Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物イベント紹介】企画展:ミュージアムパークコレクション コレなに?コレみて!自然の宝、大公開!(茨城県自然博物館)

今回は、茨城県自然博物館で開催しているたくさんの化石と出会えるイベントをご紹介します。

企画展の"ミュージアムパークコレクション~コレなに?コレみて!自然の宝、大公開!~"です。

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企画展ポスター ※企画展:ミュージアムパークコレクション

イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント名:企画展 ミュージアムパークコレクション~コレなに?コレみて!自然の宝、大公開!~

開催期間:2022年2月26日~6月12日(ただし3月8日まで臨時休館)

開催場所:ミュージアムパーク茨城県自然博物館

主催者:ミュージアムパーク茨城県自然博物館

料金:一般750円、70歳以上370円、高校・大学生460円、小・中学生150円

目玉展示:パラミロドン(オオナマケモノ)の全身骨格レプリカ

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茨城県自然博物館は、ダイオウイカ展示ケースのホルマリン流出により2022年2月3日から休館していました。

その後、安全が確保されたことから2022年3月9日から開館することとなりました。

今回の企画展の開催期間は、2022年2月26日から2022年6月12日でしたが、休館の影響で開催時期が遅れて、実質2022年3月9日から2022年6月12日が開催期間となっております。

コロナ渦で土日祝日などは事前予約が必要ですのでご注意ください!

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博物館 入口 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

今回もくす玉がありました。

茨城県自然博物館の企画展恒例です!

気分が盛り上がってきますね~。

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企画展くす玉 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

企画展会場を2階の窓から見下ろすことができるんですよね!

凄い数の動物たちが見えます!

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上から見下ろした企画展会場 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

企画展は、1階にある企画展示室で開催されています。

いつもの通り、派手派手の入口です。

今回の企画展は茨城県自然博物館の数ある収蔵品の中で普段展示されていない標本を
展示するという凄いイベントなんです!

入口には現生の動物や植物と共に、古生物の化石がいくつかいますね。

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企画展 入口 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

企画展会場に入場すると、まずは館長からのご挨拶から始まりです。

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館長からのご挨拶 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

博物館バックヤードでの収蔵品の保管状況が再現されています。

標本がラックに敷き詰められていますね。

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バックヤードの鉱物保管再現 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

現生動物たちの標本です。

交通事故などで亡くなった動物たちが研究や教育のために標本として保管されてます。

はく製もあれば、骨もありますね。

 

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バックヤードの剥製や骨保管再現 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

動物たちの標本の隣には、巨大な植物の標本も展示されています。

セイタカダイオウというヒマラヤ山脈に自生する現生の植物です。

この企画展では、大きく分けて動物・植物・地学の標本が展示されているのです。

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セイタカダイオウ標本 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

そして、私のお目当ての古生物が早速入口でお出迎えしてくれていました。

スミロドンです!

保管状況を再現していてちょっと見にくいですが、地学コレクションのコーナーで登場するので、ご安心ください!

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バックヤードのスミロドン保管再現 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

ここからは、動物コレクション・植物コレクション・地学コレクションの3つのコーナーに分かれています。

まずは、動物コレクションのコーナーです。

先程上から覗いたコーナーですが、やはり展示会場の中に入って同じ目線になると迫力があります。

哺乳類や鳥類などの剥製が多数展示されています。

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哺乳類・鳥類剥製 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

動物コレクションコーナーには、魚類などの水生生物たちも多数います。

変わった姿をした魚や、チョウザメピラルクーといった大型の魚もいます。

バックヤードの写真も展示されていますが、大型魚は同じ方向を向いて行進しているようですね。

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水生生物 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

続いて植物コレクションのコーナーです。

まず目につくのは植物のレプリカです。

まるで本物のようです。

茨城県自然博物館には常設のジオラマ展示が充実していますが、このジオラマには
植物レプリカ技術が欠かせませんね。

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植物レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

押し葉状であったり、透明なアクリル樹脂に封入されていたりと様々な保存方法が使われています。

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樹脂封入標本など ※企画展:ミュージアムパークコレクション

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さく葉標本 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

さぁ、来ました!地学コレクションのコーナーです。

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地学コーナー ※企画展:ミュージアムパークコレクション

入口には足跡化石が展示されています。

大小さまざまな足跡があります。

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様々な足跡化石 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

こちらは獣脚類の足跡レプリカです。

2頭の獣脚類が歩いた痕だそうです。

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獣脚類足跡化石レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

ラティオサウルスの足跡化石です。

なんと実物化石です!

