今回は、岐阜県瑞浪市にある地球回廊のご紹介です。
★おススメ度 Cランク
評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◎プラス点
・頭から尾まで間近でみられるディプロドクスの全身骨格レプリカ
・サイズが大きく可動型のトリケラトプス
・デスモスチルスの生態や当時の環境を再現したジオラマ
・生命の進化が学べるたくさんのイラスト展示
×マイナス点
・化石、レプリカの展示点数は少な目
・全体的に古い印象
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地球回廊は、地球の歴史を学ぶことができる博物館ですが、主に生命の進化が中心です。
次の写真は、地球回廊キャラクターのデスモくんです。
このキャラクターからもわかる通り、デスモスチルスの展示が充実しています。
地球回廊のマップです。
細い通路に展示物が設置されている珍しい展示スタイルです。
入口入って最初に目に飛び込んでくるのは、こちらのイルミネーションです。
光のトンネルと名付けられたこの通路は、上部に赤、黄、緑の光で彩られた半円状の光源が設置されています。
また、足元の白い光は点滅を繰り返し、まるで移動しているかのように錯覚させられます。
「光のトンネル」を抜けると、次は「地球史を飾った生物たち」のコーナーです。
生命が誕生し進化していく様子が壁に描かれています。
左右を木の根に囲まれた「陸上への進出」のコーナーです。
洞窟状の壁に木の根があると、まるで自然の地下にいるようです。
こちらも生物の進化を示したパネル展示です。
ただ、先程のイラスト比べて体系的で分かりやすいです。
出ました!
ディプロドクスの全身骨格レプリカです。
限られたスペースに展示されているので、首を大きく前方に突きだして我々に非常に近い位置に展示されています。
間近で観察できるのが特徴的です。
また、胴体から尾にかけては産状化石の展示のように壁に骨が埋もれています。
暗闇が赤いライトで照らされ、巨大なトリケラトプスが現れます。
トリケラトプスは可動型で頭が上下に動きます。
その後、通常のライトに変化して全体像をしっかりと観察することができます。
かなりリアルです!
地球回廊のキャラクターがデスモくんであることからもわかる通り、デスモスチルスの展示が充実しています。
パネルによる解説に加えてジオラマで当時の生活環境、生態が表現されています。
また、終盤にある「大型映像シアター」のコーナーでは、日本列島の成り立ちを学ぶことができます。
とっても勉強になりますよ。
そんな地球回廊ですが、2021年3月31日に老朽化による閉鎖が決定しています。
こんな学びの場がなくなってしまうのは、とっても残念ですね!
是非、閉鎖までに一度訪問してみてください!!
動画もご覧ください。