Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物紹介】セイムリア(Seymouria)

今回は、セイムリア(Seymouria)をご紹介します。

イムリア(シームリア)全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:セイムリア(シームリア)
学名:Seymouria
分類:炭竜目セイムリア科
時代:ペルム紀
生息地:北アメリカ、ヨーロッパ
体長:50cm~60cm
食性:肉食

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イムリア不可動型復元模型(水戸市森林公園)

イムリアは、ペルム紀の北アメリカやヨーロッパに生息していたとされる両生類の仲間です。

名前の由来は、「Seymour」=シーモア町です。

その名の通り、テキサス州ベイラー郡にある"シーモア"という町の付近で最初の化石が発見されました。

イムリア全身骨格レプリカ(東海大学自然史博物館)

イムリアは大きな頭部に太い首を持ち、全体的にガッチリとした体形でした。

両生類と爬虫類双方の特徴を持っていることから、セイムリアは原始的な爬虫類と考えられていました。

頑丈な背骨や四肢を持っており、この特徴から、主に陸上で生活していたものと考えられます。

イムリア 復元模型(豊橋市自然史博物館)

その一方で、セイムリアの近縁種では水中で過ごしていたと考えられる幼生期の化石も発見遣されています。

このことから、セイムリアも幼生期を水中で過ごし、生体になると生活の場を陸上に移したものと考えられています。

イムリア不可動型復元模型(福井県立恐竜博物館)

両生類と爬虫類の特徴を合わせ持つセイムリア。

博物館には、アメリカの国立自然史博物館に所蔵されているこちらの標本が展示されていることが多いです。

イムリア不可動型復元模型※企画展:化石研究所へようこそ(茨城県自然博物館)

全身骨格で当時の姿を想像させる化石です。

是非、博物館に会いに行ってみてください!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物イベント】進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

今回は、港区立みなと科学館で開催されているイベント「進化する!?恐竜研究展」をご紹介します。

 

アロサウルス全身骨格標本 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント名:進化する!?恐竜研究展

開催期間:2023年12月13日~2024年1月30日

開催場所:港区立みなと科学館

主催者:港区立みなと科学館

料金:無料

目玉展示:アロサウルス全身骨格

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2023年7月12日~9月10日にも「科学で楽しむ妖怪展」というイベントで恐竜などの古生物展示があった港区立みなと科学館。

2023年夏開催の「科学で楽しむ妖怪展」

科学で楽しむ妖怪展」は、あくまで妖怪が主役でしたが、今回はがっつり恐竜が中心のイベントです!

1年に2回も古生物に関連するイベントを開催して頂けるのは、ありがたい限りです。

 

前回もそうでしたが、今回も無料です!

