Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物スポット紹介】佐野市運動公園

今回は、佐野市動物公園のご紹介です。

栃木県佐野市にある公園です。

 

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木々の中に見える後姿のブラキオサウルス不可動型復元模型(佐野市運動公園)

 

★おススメ度 Dランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・巨大なブラキオサウルス

ブラキオサウルスの足元には孵化したての子どもと卵がいる

・オリジナリティがある

 

×マイナス点

アロサウルスステゴサウルスはかなり小型。

アロサウルスステゴサウルスが劣化し過ぎていて痛々しい

 (この状態ならない方が良いのでは・・・)

・子供ブラキオサウルスには剥がれがある

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陸上競技場や野球場、テニスコートに体育館など、運動施設がたくさんあります。

まさに運動公園といった感じです。

ただ、子供が遊べる場所もあります。

この横幅の広い階段を登ったところには・・・

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入口付近の階段(佐野市運動公園)

小型のステゴサウルスアロサウルスがいます。

ステゴサウルスは背の板骨がいくつかなくなっていて、尾先端のトゲも折れています。

さらに頭部には大きな穴が空いています。

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ステゴサウルス不可動型復元模型(佐野市運動公園)

アロサウルスは肢の側面に大きな穴が空いていたり、指が無くなっています。

さらに、いずれも色褪せていて、状態が悪くとっても痛々しいです。

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アロサウルス不可動型復元模型(佐野市運動公園)

よほど古いものなのでしょう。

さぁ、気を取り直してこの公園の主に会いにいきます。

しばらく公園内を歩いていると、木々の間から巨大な恐竜の後姿が・・・。

間違いなく竜脚類ですね。

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木々の中に見える後姿のブラキオサウルス不可動型復元模型(佐野市運動公園)

ブラキオサウルスです。

前肢が後肢よりも長い特徴を掴んでいます。

とにかく大きく見上げるほどです。

アロサウルスステゴサウルスと比べると、欠けや剥がれも見受けられずに状態は良いです。

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ブラキオサウルス不可動型復元模型(佐野市運動公園)

ブラキオサウルスの足元には、孵化したての子どもがいます。

また、孵化前の卵もあります。

少し剥がれがありますが、可愛らしいです。

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ブラキオサウルス 子ども&卵 不可動型復元模型(佐野市運動公園)

その他、ブラキオサウルスの解説もあります。

 

おまけとして巨大滑り台に挑戦しました。

有料ですが、利用時間内(9:00~17:00)であれば何度も遊べます。

ただし、高低差(長さ151m、高低差38.5m)がすごいので、何度も滑るには体力が必要です。

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巨大ローラーすべり台外観(佐野市運動公園)

料金を支払うとマットを借りることができます。

マット無しで滑るとお尻が大変なことになりますので、しっかりとマットを敷いて滑りましょう!

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巨大ローラーすべり台(佐野市運動公園)

アロサウルスステゴサウルスの状態はかなり悪かったですが、ブラキオサウルスを見るだけでも行ってみる価値ありです!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物紹介】サンチュウリュウ

今回は、サンチュウリュウのご紹介です。

 

基本情報
名前:サンチュウリュウ
学名:— ※なし
分類:竜盤目獣脚亜目オルニトミムス科
時代:白亜紀
体長:5m~6m
食性:雑食

 

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サンチュウリュウ不可動型復元模型※翼あり(神流町恐竜センター)

サンチュウリュウは、1981年に群馬県神流町(当時の中里村)で発見された恐竜です。

発見されたのが、埼玉県から長野県にかけて形成されている"山中層"と呼ばれる白亜紀の地層であったことから、サンチュウリュウ(山中竜)と名づけられました。

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サンチュウリュウ不可動型復元模型※翼なし①(神流町恐竜センター)

この発見された骨は、腰のあたりの胴椎です。

大発見でしたが、情報が少なく学名が付けられるまでには至っていません。

 

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サンチュウリュウ一部実物化石(群馬県立自然史博物館)

一方、ほんの一部の胴椎の化石から、分かったこともあります。

この胴椎には、オルニトミムス科のガリミムス・ブラタスの胴椎に似た特徴がいくつもあったのです。

この研究結果から、サンチュウリュウはオルニトミムス科とされて、特にガリミムスに近い姿で復元されました。

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サンチュウリュウ不可動型復元模型※翼なし②(神流町恐竜センター)