肢の指の形までかなりはっきり残っています。

三畳紀最大級の恐竜ですが、足跡も大きいですね。

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ラティオサウルス足跡実物化石 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

鳥類の足跡化石です。

いくつもの足跡化石が見えますが、大きさが明らかに違うものが混在しています。

成長度合の違いか、種の違いでしょうか・・・。

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鳥類足跡実物化石 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

翼竜類の足跡化石です。

鳥類のものと比べると少し薄いですが、確かに足跡がいくつも付いています。

しかも、こちらの化石も実物です!

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翼竜足跡実物化石 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

両性類の足跡化石です。

小型の両性類でしょうか?

なんだか可愛らしいですね♪

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両生類足跡実物化石 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

足跡化石展示スペースの先には、たくさんの古生物たちが待っています。

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古生物化石 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

シノサウロプテリクスです。

白亜紀の中国に生息していた羽毛発見で有名な恐竜ですね。

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シノサウロプテリクス全身骨格レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

ティラノサウルスの頭骨レプリカです。

こちらの頭骨は企画展などで見かけることがありますね。

低い位置に展示してあるので、その大きさを体感できます。

こんな間近で見ることができるのも、この企画展の特徴でしょう!

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ティラノサウルス頭骨レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

ディプロドクスの頭部レプリカです。

ディプロドクスと言えば巨大な竜脚類ですが、その割に小顔ですね。

口先には歯がぎっしり生えています。

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ディプロドクス頭骨レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

ステゴサウルスの頭部レプリカです。

ディプロドクスと比べてさらに小顔です。

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ステゴサウルス頭骨レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

アンキロサウルスの頭部レプリカです。

かなり重厚感がありますね。

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アンキロサウルス頭骨レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

パラサウロロフスの頭部レプリカです。

頭部の後ろへと伸びるトサカが実に特徴的です。

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パラサウロロフス頭骨レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

パキケファロサウルスの頭部レプリカです。

盛り上がった頭頂部と後頭部及び鼻上にある複数のトゲが特徴的です。

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パキケファロサウルス頭骨レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

トリケラトプスの頭部レプリカです。

先程のティラノサウルス同様にとっても大きく、他の企画展でも展示されていますね。

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トリケラトプス頭骨レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

他にも古生物、現生動物の様々な頭部が展示されていました。

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哺乳類頭骨レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

アメリカマストドンの頭部レプリカです。

さすがに恐竜たちに引けを取らない位大きいですね。

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アメリカマストドン頭骨レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

恐竜の歯も多数展示されています。

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恐竜歯実物化石 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

その他、卵の欠片や糞石もあります。

この多くが実物化石です。

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恐竜歯化石レプリカ・卵実物化石・糞実物化石 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

ダイアウルフです。

イラストもあるのでイメージしやすいですね。

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ダイアウルフイラスト ※企画展:ミュージアムパークコレクション

全身骨格のレプリカです。

こちらも他の企画展で見かけたことがあります。

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ダイアウルフ全身骨格レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

スミロドン(サーベルタイガー)です。

ダイアウルフ同様にイラストもあります。

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スミロドンイラスト ※企画展:ミュージアムパークコレクション

そして全身骨格のレプリカが2体並んでいます。

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スミロドン全身骨格レプリカ 直立 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

企画展入口に1体、ここに2体、さらに常設展示には実物が1体で合計4体いることになります。

こんなにスミロドンがたくさんいたなんて知りませんでした!

