今回は、東京ミッドタウンで開催している"DinoScience 恐竜科学博2023"をご紹介します。
イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
イベント名:DinoScience 恐竜科学博 2023@TOKYO MIDTOWN
開催期間:2023年7月21日~9月12日
開催場所:東京ミッドタウン
主催者:DinoScience 恐竜科学博製作委員会2023
(TOKYO MX|共催 : ランドマークエンターテイメント株式会社、
TOKYO FM、株式会社フロンテッジ、株式会社レッツマーケティング)
料金:平日 一般3000円、中高校生2200円、子ども(3歳~小学生)1600円 (当日)
休日 一般3300円、中高校生2500円、子ども(3歳~小学生)1800円 (当日)
目玉展示:世界初公開のエラスモサウルス幼体の復元全身骨格
恐竜科学博は、2021年にパシフィコ横浜で初めて開催されたイベントであり、今回で2回目です。
会場は、こちらの東京ミッドタウンになりました。
なんておしゃれな場所なんでしょうか!
恐竜イベントがなければ、なかなか来ない場所です。
会場は東京ミッドタウン・ホールで、地下1階が入場口になっています。
画像の中央あたりにある入口からエスカレーターに乗って地下に向かいます。
地下1階に降りると恐竜科学博の会場案内が表示されています。
まだ開場する前ですが、すでに並んでいますね。
夏休みのこんなイベントに連れてきてもらえて、幸せな子供たちがたくさんいます。
入場してすぐにお出迎えしてくれるのは、ゴルゴサウルスのルースです。
このルースはカッコいいですよね~!
こちらはルースの脳幹です。
赤い矢印部分が脳腫瘍の痕です。
ルースには全身の骨に変形や骨折などの痕がありますが、これは脳腫瘍による機能障害によって引き起こされたと紹介されています。
恐竜の展示が充実している恐竜科学博ですが、その他の古生物についてもたくさん展示されています。
こちらでは、ララミディアに生息した様々な古生物の化石が展示されています。
こちらは、ララミディアに生息していたワニやスッポンの化石です。
続いて鱗がくっきりと残るガーです。
この他、鱗も展示されています。
哺乳類の展示もあります。
こちらはディデルフォドンとメニスコエッススの頭骨です。
ここからは、トリケラトプスの子どもの物語が始まります。
主人公となるトリケラトプスの子どもは、本種の成長に関する研究に基づきレインの幼少期を想定して制作されたのだそうです。
この物語は、いくつかのテーマに分けて展開されていきます。
最初のテーマは「小さな翼竜を追いかけて。」です。
翼竜を追いかけて群れを離れてしまいます。
ここから、子どもレインの冒険が始まります!
こちらが、子どもレインです。
翼竜を追いかけて、走っているような姿勢をしています。
追いかけられているのは、未命名の小型翼竜です。
次のテーマは「遭遇。」です。
翼竜を追いかけ群れから離れたトリケラトプスの子どもは、哺乳類にちょっかいを出すティラノサウルスの子どもと出会ったようです。
哺乳類はディデルフォドンです。
歯が鋭く、子どもの恐竜にとっては脅威になったことでしょう。
トリケラトプスの子どもと同様に、研究に基づいて再現されたティラノサウルスの子どもです。
続いてのテーマは「大型翼竜ケツァルコアトルスが突然、何かを狙って空から舞い降りて来た。」です。
トリケラトプスの前に巨大翼竜出現です!
目の前に立つと今にも食べられてしまいそうです。
続いてのテーマは「そのとき、静寂を打ち破ったもの。」です。
トリケラトプスは森の中の沼にたどり着いたようです。
沼で喉を潤したトリケラトプスの眼前にワニが飛び出してきて、急いで逃げる様子が再現されています。
ここで登場するのは、まず主役のトリケラトプス。
次に水中にいるチャンプソサウルス。
こちらも水中にいるプレシオバエナ。
そして、水中からトリケラトプスに襲い掛かるスタンゲロチャンプサです。
続いてのテーマは「追う存在、追われる存在。」です。
躍動感がありますね~!
追いかけているのは、ドロマエオサウルス科の大型種ダコタラプトルです。
追いかけられているのはストルティオミムスです。
物語は終盤。
テーマは「還るとこ。」です。
海を背に川に沿って歩き続けたトリケラトプスが、仲間のトリケラトプスらしいシルエットを見つけられたようです。
立ち上がり、喜びを表現しているように見えるトリケラトプス レインです。
未命名の鳥類です。
デンヴァーサウルスの"タンク"と呼ばれる個体です。
エドモントサウルスの亜成体です。
トリケラトプスの旅は終わり、続いて白亜紀の海の展示です。
こちらは、世界初公開となるエラスモサウルスの幼体を中心とした展示です。
主役のエラスモサウルスの幼体です。
2021年の恐竜科学博と同じ化石が多数展示される中、このエラスモサウルスについては世界初公開の復元全身骨格なんです!
今回の目玉といえます。
エラスモサウルスに狙われているエンコドゥスです。
海底付近にはトクソケリスがいます。
もう一つの大型海中展示は、モササウルスです。
モササウルスが、鳥類のヘスペロルニスを食べようとしています。
鋭い歯が並ぶ大きな口を開けて襲い掛かるモササウルスは、まさに怪物ですね!
こちらは、モササウルスの歯形がついたアンモナイトのプラセンティセラスです。
モササウルスの恐ろしさを体現しています。
恐竜のシルエットが動き回る演出です。
子どもたちが追いかけっこして遊んでいます。
さぁ、来ましたよ!レインとスタンの対決です。
今回は実物ではなくなりましたが、それでも存在感抜群のトリケラトプス レインの全身骨格です。
そして、躍動感が凄いティラノサウルス スタンの全身骨格です。
ティラノサウルスの成長段階を示す展示です。
可愛いティラノサウルスの雛♪
この子に会えるのが、実はかなり楽しみでした♪
いかがでしたでしょうか?
2年ぶりの恐竜科学博はやはり素晴らしかった!
今回初登場のエラスモサウルスの幼体は必見です!
この夏、是非とも訪れてほしいイベントです!
動画もご覧ください。