Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物スポット紹介】板橋区立熱帯環境植物館

今回は、東京都板橋区にある板橋区立熱帯環境植物館をご紹介します。

 

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外観(板橋区立熱帯環境植物園)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:板橋区立熱帯環境植物館

場所:東京都板橋区高島平8丁目29−2

料金:大人(高校生以上)260円、小人(小・中学生)130円、65歳以上130円

主な古生物:猿人の頭骨

その他:現生の水生生物展示が充実している

★おススメ度 Dランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・猿人(ジンジャントロプスボイセイ)の頭骨レプリカがいる。

・猿人(アファール人)の足跡レプリカがある。

・人類の進化に関するイラストがある。

 

×マイナス点

・頭骨や足跡のみで、全身骨格などはない。

・展示数は少ない。

・人類進化のイラストが途中から隠れてしまっている。

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入口(板橋区立熱帯環境植物園)

入館すると熱帯環境植物館の名の通りの光景が広がっています。

温室は、まるで熱帯雨林のように木々が生い茂っているのです。

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熱帯雨林のような温室(板橋区立熱帯環境植物園)

温室には滝まであります。

癒されますね~♪

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熱帯雨林のような温室 滝(板橋区立熱帯環境植物園)

植物だけではありません。

たくさんの生き物が暮らしています。

こちらはたくさんの水槽が並ぶエリアです。

熱帯の美しい魚や珍しい魚がたくさん泳いでいます。

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熱帯水槽(板橋区立熱帯環境植物園)

熱帯雨林が広がる温室には、大型水槽が設置されています。

そこにはたくさんの大型魚たちと、巨大なエイの姿があります。

この巨大なエイは、ヒマンチュラ・チャオプラヤという世界最大の淡水エイです。

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巨大エイ:ヒマンチュラ・チャオプラヤ(板橋区立熱帯環境植物園)

リクガメもいます。

寝そべっているようで可愛らしいです♪

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リクガメ(板橋区立熱帯環境植物園)

こちらの植物園には、猿人がいます。

まずは、人類の進化のイラストです。

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人類進化イラスト前半(板橋区立熱帯環境植物園)

後半部分が代やゴミ箱で隠れてしまっているのが、ちょっと残念です。

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人類進化イラスト後半(板橋区立熱帯環境植物園)

猿人の頭骨が展示されています。

ジンジャントロプス・ボイセイです。

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ジンジャントロプスボイセイ頭骨レプリカ(板橋区立熱帯環境植物園)

その背景に生命誕生からの進化年表があります。

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進化年表(板橋区立熱帯環境植物園)

こちらはアファール猿人の足跡化石レプリカです。

大人2人と子ども1人の足跡だそうです。

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アファール猿人足跡化石レプリカ(板橋区立熱帯環境植物園)

たしかに、明らかに大きさの異なる足跡が並んでいますね。

親子だったのでしょうか?

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アファール猿人足跡化石レプリカ アップ(板橋区立熱帯環境植物園)

 

植物園にいる猿人たち。

古生物がいるとは知らない人が多いのではないでしょうか?

是非、人類の進化の歴史に触れてみてください。

 

動画もご覧ください。

 

【古生物紹介】イグアノドン(Iguanodon)

今回は、イグアノドンをご紹介します。

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イグアノドン可動型復元模型 (古河恐竜パーク)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:イグアノドン
学名:Iguanodon
分類:鳥盤目鳥脚亜目イグアノドン科
時代:白亜紀前期
地域:ヨーロッパ
体長:7~9m
食性:草食

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イグアノドン不可動型復元模型 (那須ハイランドパーク)

1822年にイギリスの医師マンテル氏により歯の化石が発見され、1825年に論文が発表されました。

「初めて発見された恐竜は?」の問いに対する答えは諸説ありますが、イグアノドンも非常に古くに発見された恐竜で、"Dinosaur(恐竜)"という言葉が生まれる前に最初の歯が発見され、研究されてきました。

