2024年も残すところ、あと1日です。
今年も多くの古生物イベントが開催されました。
1年間を振り返って行きたいと思います。
【1】みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウン)
まず最初に、巨大ショッピングモール イオンレイクタウンで開催された「みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024」です。
開催期間は、2024年2月3日~2月4日でした。
なんと、あの小林快次教授の講演会が開催されるという素晴らしいイベントなのです。
営業開始前から並んで何とか入場整理券をゲットです!
大変な戦いでした。
講演会の会場は、同時に古生物たちの展示場であり、発掘体験などの会場でもあります。
北海道で見つかった古生物たちが展示されていました!
目玉はカムイサウルスでしたね!
講演終了後は、小林快次教授の握手&サイン会が開催されました。
とっても親切な対応をして頂き、皆さん心を奪われたことでしょう♪
【2】恐竜VS哺乳類 -化石から読み解く進化の物語-(茨城県自然博物館)
続いて、茨城県自然博物館で開催された企画展「恐竜VS哺乳類 -化石から読み解く進化の物語-」です。
開催期間は、2024年3月2日~6月9日でした。
恐竜と哺乳類が睨み合うイラストが描かれた入場口がインパクトありました。
入場してすぐには恐竜代表デイノニクスと哺乳類代表スミロドンが威嚇し合っていました。
恐竜、哺乳類の古生物展示がたくさんありました。
大型の全身骨格としてはコリトサウルスがいましたね。
そして、本企画展の目玉となるカルノタウルスです。
大迫力です!
【3】オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)
ここで大型イベント登場です!フジテレビにて開催された「オダイバ恐竜博覧会2024」です。
開催期間は2024年3月20日~5月6日でした。
今回のイベントでは、福井県及び福井県立恐竜博物館の協力により、たくさんの恐竜標本が展示されていました。
恐竜博と言ってもきょうりゅうだけではありません。
様々な古生物たちが待っています。
福井県立恐竜博物館で開催された特別展「海竜」で登場したディロサウルスですね。
福井を代表する恐竜、フクイラプトル登場です!
そして、話題となっていた日本で11種目の恐竜ティラノミムスも展示されていました。
恐竜ロボットがけっこうたくさんいました。
こちらは子供を見守るマイアサウラです。
「恐竜展2021」以来の再会となった、巨大なティラノサウルスロボットです。
目玉展示は、巨大なスピノサウルスロボットです!
ティラノサウルスロボット同様に、㈱ココロさんが手がけており、体の部分がバルーンで軽く、天井から吊り下げられるので浮いています。
まるで泳いでいるかのようでした。
春から素晴らしい古生物体験ができました!
続いて、毎年恒例となった渋谷ヒカリエの「DINO SAFARI2024」です。
開催期間は2024年4月26日~5月6日でした。
今年は6種8体の恐竜たちが登場しました。
パキケファロサウルス2体の頭突きは見どころの一つでした。
ここで、ステゴサウルスを近くで観察できるタイム!!
子どもたち大喜びです♪
人気のギガノトサウルス登場!
2023年の初登場依頼、ティラノサウルスから主役の座を奪う勢いです!
最後はやはりこの2体の戦い!
いつみても迫力ありますな~。
【5】ジュラシック・ワールド コンプリートポップアップストア (マルイシティ横浜)
続いては、マルイシティ横浜で開催された「『ジュラシック・ワールド』コンプリートポップアップストア」です。
開催期間は2024年4月19日~2024年5月26日でした。
エントランスゲートの入場口から、盛り上げてくれます。
たくさんの恐竜グッズが販売されていますが、この中から2,200円(税込)分を購入すると、ジュラシック・パークの世界に足を踏み入れることができるのです!
展示コーナーに入場すると、いきなり目玉となるティラノサウルスの登場です。
ティラノサウルス目の前にあるトイレがある、ジュラシック・パークのあのシーンの再現です!
ジュラシック・パーク、ジュラシック・ワールドの小道具の展示コーナーです。
ファンにはたまらない品々が展示されています。
こちらはコンプソグナテゥスです。
巨大イナゴです。
新たなる支配者では、恐竜に負けないくらいの存在感でした。
もう一つの目玉となるジュラシック・パークのディロフォサウルスです。
特徴的なエリマキがライトに照らされて輝いていました。
ジュラシック・パークやジュラシック・ワールドを堪能できるイベントとなりました。
【6】巨大恐竜展(Giant Dinosaurs 2024)(パシフィコ横浜)
さぁ、今期夏の最大のイベントの登場です!パシフィコ横浜で開催された「巨大恐竜展(Giant Dinosaurs 2024)」です。
開催期間は、2024年7月13日~9月14日でした。
度々恐竜イベントが開催されるパシフィコ横浜。
入場してすぐに大型トゥリサウルスとステップマンモスがお出迎えです!