一方、オルニトミムスの化石から羽毛の痕跡が見つかりました。

この研究結果から、サンチュウリュウも翼がある状態で復元されるようになりました。

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サンチュウリュウ不可動型復元模型 翼アップ(神流町恐竜センター)

サンチュウリュウは、まだまだ研究途中です。

今後、新たな化石が見つかれば研究が進み、学名が付くこともあるかもしれません。

サンチュウリュウのこれからが楽しみですね♪
 

 

動画もご覧ください。

 

【古生物玩具】ポケットアニア 恐竜 Vol.1「ティラノサウルス」「トリケラトプス」「ブラキオサウルス」「スピノサウルス」「プテラノドン」

今回は、2020年7月に各地のゲームセンターに登場した、ポケットアニアをご紹介します。

主にUFOキャッチャーなどのゲームの景品になっていました。

今回のポケットアニアは、ティラノサウルス」「トリケラトプス」「ブラキオサウルス」「スピノサウルス」「プテラノドン」の5種類です。

 

箱は細長い形をしています。

アニアシリーズの定番になっている箱の裏にある図鑑式の解説はありません。

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ポケットアニア5種の箱

箱から取り出すと、全てエアパッキンに包まれています。

やはりゲームの景品ということもあり、衝撃を緩和するよう配慮されていますね。

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ポケットアニア5種の包装状態

一種目はティラノサウルスです。

背側が茶色です。

アニアAL-01ティラノサウルスに近い色合いをしていますね。

ギミックは、口と両後肢の3ヶ所です。

やはり、大型獣脚類は口のギミックが大切ですね。

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ポケットアニア「ティラノサウルス

二種目はトリケラトプスです。

頭部がかなり濃い緑色です。

身体も背側が薄い緑色です。

ギミックは、両前肢と両後肢の4ヶ所です。

アニアAL-02トリケラトプスは頭部1ヶ所のみのギミックでした。

ギミックの数では、ポケットアニアの方が4倍ですが、特徴である頭部にギミックがないので、好みが分かれそうですね。

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ポケットアニア「トリケラトプス

三種目は、ブラキオサウルスです。

かなり赤茶色が目立ちます。

ギミックは、トリケラトプスと同じく前肢2本と後肢2本が前後に動きます。

こちらも首が特徴ですが、残念ながらギミックはありません。

ポケットアニアは全体的に肢の動きに力を入れているのでしょうか・・・。

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ポケットアニア「ブラキオサウルス

四種目は、スピノサウルスです。

こげ茶色っぽい色をしています。

ギミックは、口と両後肢の3ヶ所です。

アニアAL-15のスピノサウルスは両後肢の代わりに尾が2ヶ所動きました。

これは、ポケットアニアの両後肢のギミックの方が個人的には好きですね。

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ポケットアニア「スピノサウルス」

五種目は、プテラノドンです。

深紅の羽がカッコいいです!

頭部と翼の後ろの方は薄紫色です。

ギミックは口と両翼です。

これは翼竜として基本的なギミックですね。

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ポケットアニア「プテラノドン

印象としては、ポケットアニアという言葉から想像するよりもサイズが大きかったです。

アニアクジやカプセルアニアなどよりも、アニア恐竜シリーズに近い大きさです。

ギミックは恐竜シリーズのもとの違いがありますので、好みに寄りますね。

ただ、色合いがオリジナルのものが多いので、コレクターとしては欠かせません。

是非とも揃えたいところですね。

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ポケットアニア5種

動画もご覧ください。

 

 

【古生物玩具】アニア「金ぴかティラノサウルス(子ども)」

今回は、今回は、2020年9月18日~10月29日に開催された図鑑NEOとマックのコラボキャンペーンでもらえる「金ぴかティラノサウルス(子ども)」をご紹介します。

マックでハッピーセット ミニ図鑑"乗りもの/鉄道 新幹線・特急②"を購入し、書店でミニ図鑑もしくはクーポンを提示して図鑑NEOシリーズ購入することでもらえます。

店舗ごとに配布数が限られており、無くなり次第終了です。

ちょっと、入手のハードルが高いですが、条件を達成するだけの価値がある"金ぴかティラノ"です!