マンテル氏は、発見した歯の化石が現生爬虫類の"イグアナ"に歯の特徴に似ていることに気付きます。

そこで、"イグアナの歯"を意味する"イグアナドン"と名付けたのです。

"イグアノ"=イグアナの

"ドン"=歯

ただし、イグアナとは全く異なる種を形成しています。

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イグアノドン歯化石 (国立科学博物館 日本館)

イグアノドンは、化石が発見されてから長い年月が経過しており、現在に至るまで、様々な化石が発見され研究が進んできました。

新たな化石発見や研究により、人々が想像する姿も大きく変化した代表的な恐竜と言えます。

こちらは、1833年に水彩画家のジョージ・シャーフによって描かれた「復元された爬虫類」という作品です。

左側に大きく描かれているのがイグアノドンです。

現生のトカゲやワニなどと同じように四肢が地面に対して水平に生えています。

まさにイグアナのような姿をしています。

また、頭部には1つの角が生えているのも特徴です。

復元された爬虫類(サセックス州ティルゲートの森で発見された化石をもとに)
ジョージ・シャーフ 1833年水彩・鉛筆・掻き落とし・紙 ※特別展 恐竜図鑑

復元された爬虫類(サセックス州ティルゲートの森で発見された化石をもとに)
ジョージ・シャーフ 1833年水彩・鉛筆・掻き落とし・紙 ※特別展 恐竜図鑑

1878年にベルギーのベルニサール炭鉱でほぼ完全に近い形のイグアノドンの化石が発見されました。

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イグアノドン全身骨格レプリカ (福井県立恐竜博物館)

これらの化石を研究した結果、イグアノドンの姿は大きく変化します。

こちらは1884年にレオン・ベッケルによって描かれた作品です。

1882年に聖ゲオルギウス礼拝堂で行われたイグアノドンの復元作業の様子を描いたものです。

上体を起こし二足歩行の姿で組立てられているのが分かります。

1882年、ナッサウ宮殿の聖ゲオルギウス礼拝堂で行われたベルニサール最初のイグアノドンの復元 レオン・ベッケル1882年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

さらに、角と考えられていた尖った化石は、前肢の親指の鋭い爪だったのです。

イグアノドン歯・親指化石(恐竜展-歯から見る恐竜時代-:狭山市博物館)

こちらは1950年にニーヴ・パーカーに描かれたイグアノドンです。

背筋を伸ばした尾を地につけて二足歩行しており、頭部に角はありません。

代わりに前足の親指には鋭い爪が見えます。

イグアノドン・ベルニサルテンシス
ズデニェク・ブリアン1950年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちらは1938年に制作されたイグアノドンの石像です。

やはり、背筋を伸ばし尾を付けて2本足で立っています。

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イグアノドン不可動型復元模型 (東山動植物園)

そして、恐竜ルネサンスを経た現代ではこのように表現されています。

前傾姿勢となり尾が地面に対して水平に浮いた状態で、より活発に動ける姿をしています。

また、生活の中で4足歩行と2足歩行を使い分けていたという説もあります。

同じイグアノドンでも印象が全く違いますね。

イグアノドン 可動型復元模型(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ)

時には、肉食恐竜に捕食されているシーンを再現されていることもあります。

こちらは、1877年ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズによって描かれた作品です。

ジュラ紀の生き物—ヨーロッパ
ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ1877年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

イグアノドンがメガロドンに捕らえられています。

ジュラ紀の生き物—ヨーロッパ メガロサウルスに捉えられたイグアノドン
ベンジャミン・ウォーターハウス・ホーキンズ1877年油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちらは、かつやまディノパークのユタラプトルに捉えられたイグアノドンです。

昔も今も、名脇役と言えます。

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イグアノドン不可動型復元模型 (かつやまディノパーク)

結構色々な場所で会うことができるイグアノドン

是非、イグアノドンに会いに行ってみてください♪

 

動画もご覧ください。

 

【古生物玩具】アニア「プテラノドンコレクション」

今回は、過去に発売されたアニアの中からプテラノドンをご紹介します。

 

プテラノドンは、翼竜を代表する種ということもあり、アニアでもたくさん発売されています。

 