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スミロドン全身骨格レプリカ 伏せ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

パラミロドン(オオナマケモノ)です。

今回の企画展において最大級の古生物です。

とても存在感があり、今回の目玉展示と言ってもよい存在です。

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パラミロドン(オオナマケモノ)全身骨格レプリカ ※企画展:ミュージアムパークコレクション

この他にも、以前ご紹介したヒタチナカリュウとされていたスッポンの化石や・・・

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ヒタチナカリュウ(スッポン)化石 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

那珂湊層群で発見されたモササウルス類の化石など、茨城県ならではの化石も展示されています。

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モササウルス類化石 ※企画展:ミュージアムパークコレクション

想像していたより古生物たちが充実していてかなり満足感がありました!

また、こんなに色々なはく製や化石も所蔵しているんだと驚きました。

素晴らしい機会ですので、是非見学してみてください!

 

動画もご覧ください。

【古生物玩具】アニア「トリケラトプスコレクション」

今回は、過去に発売もしくはキャンペーンの景品となったアニアの中からトリケラトプスをご紹介します。

 

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アニアトリケラトプス軍団参上!(アニア トリケラトプスコレクション)

まずは、AL-02 トリケラトプスです。

アニアの恐竜シリーズであるAL-02は、ベーシックなアニアトリケラトプスです。

体や全体的に黄土色で、角や口はグレーです。

ギミックは、頭部の一ヶ所のみです。

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アニア AL-02 トリケラトプス

続いて、2018年6月に開催されたキャンペーンのトリケラトプス子ども(緑)です。

アニア商品を1500円以上購入するともらえるというキャンペーンでした。

AL-02と比べるととっても小さくてかわいいです。

体は全体的に淡い緑色をしており、四肢の付け根あたりが少し茶色みがかっています。

角や口は白色です。

ギミックはAL-02と同様に頭部のみです。

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2018年6月キャンペーン子どもトリケラトプス(緑)

こちらは、「AA-06 決戦’恐竜大乱闘セット」のトリケラトプス子どもです。

このセットは、タルボサウルス、テリジノサウルスとこちらのトリケラトプス子どもが3体の変わった組み合わせの商品でした。

先ほどの緑色タイプと同じ大きさ・形をしています。

全体的に淡いエメラルドグリーンのような色をしており、角と腹側が黄土色をしています。

ギミックは、他の同様に頭部のみです。

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アニア AA-06 決戦!恐竜大乱闘セット 子どもトリケラトプス

続いてカプセルアニアのトリケラトプスです。

カプセルアニアの「恐竜編」で初登場し、その後「恐竜と古代生物大集合」で再販となりました。

カプセルに2体セットで入っていました。

先ほどご紹介した子どもたちよりも、さらに小型です。

こちらは、AL-02と同じく体全体が黄土色で角と口がグレーです。

ギミックは頭部のみです。

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カプセルアニア 恐竜編・恐竜と古代生物大集合 子どもトリケラトプス(黄)

カプセルアニア2体セットのもう1体です。

先ほどご紹介した子どもたちよりも、さらに小型です。

こちらは、体全体が濃い緑色で角と口がグレーです。

ギミックは頭部のみです。

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カプセルアニア 恐竜編・恐竜と古代生物大集合 子どもトリケラトプス(緑)

こちらは、2020年7月に開催されたキャンペーンのシルバートリケラトプス子どもです。

アニア商品を1500円以上購入するともらえるというキャンペーンでした。

2018年のキャンペーンのトリケラトプスと同じ大きさ・形をしています。

なんといっても特徴的なのは、シルバーの体ですね!