港区立みなと科学館 外観

入館してすぐに今回の目玉恐竜の登場です!
アロサウルスです。

首を傾けて横を向き、獲物を狙っているようです。

ここでは、アロサウルスが仲間の死肉を食べていたという研究結果が紹介されていました。

アロサウルス全身骨格標本 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

その手前には、アロサウルスの尾椎をステゴサウルスのスパイクの標本が展示されています。
よく見るとアロサウルスの尾椎をステゴサウルスのスパイクが貫いています。

アロサウルスステゴサウルスが戦っていたことを示しています。

アロサウルス尾椎&ステゴサウルススパイク標本 ※進化する!?恐竜研究展

港区立みなと科学館の館長のごあいさつと、今回の企画展についての概要説明です。

今回の展示は恐竜の進化ではなく、恐竜研究の進化にスポットを当てたものになっているのですね。

科学館らしい企画展です。

ごあいさつパネル ※進化する!?恐竜研究展

そして、その横が企画展の会場となっています。

標本がずらっと並んでいますね~。

展示風景 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

まずは、アンキオルニスです。

ジュラ紀の中国に生息していた恐竜ですね。

全身が羽毛に覆われており、その色に関して研究されています。

展示パネルでも色の研究に関する解説がありました。

アンキオルニス全身骨格標本 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

その隣にはアンキオルニスの復元模型が展示されています。

全身が黒色と灰色、白色の羽毛に覆われています。

そして、最も特徴的なのは赤いとさかです。

アンキオルニス復元模型 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

続いてシノサウロプテリクスです。

長い尾と後肢が特徴的ですね~。

こちらも色の研究がなされていることで有名ですね。

シノサウロプテリクス産状化石標本 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

こちらがシノサウロプテリクスの復元模型です。

全体的にオレンジ色もしくは赤褐色をしています。

そして、やはり注目すべきは尾の色でしょう。

やはりオレンジ色と白色の縞模様に再現されています。

シノサウロプテリクス復元模型 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

続いてミクロラプトルです。

4つの翼を持つ恐竜ですね。

やはり化石から羽毛が見つかっています。

ミクロラプトル全身骨格標本 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

ミクロラプトルの復元模型です。

化石の羽毛から推察される色は虹色に輝く黒色。

ここでは漆黒の姿で再現されています。

ミクロラプトル復元模型 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

化石を発掘するための道具も展示されています。

化石発掘道具 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

トリケラトプスの頭骨です。

小型の恐竜3種を見た後ですので、かなり大きく感じますね。

トリケラトプス頭骨標本 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

その隣にはティラノサウルスの頭骨です。

やはり、ティラノサウルスは恐竜イベントに欠かせませんね。

ティラノサウルス頭骨標本 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

ラプトレックスの頭骨です。

化石が盗掘されることにより、研究が脅かされてしまった事例の一つとして紹介されています。

報告された当初は中国遼寧省で発掘されたと化石とされていましたが、後にモンゴルで発見されたものと考えられるようになったそうです。

ラプトレックス頭骨標本 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

その他、アンモナイトの発掘体験や・・・

アンモナイト発掘体験 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

ぬり絵をしたオリジナル恐竜が画面上を動き回るといった体験もできるのです!

みんなで描く未発見の恐竜!? ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

子供大喜びの恐竜イベント。

大人の方も楽しみながら学べる企画展です。

是非、遊びに訪れてみてください♪

 

動画もご覧ください。

 

【古生物イベント】第32回 東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティー文化会館ビル)

今回は、池袋サンシャインシティー文化会館ビルで開催されているイベント「第32回 東京ミネラルショー」をご紹介します。

 

展示会場 ※第32回 東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティー文化会館ビル)

イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント名:第32回 東京ミネラルショー

開催期間:2023年12月8日~12月11日

開催場所:池袋サンシャインシティー文化会館ビル

主催者:㈱プラニー紹介

料金:一般 1000円、中学生以下 無料

目玉展示:ディアセラテリウム全身骨格日本初公開

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東京ミネラルショーといえば、化石や宝石などのを販売するたくさんのお店が出店する日本最大級のイベントですね!

開催場所は池袋サンシャインシティ文化会館です。

池袋サンシャインシティー外観

サンシャインシティーの入口には、東京ミネラルショーのポスターが貼ってありました。

開催期間は2023年12月8日~11日です。

ポスター ※第32回 東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティー文化会館ビル)

池袋駅方向からサンシャインシティーに入ると、反対側に文化会館ビルが位置しています。

繋がっているので、そのまま入れます。

池袋サンシャインシティー文化会館ビル 入口

イベント会場入り口は2階になります。

会場入口 ※第32回 東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティー文化会館ビル)

事前に電子チケットか、紙のチケットを購入しておきます。

ただ、電子チケットの場合、会場前のチケットセンターで紙のチケットと引き換える必要があります。

大人気イベントの東京ミネラルショーは、チケットセンターに長蛇の列です。

フロアが2階から4階の3つに分かれており、それぞれのフロアに入るたびに、チケットセンターで手渡された紙のチケットを係の方に見せる必要があります。

私は何往復もしたので、常に出しやすいところに紙チケットを用意しておきました。

チケット売り場 ※第32回 東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティー文化会館ビル)

会場に入って見ると、出店数の多さに驚かされます。

その数何と500店ほどです!!

そして、お客さんの数も凄い!