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8体のプテラノドン(アニア「プテラノドンコレクション」)

まずは、AL-06 プテラノドンです。

アニアの恐竜シリーズであるAL-06は、ベーシックなアニアプテラノドンです。

体や翼は全体的に薄い茶色で、頭部のみ明るい黄色と濃い茶色です。

ギミックは、口の一ヶ所と両翼の合計三ヶ所です。

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アニア AL-06 プテラノドン

アニア「探検!ジュラシックワールド」のプテラノドンです。

このセットは、オーウェンも同封されていました。

形や大きさはAL-06 プテラノドンとほぼ同じです。

配色は全体的にグレーで頭部や翼の一部など、所々に紫色があります。

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アニア 探検! ジュラシック・ワールドプテラノドン

こちらは、アニア「映画ドラえもん のび太の新恐竜」シリーズの、"ドラえもんプテラノドン"のプテラノドンです。

ドラえもんとセットだったのですよね!

アニメチックに目が大きくて可愛らしいプテラノドンです♪

ギミックの一つ目は口で、AL-06と同様に口と両翼の三ヶ所ですが、口が大きめです。

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アニア「 映画 ドラえもん のび太の新恐竜 」ドラえもん & プテラノドンプテラノドン

ジュラシックシリーズ「ベビーブルー&プテラノドン」のプテラノドンです。

赤ちゃんブルーとセットということで、こちらも子どもサイズです。

配色は「探検!ジュラシックワールド」に近いです。

ギミックは両翼の二ヶ所のみです。

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アニア ジュラシックワールドシリーズ 「ベビーブルー&プテラノドン」のプテラノドン

次にポケットアニア 恐竜 Vol.1プテラノドンです。

ポケットアニアは、主にUFOキャッチャーなどの景品として、アミューズメント施設で活躍しています。

サイズは、「ベビーブルー&プテラノドン」と同じくらいです。

ただし、ギミックは口が動く分だけこちらの方が充実しています。

口の一ヶ所と両翼の三ヶ所がギミックとなっています。

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ポケットアニア 恐竜 Vol.1のプテラノドン

続いてカプセルアニア「陸・海・空の恐竜編」プテラノドンです。

いやゆる"ガチャガチャ"の景品で、プテラノドンはカプセルに2体入っています。

こちらのプテラノドンは、AL-06 を小さくしたような形・配色をしています。

ギミックは両翼です。

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カプセルアニア 「陸・海・空の恐竜編」のプテラノドン1体目

こちらも、カプセルアニア「陸・海・空の恐竜編」プテラノドンです。

セットのもう一体ですね。

卵の殻の上に乗っています。

この卵から取り外すこともできます。

翼で体を隠すような姿をしています。

ギミックとして両翼を回転方向に動かすことができます。

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カプセルアニア 「陸・海・空の恐竜編」のプテラノドン2体目

最後にジュラシックワールドシリーズプテラノドンです。

他のプテラノドンとは一線を画す存在です。

まず、非常に大きい!

手のひらでは収まり切らないくらいです。

全体的に深い緑色で頭部と翼の付け根、先端が赤色です。

ギミック一つ目の口はとにかく大きく開きます。

また、他のプテラノドンと同様に両翼が根元から動きます。

さらに、このプテラノドンの最大の特徴ですが、翼の中央辺りにも回転方向に動くギミックがあります。

合計五ヶ所のギミックです。

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アニア ジュラシックワールドシリーズのプテラノドン

こんなに色々なプテラノドンが発売されていることは、プテラノドンの人気を表しているようにも感じます。

殻に入ったプテラノドンは、翼が中間で動くプテラノドン、アニメのようなプテラノドンなど個性的です。

今後はもう少し思い切った配色のプテラノドンが登場してくれることに期待したいですね!