恐竜以外の大型生物たちも多数展示されていました。
メガネウラも大きいですよね~。
大型獣脚類の代表格として、ティラノサウルスも登場です!
竜脚類の展示がとても多かった。
こんなに竜脚類が展示されるイベントはなかなかありませんよ~。
目玉は何と言ってもパタゴティタンです!
デカイ、デカ過ぎる!
恐竜の巨大さを感じられる特大のイベントとなりました!
続いては、全国3ヶ所の高島屋で開催された「発掘恐竜王国展」です。
開催期間は、3ヶ所で2024年7月17日~9月2日でした。
高島屋と福井県・福井県立恐竜博物館のコラボイベントとなっています。
福井県と福井県立恐竜博物館が特別協力に名を連ねていることもあり、キャラクターや展示されている恐竜など、何かと福井に関連するものが多数ありました。
ティラノサウルスの幼体ロボット。
こちらは福井に関連しなさそうですが、2021年7月から2022年1月まで福井県立恐竜博物館で開催された特別展「海竜」で初登場した恐竜ロボットなんですね。
私のお気に入り、フクイベナートルのロボットです。
こちらも、特別展「海竜」で初登場となったロボットですね。
フクイベナートルの全身骨格もありました。
ライトアップされて芸術作品のようです。
フクイラプトルはライトに照らされていつも以上にカッコいい!
大きなイベントではありませんでしたが、展示物の充実っぷりは素晴らしかった。
身近で福井を感じさせてくれるイベントとなりました。
【8】DinoScience 恐竜科学博 2024(なんばスカイオ)
続いては、人気イベントの初関西上陸です!なんばスカイオで開催された「DinoScience 恐竜科学博 2024」です。
開催期間は2024年7月13日~9月13日でした。
今回も、トリケラトプス レインが主役です!
ララミディアの生物たちの化石が多数展示されていました。
そして、子どものトリケラトプス レインの大冒険の始まりです。
様々な恐竜や古生物と出会う子どもレイン。
ケツァルコアトルスはいつ見ても大迫力ですね!
こちらが目玉となるトリケラトプスのレインの全身骨格です。
第一回は実物化石でしたが、第二回開催以降はレプリカです。
そして、もう一体の目玉となるティラノサウルスのスタンです。
真正面から撮影したこちらの写真はフォトコンテストに応募して、レイン賞を獲得しました~♪
何とも思い出深いイベントとなりました!
【9】DINO-A-LIVE ダイナソーサマーキャンプ(有明アリーナ)
続いて、有明アリーナで開催された「DINO-A-LIVE ダイナソーサマーキャンプ」です。
開催期間は2024年8月11日~12日でした。
DINO-A-LIVEの新たな試みであるこのイベント。
これまでとは違い、恐竜たちとの争いよりも普段の生活にスポットを当てて、ゆっくりと恐竜たちを観察することができます。
水飲み場に集まる恐竜たちは可愛らしくもあります。
続いてパキケファロサウルス草を運んできてナビゲーターにプレゼントする、今までにないシーンも見ることができました。
そうは言っても、ちょっとした小競り合いはありましたよ。
ティラノサウルス同士が威嚇しあっていました。
巨大なブラキオサウルスや人気のギガノトサウルスも登場し、会場を盛り上げていました!
素晴らしい夏休みの思い出になりました。
【10】カスカベ恐竜アドベンチャー(イオンモール春日部)
続いてイオンモール春日部で開催された「カスカベ恐竜アドベンチャー」です。
開催期間は2024年8月9日~25日でした。
今年の夏に公開された、クレヨンしんちゃんの映画「クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」のPRイベントです。
クレヨンしんちゃんの舞台である春日部でイベントが開催されたんですね。
とにかく恐竜尽くしのこのイベント。
入口にはトリケラトプスのバルーンがミストを吐いています!
ショッピングモール内には、あちらこちらに恐竜に扮したしんちゃんたちがいます。
これを探すだけでも楽しいです♪
氷でできた恐竜もいました。
こちらは期間中、ショッピングモールの中心部にいたケラトサウルスです。
このイベントを象徴するような存在でした。
恐竜ロボットも多数出現しました!
目玉は、ショッピングモールを歩き回るラプトルです!