こちらが、袋に入った状態です。

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【非売品】アニア 金ぴかティラノサウルス(子ども) 包装状態

袋には、説明書&広告が同封されています。

金ぴかティラノサウルス自体は写っていませんが、"合体!恐竜探検島"の紹介があります。

また、図鑑NEOパッドの紹介もあります。

図鑑NEOとアニアは昔からコラボが盛んです。

アニアに付いている図鑑も図鑑NEOとのコラボですね!

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【非売品】アニア 金ぴかティラノサウルス(子ども) 解説書

 

袋から取り出しました。

 シルバーティラノサウルス(子ども) 同様に光沢感がすごくて、メカっぽいです。

ギミックは、シルバーティラノサウルス(子ども)と同じで4ヶ所です。

口の開閉、尾の回転、後肢2本の前後動作です。

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【非売品】アニア 金ぴかティラノサウルス(子ども)

シルバーティラノサウルス(子ども)と2ショットです。

シルバーが登場した時から、このツーショットを想像していました。

ついに実現です!

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【非売品】アニア 金ぴかティラノサウルス(子ども)とシルバーティラノサウルス(子ども)

こうなってくると、トリケラトプスの金ぴかバージョンや、大人のティラノサウルスの金ぴかバージョンが現実味を帯びてきます。

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【非売品】アニア 金ぴかティラノサウルス(子ども)とシルバーティラノ・トリケラ(子ども)

 

今後の金ぴか古生物シリーズが楽しみになりました♪

 

 

【古生物スポット紹介】国立科学博物館 地球館

今回は、国立科学博物館地球館をご紹介します。

 

国立科学博物館は、地球館日本館に分かれています。

以前、日本館をご紹介しましたので、今回は地球館をご紹介します。

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外観(国立科学博物館 地球館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:国立科学博物館 地球館 歩いてみよう!コンパス

場所:東京都台東区上野公園7−20

料金:一般・大学生630円、高校生以下無料

主な古生物:トリケラトプス レイモンドの実物全身骨格

その他:古生物以外にも現生動物の展示が多数あり

★おススメ度 Sランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・質の高い実物化石を多数展示

・実物、レプリカ含め大型の全身骨格が多数

・恐竜、翼竜、魚竜、魚類、単弓類、哺乳類など幅広い展示

・展示物の保存状態がよく、清掃が行き届いた清潔な展示室

 

×マイナス点

・化石、骨格が中心で復元模型は少ない

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 地球館日本館も、入口は同じです。

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入口(国立科学博物館 地球館)

まず、日本館の入場口が入ります。

そして、入場券を購入します。

入場券を購入すると、地球館日本館ともに見学することができます。

以前ご紹介した日本館は、日本に生息していた、もしくは現在生息している生物を中心に展示しているのに対し、地球館は全世界の過去・現在の生物を全般的に展示しています。

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入場口(国立科学博物館 地球館)

地球館に行くには、日本館を突き抜けていきます。

案内表示に沿って進みましょう。

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日本館を突き抜ける(国立科学博物館 地球館)

エスカレーターもしくはエレベーターに乗って地上に上がります。

エスカレーターで上がっていくと、左側に見えてくる建物が、地球館です。

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左側に見えてくるのが地球館(国立科学博物館 地球館)

地球館では、まず1階にある"地球史ナビゲーター"を見学しましょう!

宇宙史・地球史・人間史をテーマにした展示があります。

ここの中心にアロサウルスの全身骨格が展示されています。

頭部以外、実物の化石です。

 

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アパトサウルス一部実物化石(国立科学博物館 地球館)

そのアロサウルスを囲むようにして、様々な古生物が時代順に展示されています。

 まずは、ストロマトライトです。

様々な博物館に展示されていますね。

この国立科学博物館でも複数のストロマトライトが展示されています。

一つひとつ模様が異なるところも興味深いです。

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ストロマトライト実物化石(国立科学博物館 地球館)

続いてエオラプトルです。

全身レプリカです。

この姿を見ると獣脚類のようですが、竜盤類ではないか?と言われています。

どちらなんでしょうね?特に原始的な恐竜たちは皆似ていますから、分類が難しいですね。

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エオラプトル全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

三葉虫のパラドキシデスです。

実物化石です。

三葉虫としては、とっても大きな種ですが、しかもこんなにたくさん集まった状態で化石になっているなんて、すごい事ですよね。

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パラドキシデス実物化石(国立科学博物館 地球館)

ヘリオバティスです。

実物化石です。

胸ビレと一体化した特徴的な形がそのまま残っていますね。

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ヘリオバティス実物化石(国立科学博物館 地球館)