角と口は白色です。

ギミックはやはり頭部のみです。

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2020年7月キャンペーン子どもトリケラトプス(シルバー)

最後にご紹介するのは、ポケットアニア 恐竜 Vol.1トリケラトプスです。

大きさは、AL-02とキャンペーンのトリケラトプス子どもの中間くらいです。

姿も他のアニアと異なりオリジナリティがあります。

配色は、頭部や背側が緑色で、四肢や腹側がクリーム色、角や口は白色です。

最大の特徴はギミックで、頭部が動かない代わりに四肢が動きます。

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ポケットアニア 恐竜 Vol.1 トリケラトプス

大人気のトリケラトプス

アニアでは子どもがとっても多いのが特徴ですね。

個人的にはジュラシックワールドシリーズのカッコいいトリケラトプスの登場に期待しています♪

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トリケラトプス7種(アニア トリケラトプスコレクション)

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット紹介】サウルスマンション・小林商事㈱

今回は、東京都荒川区にあるサウルスマンション・小林商事㈱をご紹介します。

 

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アロサウルス全身骨格造形物 頭部アップ(サウルスマンション)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:サウルスマンション・小林商事㈱

場所:東京都荒川区荒川4丁目25-8

料金:無料

主な古生物:アロサウルスの復元全身骨格

その他:恐竜グッズがたくさん展示されている不動産屋さん

★おススメ度 Dランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

アロサウルスの全身骨格造形物がいる

・1階の小林商事㈱さんには、多数の恐竜フィギアたちが飾られている

・入口にはトリケラトプスの絵が描かれている

・"今月の恐竜"という恐竜を紹介するコーナーが設置されている

 

×マイナス点

・大型の古生物はアロサウルスの全身骨格造形物のみ

・フィギアの多くは一般的に販売されているもの

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こちらがサウルスマンションです。

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外観(サウルスマンション)

1階には不動産屋さんの小林商事さんがあります。

入口にトリケラトプスが描かれています。

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小林商事さん入口(サウルスマンション)

足元にはトリケラトプスとSAURUS MANSIONと書かれたマットが置いてあります。

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トリケラトプスのマット(サウルスマンション)

外から見ると、不動産情報が貼られています。

不動産屋さんでよく見かける光景ですね。

しかし、その周囲が凄い!

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不動産情報(サウルスマンション)

不動産情報の周囲には多数の古生物たちがいます。

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不動産情報の下にはたくさんの恐竜たち(サウルスマンション)

さらに"今月の恐竜"というコーナーが設けられて恐竜を解説しています。

この日はスピノサウルスでした。

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今月の恐竜コーナー スピノサウルス(サウルスマンション)

さらに別のガラス面には、恐竜・古生物たちがぎっしりです。

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ガラス面にはぎっしりと恐竜たち(サウルスマンション)

そのほとんどが恐竜フィギアです。

メジャーなものから、あまり見かけないものまで様々です。

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ガラス面にはぎっしりと恐竜たちアップ(サウルスマンション)

階段下にも何やら色々います。

トカゲ、ヘビ、そして獣脚類かと思われる頭部です。

デイノニクスでしょうか?

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階段下にトカゲ・ヘビ・獣脚類の頭部(サウルスマンション)

さぁ、このマンションの主の登場です。

アロサウルスです。

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アロサウルス全身骨格造形物(サウルスマンション)

こんなよくできた全身骨格が中庭にいるなんて、さすがサウルスマンションです!

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アロサウルス全身骨格造形物 背後(サウルスマンション)

すごいマンションですね~。

恐竜コーナーを設置しているあたり、恐竜に対する愛を感じますね。

近くに御用の方は、是非見に行ってみてください♪

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外観 正面(サウルスマンション)

動画もご覧ください。

 

【古生物紹介】フクイベナートル(Fukuivenator paradoxus)

今回は、フクイベナートルをご紹介します。

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フクイベナートル可動型復元模型(特別展:海竜※福井県立恐竜博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:フクイベナートル・パラドクサス
学名:Fukuivenator paradoxus
分類:獣脚亜目マニラプトラ形類
時代:白亜紀
場所:日本福井県
体長:約2.5m
食性:不明(雑食もしくは草食?)