人気にラプトルに子供たちがずっと付いて回ります。
ショッピングモールが恐竜たちに占領された夏でした。
そして、秋にはまたしてのDINO-A-LIVEイベントである「恐竜大夜行」が開催されました。
開催期間は2024年9月27日~28日でした。
夜の東京国立博物館で、しかも野外公演ということで、かなり新しい試みとなりました。
東京国立博物館の屋外通路を恐竜が練り歩くのです。
次から次へと恐竜たちが現れて、歩き出します。
そのため、最終的には自分の席の近くに何かしらの恐竜がいるという状態になります。
恐竜たちが一斉に吠えるシーンは圧巻でした!
人気投票で選ばれた恐竜たちでしたので、人恐竜たちが勢ぞろいでした。
大興奮の夜となりました!
【12】地球時間の旅~石ころから何が見える!?~(港区立みなと科学館)
続いて、港区立みなと科学館で開催された「地球時間の旅~石ころから何が見える!?~」です。
開催期間は2024年10月8日~11月24日でした。
港区立みなと科学館では、時々古生物イベントが開催されますね!
"石ころから何が見える"のサブタイトル通り、化石だけでなくたくさんの"石"が展示されています。
アンモナイトは異常巻や大型など、いくつかが展示されていましたね。
目玉はナウマンゾウの復元ロボットでした。
こちらもココロさんのロボットらしいですが、この時は動いていませんでした。
しかし、見た目がリアルですから、動いてなくても十分ですね♪
無料でこれだけの展示をみることができるのは、みなと科学館ならではです!
【13】特別展 鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~ (国立科学博物館)
続いて、国立科学博物館で開催された「特別展 鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」です。
開催期間は2024年11月2日~2025年2月24日でした。
雨の中、たくさんの人が並んでいましたよ~。
一生分の鳥が見られると言われるだけあって、とにかく鳥の剥製がたくさん!
一生分どころか、一生かかっても見ることができない種類の鳥たちが待っていました!
古生物たちも充実していました。
化石となった鳥類がたくさん展示されていました。
デイノニクスもいました。
今にも飛びかかろうとしています!
目玉展示は、ペラゴルニス・サンデルシの生体復元モデルでした。
そらを飛ぶ目玉展示は珍しいですね!
ラゴルニス・チレンシスの化石レプリカ展示もありました。
鳥類を思う存分観察させて頂きました♪
【14】ミュージアムパーク30年のありったけ(茨城県自然博物館)
続いて、茨城県自然博物館で開催された「ミュージアムパーク30年のありったけ」です。
開催期間は2024年11月2日~2025年6月1日でした。
茨城県自然博物館は、今年で30周年なんですね~。
様々な標本が展示されているのですが、特に生物の展示が多いのが印象的でした。
そして、古生物たちがいくつかの場所に点在しています。
プロトケラトプスの全身骨格がいました。
カルノタウルスとどちらが目玉か悩みますが、それくらいの存在感です!
茨城県自然博物館所蔵の標本は半端じゃありませんね!
【15】第33回 東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティー文化会館ビル)
年末には、池袋サンシャインシティで「第33回 東京ミネラルショー」が開催されました。
開催期間は2024年12月13日~12月16日でした。
こちらは、毎年恒例のイベントですが、特別展示が変わるためそれが楽しみです。
今回は、「南フランスの恐竜の卵・巣」がテーマでした。
そのテーマ通り、卵や巣の展示が多数ありました。
圧倒的な存在感のこちらの全身骨格。ガストルニスです。
そしてガストルニスの卵は、なんと実物化石でした!
ラブドドンも全身骨格が展示されていました。
そして、ラブドドンの卵化石。こちらも実物でした。
ここまで卵をたくさん見ることができるイベントはなかなかありませんよね。
【16】ジュラシック・ワールド POPUP STORE by VILLAGE VANGUARD(池袋サンシャインシティ)
第33回 東京ミネラルショーと同じ場所・同じタイミングで開催となったのが「ジュラシック・ワールド POPUP STORE by VILLAGE VANGUARD」です。
サンシャインシティでの開催期間は2024年12月13日~2025年1月5日でした。
こんな迫力ある恐竜が突如として視界に入るので、事前に知らなかった方は驚いたことでしょう。
目玉展示のヴェロキラプトル ブルーです。
そして、フォトスポットとしてディロフォサウルスのパネルが展示されていました。
恐竜グッズも充実していて、アイテムを手に入れる良い機会となりました。
年末に恐竜イベントを楽しむことができて良かったです!
さぁ、ということで、たくさんのイベントを体験できることができました。
2025年もたくさんの古生物イベントが開催されることを祈りたいと思います。
それでは、2025年にお会いしましょう!
良いお年を~♪