パレオキロプテリクスです。

実物化石です。

最古のコウモリの仲間なんですよね。

翼もしっかりと残っています。

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パレオキロプテリクス実物化石(国立科学博物館 地球館)

メッセロルニスです。

実物化石です。

飛べないタイプの鳥だったようです。

足が長いのも、飛べない鳥によくある特徴です。

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メッセロルニス実物化石(国立科学博物館 地球館)

メリコイドドンです。

実物化石です。

頭部や胴体の形がはっきりわかります。

初期の偶蹄類といわれています。

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メリコイドドン実物化石(国立科学博物館 地球館)

ナウマンゾウの歯化石です。

実物化石です。

特徴的な歯をしていますよね。

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ナウマンゾウ実物化石(国立科学博物館 地球館)

1階の見学を終えたら、続いて地下1階に向かいましょう。

"地球環境の変動と生物の進化 ー恐竜の謎尾探るー"がテーマの展示があります。

恐竜たちが展示されているフロアです!

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地球環境の変動と生物の進化 ー恐竜の謎尾探るー(国立科学博物館 地球館)

まずは、なんといってもティラノサウルスです。

どこの博物館に行っても主役ですね!

全身骨格のレプリカです。

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ティラノサウルス全身骨格レプリカ アップ(国立科学博物館 地球館)

国立科学博物館ティラノサウルスは、その姿勢が特徴的です。

なんと、しゃがんでいるのです。

足を曲げて身を低くしていることがわかると思います。

ティラノサウルスは前肢が小さく役に立たないといわれていました。しかし、比較的新しい仮説に、起き上がるときに地面を前肢で押して状態を起こすのに使用されていたというものがあります。

この全身骨格は、今まさに立ち上がろうとする一瞬を切り取ったものと言えます。

獲物を見つけて襲い掛かろうとしているのでしょう。

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ティラノサウルス全身骨格レプリカ しゃがんだ姿(国立科学博物館 地球館)

このティラノサウルスの正面にはトリケラトプスがいます。

こちらも全身骨格レプリカです。

高い位置に展示されているので、下から見上げるアングルで観察できます。

 ティラノサウルスに気づき威嚇しているようです。

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トリケラトプス全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

トリケラトプスがもう一体います。

こちらは、国立科学博物館の一番の目玉と言えるほどすごいものです。

なんと、実物の惨状化石なのです。

トリケラトプスの形がしっかりと残っています。

とっても状態が良いですよね!

国立科学博物館に行ったら、絶対に見てほしい展示です!

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トリケラトプス産状化石(国立科学博物館 地球館)

トリケラトプスの産状化石の上には、角竜類の頭部が4つ展示されています。

いずれもレプリカです。

実物の頭部は重いですから、こんなに高い位置に展示するのは難しいですよね。

一番左側から、スチラコサウルス、パキリノサウルス、アンキケラトプス、カスモサウルスです。

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角竜類頭部骨格レプリカ×4(国立科学博物館 地球館)

また、トリケラトプスの産状化石の横には、プロトケラトプスの頭部レプリカもあります。他の頭部と比べてとても小さいです。

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プロトケラトプス頭部骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

 ティラノサウルスの横にはアパトサウルスがいます。

 ティラノサウルスを回り込む形で上に上がっていく階段があります。

ここから見下ろすとティラノサウルスアパトサウルスの全身骨格を見ることができます。

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上から見るティラノサウルスアパトサウルスの全身骨格(国立科学博物館 地球館)

アパトサウルスがとにかく高い。

上まで上がっても頭部が見上げるほどの高さです。

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アパトサウルス一部実物全身骨格(国立科学博物館 地球館)

 ステゴサウルスもいます。

こちらは実物化石にレプリカの部位を組み合わせた全身骨格です。

 

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ステゴサウルス一部実物化石(国立科学博物館 地球館)

 ステゴサウルスと言えば、背の板骨が最大の特徴ですが、この板骨の実物化石が近くで観察できる位置に展示されています。

板骨に血管が通っていて、温度調整に使われていたことを裏付ける貴重な化石です。

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ステゴサウルス板状骨 実物化石(国立科学博物館 地球館)

ステゴサウルスのもう一つの特徴である尾のスパイクは、レプリカが展示されています。

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ステゴサウルス尾レプリカ(国立科学博物館 地球館)