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フクイベナートルは、2007年に福井県勝山市で発見された獣脚類の恐竜です。

フクイベナートルの由来は「福井の狩人」です。

"フクイ"=福井

"ベナートル"=狩人

小さな頭部や長い尾が特徴的ですね。

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フクイベナートル全身骨格レプリカ(特別展:恐竜展2021※東京ドームシティ)

また、パラドクスの由来は「逆説の」です。

尾がピンと伸びているといった原始的な特徴と、後述する歯などの進化型の特徴を併せ持っていることから、パラドクサスと名付けられています。

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フクイベナートル不可動型復元模型(福井県立恐竜博物館)

福井県勝山市北谷町の手取層群赤岩亜層群北谷層から2007年に発見されました。

全身の70%の骨が発見されたのです。

1体分の骨がこれだけたくさんまとまって発見されたのは非常に貴重ですね!

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フクイベナートル実物化石(福井県立恐竜博物館)

獣脚類といえば、ティラノサウルスヴェロキラプトルなど、肉食の恐竜を思い浮かべがちですよね。

しかし、フクイベナートルはどうやら肉食ではなかったという説が有力になってきています。

その根拠の一つとなっているのが歯です。

獣脚類の歯は、"鋸歯"と呼ばれるギザギザした形状になっていて、肉を切り裂くのに役立っていました。

フクイベナートルは、この鋸歯を有していないのです。

また、雑食・草食恐竜に見られるように、頭部が小型化しています。

これらの特徴から雑食性もしくは草食性と考えられているのです。

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フクイベナートル全身骨格レプリカ(福井県立恐竜博物館)

一方、身体には羽毛が生えていた可能性が高いとされています。

羽毛の痕跡が発見されているわけではありませんが、分類からその可能性が指摘されています。

こちらの復元ロボットも全身羽毛で覆われています。

小柄、草食、羽毛と可愛らしい印象さえあるフクイベナートルですが、かなり鋭い爪を持っています。

攻撃的な肉食獣脚類の名残を感じさせられます。

さらに平衡感覚や聴力も恐竜の中では比較的優れていたということが分かっています。

そんなことまで分かるなんて、古生物研究は素晴らしいですね!

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フクイベナートル可動型復元模型 正面接近(特別展:海竜※福井県立恐竜博物館)

"フクイ"の名が付いた恐竜という時点で、親しみを感じられるフクイベナートル

1体の多数の部位の化石が発見されたことで、古生物研究においても貴重な情報源と言えるでしょう。

今後も発掘済の化石に関する研究が進んだり、フクイベナートルの新たな化石が発見されたりして、特徴や習性などに関する新情報が発表されるかもしれません。

楽しみですね~♪

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フクイベナートル可動型復元模型 正面睨む(特別展:海竜※福井県立恐竜博物館)

★フクイベナートルに会える場所

福井県立恐竜博物館 一部化石、不可動型復元模型

 

★フクイベナートルに会えたイベント

・2021年 恐竜展2021(東京ドームシティ)

・2021年 海竜 (福井県立恐竜博物館)

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット紹介】REX 江坂店

今回は、大阪府吹田市にあるREX 江坂店をご紹介します。

 

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ティラノサウルス(REX 江坂店)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:REX 江坂店

場所:大阪府吹田市豊津町59−8 REX

料金:無料

主な古生物:ティラノサウルスの復元模型

その他:洋服の販売

★おススメ度 Dランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

ティラノサウルスの復元模型がいる。

ティラノサウルスはとってもリアルでオリジナリティがある。

・店名までREX。

 

×マイナス点

・古生物はティラノサウルスの復元模型のみ。

・動いたり、吠えたりしない。

・店先にいるため、あまりゆっくり見られない

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新幹線を利用し新大阪に移動しました。

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新大阪新幹線のりば(中央口)

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新大阪駅入口

新大阪駅からは、御堂筋線を利用します。

昔は、Suicaは使えなかったので、利用のたびに切符を購入していました。

最近は、Suicaも使えるようになったので、とっても便利です。

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新大阪駅 御堂筋線改札口

江坂駅に降りて、御堂筋線と垂直に交わる国道479号線に沿って歩きます。

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REXに向かう道

しばらく歩くと、獣脚類らしい姿見えてきます。

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見えてきた獣脚類の後姿

ィラノサウルスです。

結構、大きいです。

店名も「REX」と明らかにティラノサウルスを意識していますね。

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ティラノサウルス&REX看板(REX 江坂店)

入口の柱の上に立っているので、さらに大きく見えます。

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柱の上に立つティラノサウルス(REX 江坂店)

479号を走る車を睨んでいるようです。

知らないでこの道を走っていたら驚きますね!