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並んで飛ぶプテラノドン(アニア「プテラノドンコレクション」)

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット】水戸市森林公園

今回は、茨城県水戸市にある水戸市森林公園をご紹介します。

 

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:水戸市森林公園

場所:茨城県水戸市木葉下町

料金:無料

主な古生物:ディプロドクストリケラトプス等の大型の復元模型や遊具

その他:非常に大きな公園で、多数の遊具も設置されている

★おススメ度 Bランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・不可動型復元模型が13種いる

・大型の模型が多く特にディプロドクスは非常に大きい

ディプロドクスとプラテオサウルスはすべり台になっている

ディメトロドンは中に入って口から外を覗け


×マイナス点

・動く古生物は一切いない

・古い学説に基づいた模型が多い

・一部剥がれが見られる

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森林公園の案内図です。

中央にトリケラトプスに乗った子供のイラストがあります。

やはり恐竜推しなんですね!

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案内図(水戸市森林公園)

森林公園は非常に広く緑豊かです。

ここに古生物たちのいる"恐竜広場"というスポットがあります。

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緑豊かで広い公園(水戸市森林公園)

イムリアです。

背が低く丸みを帯びていることもあり、子供たちが乗って遊んでいるようです。

背側に剥がれが見受けられます。

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イムリア不可動型復元模型(水戸市森林公園)

エダホサウルスです。

全身青色で、帆が印象的ですね。

背側の青色が帆の根本に沿ってはがれています。

子どもたちが背の上に乗って、帆を掴みながら歩いている姿が目に浮かびます。

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エダホサウルス不可動型復元模型(水戸市森林公園)

ディメトロドンです。

体高がかなりあり太い印象です。

帆がカラフルですね~!

中央の穴から入って、口の中から外をのぞくことができます。

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ディメトロドン不可動型復元模型(水戸市森林公園)

プラテオサウルスです。

竜脚類によくある首をひねって振り返る姿をしています。

尾が滑り台になっていて、中央の穴から入って滑ることができます。

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プラテオサウルス不可動型復元模型(水戸市森林公園)

ブロントサウルス(アパトサウルス)です。

こちらも首をひねって振り返っています。

後肢がとっても太いですね!

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ブロントサウルス(アパトサウルス)不可動型復元模型(水戸市森林公園)

アロサウルスです。

背筋をピーンと伸ばした昔ながらのスタイルです。

少し傾いた状態で口を開けています。

この口に投げ入れようとしているのか、口の中は枝がぎっしりです。

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アロサウルス不可動型復元模型(水戸市森林公園)

アンキロサウルスです。

背はかなりごつごつしています。

尾のハンマーはとっても太いです。

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アンキロサウルス不可動型復元模型(水戸市森林公園)

トリケラトプスです。

勇ましい表情をしています。

全体的に太めです。

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トリケラトプス不可動型復元模型(水戸市森林公園)

ステゴサウルスです。

背の板骨がオレンジ、体は緑色で非常にカラフルです。

ずいぶん背の高いステゴサウルスですね。

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ステゴサウルス不可動型復元模型(水戸市森林公園)

ティラノサウルスです。

アロサウルスと同様に背筋を伸ばした昔ながらのスタイルです。

尾も地に付けて歩いているので、非常にゆっくる進みそうです。

獲物を捕まえるのも大変そうですが、一度捕まえれば鋭い牙で逃さないでしょう。

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ティラノサウルス不可動型復元模型(水戸市森林公園)

ディプロドクスです。

とにかく巨大です!

水戸市森林公園の目玉と言えるでしょう。

尾は滑り台になっています。

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ディプロドクス不可動型復元模型(水戸市森林公園)

トラコドンです。

カモノハシ恐竜と言われますが、その名の通りカモノハシのような顔をしています。

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トラコドン不可動型復元模型(水戸市森林公園)

マンモスです。

マンモスの種類までは特定できませんが、長い毛に覆われているように見えますのでケナガマンモスなんですかね~。

頭部が非常に特徴的な形をしています。

牙がりっぱで子どもたちがつかまったりして遊んでいます。

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マンモス不可動型復元模型(水戸市森林公園)

こちらはおまけです。

創作怪獣の"イボゴン"というらしいです。

創作怪獣を募集したイベントで、当時の小学生が考えた怪獣だそうです。

体にあるイボから毒ガスを出すという設定だそうです。

自分が考えた怪獣がこうやって形となって公共の場に飾られるなんて、素晴らしい体験ですね♪

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創作怪獣イボゴン(水戸市森林公園)

いや~、見ごたえがありました。

とっても個性的な古生物たちで、楽しくなりますね♪

ぜひ、皆さんも訪れてみてください!

