Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物スポット紹介】地質標本館(GEOLOGICAL MUSEUM)

今回は、地質標本館(GEOLOGICAL MUSEUM)をご紹介します。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916094055p:plain

施設名表示(地質標本館)

★おススメ度 Bランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

実物の化石が多数展示されている

ジュラ紀褶曲層のレプリカは大迫力

デスモスチルスコンコラプトルのレプリカがとても良くできている

アンモナイト三葉虫の化石が非常に多く展示されている

・カードやポスターを無料でもらえる

 

×マイナス点

・展示されている化石は小型のものが多い

・復元模型なども恐竜のような大型なものがない

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

茨城県つくば市にある施設です。

つくば市といえば、"筑波研究学園都市"として有名ですね。

筑波大学などの大学、国立の研究所が集中しています。

そんな国立の研究所の中でも、今回の地質標本館は産業技術総合研究所の敷地内にあります。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916094130p:plain

施設名表示入口(地質標本館)

産総研つくばセンターは、北、西、東、中央と4つに分かれており、その中の中央が今回の目的地です。

自動車で訪問する際には、入り口付近の守衛所の前に停車して、守衛さんに地質標本館の見学であることを告げます。

すると、通行証を頂いた上で駐車場を教えてもらえます。

ただ、駐車場は少し台数が少ないので、休日などは注意が必要です。

駐車場から少し歩きますが、所々に表示がありますのでほとんど迷うことはありません。

恐竜の案内表示を見ると、期待に胸が高鳴ります。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916094820p:plain

案内板(地質標本館)

こちらが、地質標本館です。

周囲が緑と岩・石に囲まれているのが印象的です。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916095332p:plain

外観(地質標本館)

施設に入ってお出迎えしてくれるのは、コンコラプトルです。

卵を抱えている様子が、よく表現されています。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916100459p:plain

コンコラプトル全身骨格レプリカ(地質標本館)

正面には、ジュラ紀の褶曲層の実物大レプリカがあります。

宮城県石巻市に存在する実物から型取りしており、忠実に再現されています。

大迫力です。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916100628p:plain

ジュラ紀褶曲層実物大レプリカ(地質標本館)

地質標本館は、とにかく展示数が非常に多いのが特徴です。

時代の経過ごとに化石が展示されている次の画像のコーナーは、地質標本館の見どころの一つです。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916100924p:plain

化石展示(地質標本館)

メソサウルスです。

よく見かけますが、頭から尾までとても状態が良いです。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916101107p:plain

メソサウルス全身実物化石(地質標本館)

アーケオプテリクス(始祖鳥)です。

有名なベルリン標本のレプリカです。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916102318p:plain

始祖鳥ベルリン標本レプリカ(地質標本館)

ホメオサウルスのレプリカです。

現生のムカシトカゲに近いとされる、ジュラ紀に生息した爬虫類です。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916102448p:plain

ホメオサウルス全身骨格レプリカ(地質標本館)

魚類を2点紹介。

ダペディウム・フォリドツムです。

縦長でひし形の体がとっても特徴的です。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916102847p:plain

ダペディウム・フォリドツム全身実物化石(地質標本館)

こちらも特徴的な姿をしているディプロミストゥス。

口が上の方を向いています。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916103010p:plain

ディプロミストゥス全身実物化石(地質標本館)

アメリカマストドンの歯の化石です。

歯の形がはっきりと残っていますね~。

マストドンという種名は、このあの形が乳房に似ていることに由来しています。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916103112p:plain

アメリカマストドンの歯実物化石(地質標本館)

メリコイドドンの頭部化石です。

歯が並んでいるのがよく分かります。よく、こんな状態で残っていたな~。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916103244p:plain

メリコイドドン頭部実物化石(地質標本館)

ナウマンゾウの歯のレプリカです。

こちらは比較的良く見かけますね。

ギザギザした形が特徴です。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916103340p:plain

ナウマンゾウ歯化石レプリカ(地質標本館)

このコーナーの最後に登場するのが、こちらのネアンデルタール人です。

数万年前に絶滅してしまいました。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916103433p:plain

ネアンデルタール人復元模型(地質標本館)

アロサウルスの足跡のレプリカです。

大きさを体感することができます。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916103555p:plain

アロサウルス足跡化石レプリカ(地質標本館)

デスモスチルスの展示が充実しています。

復元模型、頭部の化石、全身骨格レプリカ、歯化石もあります。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916103738p:plain

デスモスチルス復元模型(地質標本館)

f:id:Prehistoriclifeman:20200916103847p:plain

デスモスチルス頭部実物化石(地質標本館)

こちらの全身骨格レプリカは、地質標本館の中で最大の古生物展示であり、目玉とも言えます。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916103905p:plain

デスモスチルス全身骨格レプリカ(地質標本館)

三葉虫アンモナイトは、多数種の展示があります。

他の博物館と比較してもかなり多い方です。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916104018p:plain

三葉虫展示(地質標本館)

f:id:Prehistoriclifeman:20200916104121p:plain

アンモナイト展示(地質標本館)

地質標本館では、化石だけを展示しているわけではありません。

地質に関する様々な展示があります。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916104627j:plain

クロム鉄鉱(地質標本館)

f:id:Prehistoriclifeman:20200916104658j:plain

リチウムペグマタイト(地質標本館)

また、地質標本館では、訪問の度に地質に関する標本カードをもらえたり、希望に応じてポスターがもらえたりします。

サービス最高です。

f:id:Prehistoriclifeman:20200916105101j:plain

ポスター(地質標本館)

とにかく展示数がすごい地質標本館。

是非、訪問してみてください!

 

 動画もご覧ください。