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お店の前を通る国道479号

お店は、ジーンズの販売を行う専門ショップです。

外観にも、LEVI`S、EDWIN、Leeといった有名なジーンズブランド名が並んでいます。

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お店外観(REX 江坂店)

この1体のみなのが、少し寂しいですが、とてもリアルなので見れてよかったです!

残念ながら、ティラノサウルスは撤去されてしまいました。

非常に残念です。

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口を開けて見下ろすティラノサウルス(REX 江坂店)

動画もご覧ください。

【古生物紹介】フクイラプトル(Fukuiraptor kitadaniensis)

今回は、フクイラプトルをご紹介します。

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フクイラプトル可動型復元模型(福井県立恐竜博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:フクイラプトル・キタダニエンシス
学名:Fukuiraptor kitadaniensis
分類:獣脚亜目アロサウルス上科
時代:白亜紀
場所:日本福井県
体長:約4.2m
食性:肉食

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フクイラプトルは、福井県勝山市で発見された獣脚類の恐竜です。

福井県勝山市には、手取層群北谷層という地層が分布しています。

この北谷層に対して大規模な恐竜発掘調査が行われてきました。

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フクイラプトル全身骨格レプリカ(福井県立恐竜博物館)

1989年から1993年に実施された第1次調査の中で、1991年にドロマエオサウルス類の仲間のものと思われるカギ爪や顎と肢の一部の骨が発見されました。

そして、1995年から1999年に実施された第2次調査の中で、1996年にドロマエオサウルス類の仲間のものと思われる大腿骨が発見されました。

当初、この恐竜は勝山で発見されたということで、"カツヤマリュウ"と呼ばれていました。

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フクイラプトル不可動型復元模型(かつやま恐竜の森 チャマゴン広場)

その後の研究で、この恐竜が新種であると認められ、2000年には"フクイラプトル・キタダニエンシス"という学名が付けられました。

日本産恐竜の誕生です!

名前の由来は「福井の泥棒」です。

"フクイ"=福井

"ラプトル"=泥棒

"キタダニエンシス"=(福井県勝山市)北谷

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フクイラプトル全身骨格レプリカ (特別展:恐竜展2021)

発見当時、ドロマエオサウルス類と考えられていたことから、ドロマエオサウルス類に含まれるユタラプトルヴェロキラプトルと同様に"ラプトル"が付けられました。

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ヴェロキラプトル可動型復元模型(かつやまディノパーク)

しかし、研究が進むにつれてドロマエオサウルス類ではなく、アロサウルスの仲間に近いものと判断され、現在ではアロサウルス上科に分類されています。

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アロサウルス可動型復元模型(かつやまディノパーク)

ご存知の通り、アロサウルスジュラ紀を代表する獣脚類で、体長は11m前後にもなります。

一方で、フクイラプトルは現在までに発見されている化石から予想されている全長が約4.2mです。

アロサウルスの仲間としてはかなり小型です。

ただ、この個体は成長途中のものと考えられており、成体はもっと大きかった可能性があります。

一方、アロサウルスの仲間としては、前肢が比較的長く、立派なかぎ爪も持っています。

同時代、同地域にはフクイサウルスやコシサウルスが生息していました。

フクイラプトルは、このフクイサウルスやコシサウルスを獲物として捕食していた可能性があります。

これまでに、草食恐竜や小型哺乳類などが多数発見されている北谷層。

肉食恐竜であるフクイラプトルには、食べ物が充実した生活しやすい環境だったのでしょう。

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フクイラプトル恐竜型メカニカルスーツ(特別展:ディノアライブの恐竜たち展)