 

動画もご覧ください。

【古生物スポット紹介】荒川自然公園

今回は、東京都荒川区にある荒川自然公園をご紹介します。

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トリケラトプスと獣脚類の遊具(荒川自然公園)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:荒川自然公園

場所:東京都荒川区荒川8丁目25−3

料金:無料

主な古生物:恐竜の遊具

その他:多数の遊具

★おススメ度 Eランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・獣脚類のスプリング遊具2体

・種別不明の恐竜滑り台がある

・いずれも状態は良好

 

×マイナス点

・スプリング遊具はサイズが小さい

・他の公園でもよく見かける市販の遊具のみ

・種類が特定できない

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小鳥を手に乗せた子ども(荒川自然公園)

荒川自然公園は非常に自然が豊かな公園です。

木々がたくさん植えられており、白鳥の棲む池もあります。

ジョギングやウォーキングのコースがあり、たくさんの方々が利用されています。

公園は大きく2つに分かれています。

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案内図(荒川自然公園)

今回は野球場やテニスコートのある北側のエリアが目的地です。

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野球場(荒川自然公園)

野球場の前には、たくさんの遊具が設置されている児童遊園コーナーがあります。

児童遊園コーナーにはブランコや砂場といった一般的な遊具があります。

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ブランコ(荒川自然公園)

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砂場(荒川自然公園)

そして、こちらが恐竜のスプリング遊具です。

獣脚類のように見えます。

平たい板が2枚パイプでつながったシンプルなスプリング遊具です。

隣にはカメのスプリング遊具もあります。

どちらも2022年2月にこの公園にやってきたようです。

可愛らしいです♪

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獣脚類とカメのスプリング遊具(荒川自然公園)

続いては、お馴染みのスプリング遊具。

Game Time社のGreen Dinosaur Adbenture Mateです。

状態はとっても良いです。

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Green Dinosaur Adventure Mate(スプリング遊具) GameTime社(荒川自然公園)

最後はこちらの大き目の恐竜。

滑り台になっています。

首が長いように見えるので竜脚類か、はたまた背に板骨のようなものが見えるので剣竜類か、特定はできません。

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恐竜すべり台(荒川自然公園)

2人同時に滑れるようになっています。

この恐竜滑り台の向こうには、小さくGreen Dinosaurが見えます。

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恐竜すべり台から見えるGreen Dinosaur Adventure Mate(荒川自然公園)

広くて楽しい公園ですが、さらに恐竜が3体いるとは!

市販の恐竜遊具のみですが、子供たちはとっても楽しめますね♪

 

動画もご覧ください。

 

【古生物紹介】デイノニクス(Deinonychus)

今回は、デイノニクスをご紹介します。

 

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:デイノニクス
学名:Deinonychus
分類:竜盤目獣脚亜目ドロマエオサウルス科
時代:白亜紀前期
地域:北アメリ
体長:2.5~3.5m
食性:肉食

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デイノニクス不可動型復元模型(特別展:恐竜展2021)

1964年にアメリカの古生物学者であるジョン・オストロムによって発見されました。

 

"デイノ"=恐ろしい

"ニクス"=爪

 

アメリカのジョン・オストロムは1964年、アメリカのモンタナ州でデイノニクスの化石を発見しました。

デイノニクスの化石には現代の鳥類と類似した特徴が多数あることを発見しました

そして、ジョン・オストロムは、鳥類の祖先は恐竜、特に獣脚類のコエルロサウルス類であると主張しました。

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デイノニクス全身骨格レプリカ(茨城県立自然博物館)

 

最初の化石発見以降、数多くの化石が発見されました。

時には、同時代同地域に生息していたテノントサウルスと一緒に発見されることもありました。

デイノニクスは、この自分よりも大きなテノントサウルスを獲物として捕食していたものと思われます。

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テノントサウルス・デイノニクス可動型復元模型(かつやまディノパーク)