人気のお店はギュウギュウです。

会場風景 ※第32回 東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティー文化会館ビル)

さぁ、こちらが私のお目当ての化石テーマ展示です。

3階の第2会場中央付近で開催されています。

別途の料金は発生しません。

展示会場 ※第32回 東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティー文化会館ビル)

今回は、30年前に発見されたディアセラテリウムや、その時期、地域に生息していた古生物たちが展示されています。

手前には2体の古生物の全身骨格がいます。

2体ともポタモテリウムです。

現生の鰭脚類の遠い祖先と言われているそうです。

ポタモテリウム全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

こちらはミオネッタです。

ヒルと白鳥の仲間です。

ミオネッタ全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

ディプロキノドンです。

ワニの仲間ですね。

ディプロキノドン全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

ステネオファイバーです。

ビーバーの仲間ですね。

ステネオファイバー部分標本 ※第32回 東京ミネラルショー

コビトプシスです。

魚類のダツの仲間ですね。

コビトプシス全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

パレオロドゥスです。

なんと実物化石が7割も含まれているそうです。

パラエロドゥス全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

アンフィトラグルスの頭骨です。

歯が残っていますね~。

アンフィトラグルス頭骨標本 ※第32回 東京ミネラルショー

カイノテリウムです。

小型の偶蹄類ですね。

カイノテリウム全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

ヘルペスティデスです。

肉食の哺乳類ということもあり、歯が鋭いですね。

ヘルペスティデス全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

さぁ、今回の主役の登場です。

ディアセラテリウムです。

日本初公開です!

肩高1.5メートル、体重1トン程度と推定されているそうです。

ディアセラテリウム全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

その隣にも大型の肉食哺乳類の姿が!

アムフィキオンです。

アムフィキオン全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

ディアセラテリウムの頭骨もあります。

歯が特徴的ですよね~。

ディアセラテリウム頭骨標本 ※第32回 東京ミネラルショー

とんでもない賑わいを見せる東京ミネラルショー。

購入を目的としたが非常に多いですが、こんな展示があるのであれば、見学だけでも訪れる価値があると思います。

会場を訪れた際は、展示コーナーも必ず見て行ってくださいね♪

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット】名古屋港水族館

今回は、名古屋港水族館をご紹介します。

古生物展示(名古屋港水族館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:名古屋港水族館

場所:愛知県名古屋市港区港町1−3

料金:大人・高校生2,030円、小・中学生1,010円、幼児(4歳以上)500円

主な古生物:クジラの進化に関わる古生物の全身骨格標本

その他:イルカやシャチなどの海生哺乳類が多数いる

★おススメ度 Bランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・クジラの仲間の系統図が掲示されている

・海生生物やクジラの祖先に関連する古生物の解説パネル展示がある

バシロサウルス、エティオケタス、アンブロケタスなどの全身骨格展示がある

・ヤマトケタス、ユーリノデルフィスなどの頭部標本展示がある

 

×マイナス点

・クジラの仲間やアーケロンといった海生古生物に偏った展示となっている

・古生物ロボットなどの展示はない

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こちらは、名古屋港ガーデンふ頭です。

名古屋港発祥の地だそうですよ。

たくさんの船が停泊していますね。

名古屋港ガーデンふ頭

名古屋港水族館は、名古屋港ガーデンふ頭の中にあります。

奥の方に見える大きな建物が、目的地となる名古屋港水族館です!

この水族館はイルカやシャチなど、海生哺乳類がたくさんいるんですよ!

北館と南館に分かれています。

外観(名古屋港水族館)

入館は、北館からになります。

北館にはイルカやシャチなどの海生哺乳類が多数います。

 

こちらはイルカの水槽です。

間近まで泳いで来てくれます!

イルカ水槽(名古屋港水族館)

イルカ水槽(名古屋港水族館)

こちらのイルカ水槽では、イルカたちが遊具で遊んでいて微笑ましいです♪

イルカ水槽(名古屋港水族館)

イルカ水槽(名古屋港水族館)

こちらはシャチの水槽です.

さすがに大きい!.

海の現生最強ハンターですが、白と黒の配色がちょっと可愛らしくもありますね♪

シャチ水槽(名古屋港水族館)

こちらはベルーガの水槽です。

とってもユニークな姿をした真っ白なベルーガたちが泳いでいます。

ベルーガ水槽(名古屋港水族館)

ベルーガ水槽(名古屋港水族館)

そして、イルカショーも見ることができるのです!

ここのイルカショーは、参加するイルカの数が多く、さらにリアルタイムで撮影した映像を大型モニターに映しながら進行します。

かなりレベルの高いショーです!