 ステゴサウルスの手前には、スコロサウルスがいます。

アンキロサウルスの仲間ですね。

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スコロサウルス一部実物化石(国立科学博物館 地球館)

後に回って見ると、特徴的な尾を観察できます。

ただ、少し欠けている部分があります。

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スコロサウルス一部実物化石 後姿(国立科学博物館 地球館)

そこで、尾の先端のみを再現したレプリカが手前に展示されています。

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スコロサウルス尾レプリカ(国立科学博物館 地球館)


パキケファロサウルスです。

白と茶色が混ざった全身骨格です。

茶色い部分が実物化石で、白い部分が復元レプリカなんです。

全身の実物化石を揃えることは非常に難しいことなんですね。

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パキケファロサウルス一部実物化石(国立科学博物館 地球館)

ヒパクロサウルスです。

とっても背が高くて、入口付近にいますので、非常に目立ちます。

また、親の足元には子供のヒパクロサウルスもいます。

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ヒパクロサウルス一部実物化石 親(国立科学博物館 地球館)

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ヒパクロサウルス一部実物化石 子(国立科学博物館 地球館)

シチパチです。

卵のある巣に覆いかぶさるような姿勢をしています。

羽毛で卵を温めつつ守っていたのかもしれませんね。

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シチパチ全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

デイノニクスです。

獲物を追いかけているかのような、躍動感のある全身骨格レプリカです。

串刺しになっているように白い棒が通っているのが気になります。

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デイノニクス全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

手元にあるタッチパネルを操作すると・・・。

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デイノニクス全身骨格レプリカの回転操作(国立科学博物館 地球館)

横方向に360度回転させることができます。

下や上など中々見れない角度から観察することができるんですね。

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デイノニクス全身骨格レプリカ 逆さ(国立科学博物館 地球館)

ヘレラサウルスです。

三畳紀を代表する小型肉食恐竜のレプリカです。

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ヘレラサウルス全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

その隣には、プレストスクスがいます。

一部が実物の全身骨格です。

四肢の付き方が恐竜と他の爬虫類では異なることがよく分かります。

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プレストスクス一部実物化石(国立科学博物館 地球館)

地下1階の見学を終えたら、次は地下2階です。

"地球環境の変動と生物の進化 ー誕生と絶滅の不思議ー"がテーマの展示があります。

 

まずは、スクレロケファルスです。

実物化石です。

スクレロケファルスは、国立科学博物館に3体も展示されています。

その中でも格段に大きく、迫力があるのがこの化石です。

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スクレロケファルス実物化石(国立科学博物館 地球館)

メソサウルスです。

実物化石です。

ペルム紀のメジャー爬虫類ですね。

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メソサウルス実物化石(国立科学博物館 地球館)

ユーリプテルスです。

実物化石です。

シルル紀からこんなにくっきりと形が残っているなんて、奇跡ですね!

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ユーリプテルス実物化石(国立科学博物館 地球館)

魚類もたくさんの種が展示されています。

まずは、ウィンクティフェルです。

実物化石です。

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ウィンクティフェル実物化石(国立科学博物館 地球館)

カラモプレウルスです。

実物化石です。

 鱗がしっかりと残っていますね!

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カラモプレウルス実物化石(国立科学博物館 地球館)

アクセルロディクテュスです。

実物化石です。

シーラカンスの仲間ですね。

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アクセルロディクティス実物化石(国立科学博物館 地球館)

カントーデスは2体並んで展示されています。

まず、1体目はこちらの平面的な実物化石です。

形はクッキリとしています。

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カントーデス①実物化石(国立科学博物館 地球館)

もう人がこちらの実物化石です。

同じ種?と疑問になるくらいサイズが違います。

形もはっきりしていますね。

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カントーデス②実物化石(国立科学博物館 地球館)

コッコステウスです。

実物化石です。

生きている頃から、きっと硬かったのではないかと思わせる頭部をしています。

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コッコステウス実物化石(国立科学博物館 地球館)

アステロレピスです。

実物化石です。

こんなに立体的な形に残っているなんてすごい貴重ですね!