自分よりもはるかに大きな草食恐竜を襲うには、仲間の恐竜と連携する必要があるでしょう。

また、後肢にある大きな鉤爪を使い何度も攻撃するには、高い持続力が必要となります。

これらを持つには、現生の爬虫類のような変温動物ではなく、哺乳類や鳥類と同じく恒温動物だったのではないかとオストロムは考えました。

このオストロムの発想が、恐竜ルネサンスへと発展していきました。

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テノントサウルス・デイノニクス可動型復元模型(ディノアドベンチャー名古屋)

デイノニクスは、様々な研究が行われ、その姿も変わってきています。

ジュラシックパークの頃のイメージは、下の画像のような姿ですね。

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デイノニクス不可動型復元模型(企画展:空にいどんだ勇者たち)

現在では羽毛が生えて、鳥に非常に近い姿になっています。

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デイノニクス不可動型復元模型 羽毛型(企画展:空にいどんだ勇者たち)

デイノニクスの食性については、他の切り口からも研究が進んでいます。

同じ元素でも中性子の数の違いから質量が異なる原子が存在します。

これを同位体と呼びます。

そして、非常に安定していて、壊れにくい同位体のことを安定同位体と呼びます。

※逆に不安定で壊れやすい同位体放射性同位体と呼びます。

 

この安定同位体の構成割合は、その原子が含まれる物質によって異なります。

この違いを分析することによって、デイノニクスの食生活を研究したのです。

その結果、幼いデイノニクスと成体のデイノニクスでは異なるものを食べていたことが明らかになりました。

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デイノニクス可動型復元模型(ディノアドベンチャー名古屋)

大人気のデイノニクスは、様々な場所に出現します。

恐竜のイメージを大きく変えるきっかとなった、デイノニクスを是非見に行ってみてください!

 

動画もご覧ください。

 

 

【古生物紹介】ディプロドクス(Diplodocus)

今回は、ディプロドクスをご紹介します。

 

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ディプロドクス全身骨格レプリカ(東海大学自然史博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:ディプロドクス
学名:Diplodocus
分類:竜脚下目ディプロドクス科
時代:ジュラ紀後期
場所:北アメリ
体長:25~30m
食性:草食

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ディプロドクス不可動型復元模型(田中第五公園)

ディプロドクスジュラ紀後期に北アメリカ大陸に生息した竜脚類です。

アメリカのコロラド州アメリカの古生物学者 サミュエルウェンデルウィリストンが初めて化石を発見しました。

脊椎骨が2重の梁を持つことから、"2重の梁"を意味するディプロドクスと名付けられました。

"ディプロ"=2重

"ドクス"=梁

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ディプロドクス全身骨格レプリカ(瑞浪地球回廊)

ディプロドクスは体長が20m後半から30m前半と竜脚類の中でも大型です。

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ディプロドクス不可動型復元模型(水戸市森林公園)

一方で体つきは全体的に細く、体長の割りに体重は20トンに届かない程度と言われています。

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ディプロドクス可動型復元模型(ぐらんぱる公園)

細く長い尾を鞭のように使用して、獣脚類から身を守ったと考えられています。

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ディプロドクス不可動型復元模型 後姿(田中第五公園)

一方、ディプロドクスは非常に小顔です。

比較的平たく前後に長い形をしています。

また、歯も特徴的です。

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ディプロドクス頭骨レプリカ ※ミュージアムパークコレクション(茨城県立自然博物館)

ディプロドクスの口には、細長く真っ直ぐな形をした歯が並んでいます。

この細長い歯を使って木々に生えた葉をすきとるようにして食べていました。

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ディプロドクス歯化石レプリカ(茨城県立自然博物館)

巨大な竜脚類ディプロドクス

竜脚類の中では、ブラキオサウルスアパトサウルスに並ぶ大人気恐竜です。

その巨大な姿を見に行ってみてください!

 

動画もご覧ください。