研究がなされていることで有名ですね。
こちらがシノサウロプテリクスの復元模型です。
全体的にオレンジ色もしくは赤褐色をしています。
そして、やはり注目すべきは尾の色でしょう。
やはりオレンジ色と白色の縞模様に再現されています。
続いてミクロラプトルです。
4つの翼を持つ恐竜ですね。
やはり化石から羽毛が見つかっています。
ミクロラプトルの復元模型です。
化石の羽毛から推察される色は虹色に輝く黒色。
ここでは漆黒の姿で再現されています。
化石を発掘するための道具も展示されています。
トリケラトプスの頭骨です。
小型の恐竜3種を見た後ですので、かなり大きく感じますね。
その隣にはティラノサウルスの頭骨です。
やはり、ティラノサウルスは恐竜イベントに欠かせませんね。
ラプトレックスの頭骨です。
化石が盗掘されることにより、研究が脅かされてしまった事例の一つとして紹介されています。
報告された当初は中国遼寧省で発掘されたと化石とされていましたが、後にモンゴルで発見されたものと考えられるようになったそうです。
その他、アンモナイトの発掘体験や・・・
ぬり絵をしたオリジナル恐竜が画面上を動き回るといった体験もできるのです!
子供大喜びの恐竜イベント。
大人の方も楽しみながら学べる企画展です。
是非、遊びに訪れてみてください♪
動画もご覧ください。