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アステロレピス実物化石(国立科学博物館 地球館)

ダンクルオステウスです。

頭部の復元模型です。

 

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ダンクルオステウス不可動型頭部復元模型(国立科学博物館 地球館)

カルカロクレス・メガロドンです。

国立科学博物館では、カルカロドン・メガロドンとして展示されています。

巨大な歯のレプリカを口の形に並べています。

また、別の場所には1つだけですが本物の歯化石が展示されています。

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カルカロクレス・メガロドン歯レプリカ(国立科学博物館 地球館)

ヤノケトゥスです。

頭部の骨格レプリカです。

小型のヒゲクジラの仲間ですが、それでもこの大きさです。

現生のヒゲクジラにはない歯があります。

ギザギザしていて特徴的です。

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ヤノケトゥス頭部骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

小さな古生物の展示コーナーもあります。

まず、コノドントです。

復元模型です。

コノドントは歯の化石であると言われていますね。

ギザギザした歯が奥行きを持って展示されています。

実際の配置を再現しているんです。

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コノドント不可動型歯復元模型(国立科学博物館 地球館)

続いて放散虫です。

様々な形や大きさの放散虫の復元模型が展示されています。

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放散虫①不可動型復元模型(国立科学博物館 地球館)

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放散虫②不可動型復元模型(国立科学博物館 地球館)

フズリナです。

内部の構造まで分かる復元模型です。

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フズリナ不可動型復元模型(国立科学博物館 地球館)

この他にも三葉虫アンモナイト、ウミユリなど様々な小型古生物が展示されています。

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三葉虫不可動型復元模型(国立科学博物館 地球館)

翼竜の展示もあります。

こちらはランフォリンクスです。

長い翼が交差する実物化石です

小型翼竜の代表格ですね。

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ランフォリンクス実物化石(国立科学博物館 地球館)

アンハングエラ・ピスカトルです。

全身骨格レプリカに翼を付けて羽ばたいた姿を表現しています。

現生のオウギワシと並んでいて、大きさが比較できます。

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アンハングエラ・ピスカトル不可動型復元模型(国立科学博物館 地球館)

地下2階の古生物展示の中で、とってもインパクトあるのが"水に戻った四肢動物"というコーナーです。

生活の場を水中から陸上に移し、その後再び水生生物へと進化を遂げた生物たちが展示されています。

中でも、大型水生古生物たちはかなりのインパクトです。

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水生生物スペース(国立科学博物館 地球館)

このコーナーで一番目立っているのは、最上部の左右にいる2体の大型水生生物です。

左側にいるのがバシロサウルス・ケトイデスです。

全身骨格のレプリカです。

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バシロサウルス・ケトイデス全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

右側にいるのが、ティロサウルス・プロリゲルです。

全身骨格レプリカです。

この2体の体は非常に長く、コーナーの始まりから終わりまで伸びています。

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ティロサウルス・プロリゲル全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

アーケロン・イスチイロスです。

全身骨格レプリカです。

巨大なカメですね~。

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アーケロン・イスチイロス全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

ステラ―ダイカイギュウです。

全身骨格レプリカです。

このコーナーの最後の方に展示されており、大きくて目立つ存在です。

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ステラーダイカイギュウ全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

パレオパラドキシアです。

全身骨格レプリカです。

水中を泳いでいるような姿です。

高い位置にいるので、特徴的な歯を見ることができませんが、日本館にネオタイプのパレオパラドキシアが展示されていますので、そちらも観察してみてください。

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パレオパラドキシア全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

単弓類を2種ご紹介します。

ディメトロドンです。

全身骨格レプリカです。

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ディメトロドン全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

エダフォサウルスです。

全身骨格レプリカです。

ディメトロドン以上に帆が長いですね。

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エダホサウルス全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

スミロドンです。

全身骨格レプリカです。

鋭い牙に大きく開いた口で、相手を威嚇しているようです。

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スミロドン全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

ホプロフォネウスです。

全身骨格レプリカです。

獲物に飛びかかろうとしているような、躍動感のある姿です。

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ホプロフォネウス全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

ダイアウルフです。

全身骨格レプリカです。

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ダイアウルフ全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

ホラアナグマです。

全身骨格レプリカです。

右下には実物の頭部化石が展示されています。

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ホラアナグマ全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

パノクトゥスです。

全身骨格レプリカです。

後には甲羅のレプリカも展示されています。

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パノクトゥス全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

大迫力の長鼻目も多数展示されています。

アメリカマストドンです。

全身骨格レプリカです。

顔を持ち上げ大きな牙を高く掲げているようです。

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アメリカマストドン全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

コロンビアマンモスです。

全身骨格レプリカです。

牙が中央に向かって弧を描いています。

アメリカマストドンと比較しても立派な牙です。

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コロンビアマンモス全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

デイノテリウムです。

全身骨格レプリカです。

この牙、常識を覆すような向きに生えていますね。

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デイノテリウム全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

メリテリウムです。

全身骨格レプリカです。

小型で長鼻目とは思えない姿をしています。

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メリテリウム全身骨格レプリカ(国立科学博物館 地球館)

いかがでしたでしょうか?