北谷層では、発掘調査が断続的に実施されています。

今後も発掘調査と研究によりフクイラプトルに関する新たな情報が出てくることでしょう。

楽しみですね~♪

 

★フクイラプトルに会える場所

福井県立恐竜博物館 一部化石、不可動型復元模型、可動型復元模型

福井駅       可動型復元模型

かつやま恐竜の森  不可動型復元模型

 

★フクイラプトルに会えたイベント

・2021年 恐竜展2021(東京ドームシティ)

・2022年 DINO SAFARI2022 (渋谷ヒカリエ)

・2023年 福井県立恐竜博物館リニューアルオープンPRキャラバン隊(モラージュ菖蒲)

・2023年 DINO-A-LIVE in 恐竜博物館 ~蘇った福井の恐竜たち~  (福井県立恐竜博物館

 

動画もご覧ください。

 

【古生物玩具】ダイナソーミニモデル福井恐竜ミニモデル

今回は、福井県立恐竜博物館が監修したグッズをご紹介します。

 

Favoriteさんのダイナソーミニモデルの中でも、福井県の恐竜を集めた"福井恐竜ミニモデル"です。

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福井恐竜5体横並び(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

5種セットでも販売していますが、今回は1種ずつ個装で販売されているものを購入しました。

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お店で販売しているダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」

購入した福井恐竜ミニモデルです。

チャック付きの袋に入っています。

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個装状態(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

袋から取り出しました。

フィギア・台座・カードが入っています。

フィギアの原型の製作は、ダイナソーソフトモデルと同様に荒木一成さんが担当しています。

監修は、福井県立恐竜博物館です。

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袋から取り出し(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

カードは2つ折りになっています。

カード左側には、ダイナソーミニモデルの紹介とラインナップが記載されています。

右側には、恐竜の説明が記載されています。

フィギアの画像に恐竜の特徴が記載されていて、まるで図鑑の1ページのようです。

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カード表(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

カードをひっくり返すと、裏面は背景になっています。

雰囲気出ていますね~。

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カード裏の背景(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

フィギアを台座に取付けてみました。

フィギアの肢の裏にある穴に台座の凸部を嵌め込むので、小さいですが安定して立ちます。

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台座組立て(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

フクイラプトルです。

福井県を代表する恐竜です。

口を開けて威嚇しているようです。

全体的に赤茶色で背側や後肢の付け根に縞模様が入っています。

開いた口には歯が見えます。

よくできていますね~。

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フクイラプトル(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

フクイサウルスです。

フクイサウルスとともに、福井県を代表する恐竜です。

全体的に濃い緑色をしています。

背には黒い縞模様が入っています。

フクイサウルスの特徴である尖った下顎まで再現されていますね。

丸みを帯びた頭部も特徴的です。

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フクイサウルス(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

フクイベナートルです。

全体的にグレー色で、口はオレンジ色です。

背は尾には白色の縞模様が入っています。

尾は長く、真っ直ぐに伸びています。

前肢には羽毛が生えています。

かなり鳥に近い姿をしていますね。

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フクイベナートル(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

フクイティタンです。

竜脚類も生息していたんですね~。

全体的に少し青みがかったグレー色といったところでしょうか。

首から尾にかけて黒色の水玉模様が入っています。

首は前方に突き出ています。

四肢の根元のシワ模様がとってもリアルです。

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フクイティタン(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

コシサウルスです。

フクイサウルスと同様にイグアノドン類の恐竜ですね。

全体的に黄土色をしています。

背側に白色の縞模様が入っています。

フクイサウルスと比べると頭部がほっそりしていて少し角ばっている印象です。

こんなに小さいのに、フクイサウルスとコシサウルスの違いを再現しているなんてすごい!

 

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コシサウルス(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

福井恐竜ミニモデルは、とってもコンパクトですので、小さなスペースでも立派なコレクションとして飾っておけます。

リアルな福井県恐竜フィギアを、是非、手に入れてみてください!

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福井恐竜5体(ダイナソーモデル「福井恐竜ミニモデル」)

動画もご覧ください。