さすが、国立科学博物館!!

とにかく、展示物が多いですし、大型だから迫力があります。

一生に一度は見学してほしい、古生物の宝庫です。

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット紹介】田中第五公園

今回は、竜脚類のいる公園をご紹介します。

埼玉県松伏町にある田中第五公園です。

 

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ディプロドクス不可動型復元模型(田中第五公園)

 

★おススメ度 Dランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・見上げる高さのディプロドクス

・茶色とクリーム色のコントラストが鮮やか

・オリジナリティがある

 

×マイナス点

ディプロドクスとしては若干サイズが小さい

・数が少ない(1体のみ)

・背側に若干塗装の剥がれがある

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古利根川に沿うように細長い形をした公園です。

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隣を流れる古利根川(田中第五公園)

尾がとっても長い竜脚類がします。

首は非常に細長いです。

口にはギザギザした歯を咥えています。

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尾が長いディプロドクス(田中第五公園)

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ディプロドクス 葉を咥えた頭部(田中第五公園)

背は茶色、腹側がクリーム色とコントラストが鮮やかです。

また、肢がとっても短いです。

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背と腹のコントラストが鮮やかな肢が短いディプロドクス(田中第五公園)

若干背に塗装の剥がれがありますが、それ以外の箇所はきれいです。

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少し塗装が剥がれたディプロドクス(田中第五公園)

ディプロドクスがいる広場とは反対側にすべり台とブランコの遊具が設置されています。

また、いくつかベンチがあります。

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すべり台とブランコ(田中第五公園)

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複数のベンチ(田中第五公園)

駐車場がない公園ですので、自動車で隣の道を通行していてディプロドクスを見つけた方は、立ち寄りにくいでのが難点です。

しかし、徒歩圏内に"かがり火公園"という駐車場の設けられた公園がありますので、利用されると良いでしょう。

 

近くに来られた方は、ディプロドクスに会いに行ってみてください!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物紹介】カラモプレウルス

今回は、カラモプレウルスのご紹介です。

 

基本情報
名前:カラモプレウルス
学名:Calamopleurus
分類:条鰭綱アミア目アミア科
時代:白亜紀
体長:0.8m~1.2m
食性:肉食

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カラモプレウルス全身実物化石(国立科学博物館)

カラモプレウルスは、白亜紀に生息した大型魚です。

ブラジルのロムアルド部層から多数の化石が発見されています。

状態のよう全身化石がいくつもあり、当時の姿が良く分かります。

細かい鱗が敷き詰められた長い身体。

体長は0.8~1.2mほどです。

アミア科に属する現生生物は、アミア・カルヴァ一種ですが、体長はその2枚程度になります。大型生物が多数存在した白亜紀サイズですね。

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カラモプレウルス全身実物化石 1体目(城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー)

現生生物のアミア・カルヴァは、肉食です。

そして、カラモプレウルスも同様に肉食魚でした。

次の画像をご覧ください。

鋭い歯が多数並んでいます。肉食魚らしいですね。

また、クラドキクルス という、こちらも白亜紀の大型肉食魚がカラモプレウルスの腹部から頭を突き出した状態の化石も見つかっています。

お互いに相手を食べようとして相討ち状態になってしまったんですね。

この化石から、カラモプレウルスは相手を丸のみしていたことが伺えます。

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カラモプレウルス全身実物化石 頭部拡大(城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー)

高さの低い背びれも特徴的です。

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カラモプレウルス全身実物化石 背びれ拡大(城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー)

尾びれは扇形をしています。

現生アミア・カルヴァの尾びれは丸みを帯びているので、だいぶ印象が違います。

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カラモプレウルス全身実物化石 尾びれ拡大(城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー)

白亜紀の大型肉食魚、カラモプレウルス

博物館などで、是非ご覧になってください!

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カラモプレウルス全身実物化石 2体目(城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー)

 

動画もご覧ください。