イルカショー(名古屋港水族館)

イルカショー(名古屋港水族館)

そして、古生物たちが展示されている「進化の海」コーナーも、北館にあります。

現生のシャチの復元模型などを先頭に、海生生物の進化の標本が列をなしています。

進化の海 現生生物展示(名古屋港水族館)

海生生物の進化に関する情報や標本展示が充実しています。

古生物展示(名古屋港水族館)

 

海生生物の進化に関する情報や標本展示が充実しています。

こちらはクジラの仲間も系統図です。

クジラ類の系統図(名古屋港水族館)

そして主な海生生物やクジラの祖先に関連する古生物たちを解説したパネル展示です。

解説パネル(名古屋港水族館)

その横には全身骨格や頭骨の標本が展示されています。

 

まずはエティオケタスの頭骨標本です。

漸新世に生息していた原始的はヒゲクジラです。

エティオケタス・ウェルトニ複製頭骨(名古屋港水族館)

続いてケントリオドン科の頭骨標本です。

中新世に生息したイルカの仲間です。

ケントリオドン科の一種 複製頭骨(名古屋港水族館)

ユーリノデルフィス科の頭骨標本です。

中新世に生息していたハクジラの仲間で、とっても吻が長いですね~。

ユーリノデルフィス科の一種 複製頭骨(名古屋港水族館)

フカイアの頭骨標本です。

漸新世に生息した歯を持つヒゲクジラです。

フカイア・ゲダートルム複製頭骨(名古屋港水族館)

マンマロドンの頭骨標本です。

フカイアと同様に漸新世に生息した歯を持つヒゲクジラですが、フカイアが北半球で発見されたのに対し、マンマロドンは南半球で発見されています。

マンマロドン・コリヴェリ複製頭骨(名古屋港水族館)

ヤマトケタス・キャナリキュラタスの頭骨標本です。

その名の通り日本(北九州市)で発見された、漸新世に生息していたヒゲクジラの仲間です。

ヤマトケタス・キャナリキュラタス複製頭骨(名古屋港水族館)

ナガスクジラの一種の頭骨標本です。

サイズが急に大きくなりました。

ナガスクジラの一種複製頭骨(名古屋港水族館)

ジゴリーザの頭骨標本です。

凄い歯をしていますね!

ジゴリーザ・コッキイ複製頭骨(名古屋港水族館)

バシロサウルスの全身骨格標本です。

バシロ"サウルス"と名が付けられていますが、爬虫類ではなくクジラの仲間ですね。

バシロサウルス・ケトイデス複製全身骨格(名古屋港水族館)

エティオケタスの全身骨格標本です。

こちらも歯のあるヒゲクジラの仲間です。

エティオケタス・ポリデンタタス複製全身骨格(名古屋港水族館)

全身骨格も展示しています。

こちらはアンブロケタスの全身骨格標本です。

水陸両生の原始的なクジラで、泳ぐときはカワウソのように体を上下にうねらせていたそうです。

アンブロケタス・ナタンス複製全身骨格(名古屋港水族館)

パキケタスの全身骨格標本です。

最古の原始的なクジラの仲間ですね。

パキケタス・アトッキ複製全身骨格(名古屋港水族館)

一方の南館。

とてもインパクトがあるのが、イワシの群れが美しい黒潮大水槽。

黒潮大水槽(名古屋港水族館)

ウミガメが泳ぐ水槽もあります。

ウミガメ(名古屋港水族館)

アカウミガメ、アオウミガメ、タイマイがいます。

ウミガメ(名古屋港水族館)

古生物展示もあります。

こちらは"化石の壁"という展示です。

ウミユリや三葉虫アンモナイト、魚竜や恐竜まで多数の古生物が化石として再現されています。

化石の壁(名古屋港水族館)

ちょっと離れたところにはアーケロンがいます。

エスカレーターに乗りながら見ることができます。

現生のウミガメを見た後なので、その大きさをより実感できます。

アーケロン複製全身骨格(名古屋港水族館)

いかがでしたでしょうか?

水族館としてもかなり質が高いのですが、ここまで古生物がたくさんいる水族館は中々ありませんよね。

名古屋港水族館を訪れた際は、是非とも古生物たちにも会っていってください!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット】福井県立恐竜博物館 RESTAURANT

今回は、福井県立恐竜博物館の中にある"RESTAURANT"をご紹介します。

RESTAURANT内の化石展示(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:福井県立恐竜博物館 RESTAURANT

場所:福井県勝山市村岡町寺尾51−11

料金:無料(飲食代金のみ)

主な古生物:ユタラプトルディメトロドンの複製全身骨格

その他:実物化石の展示や恐竜を模したメニュー

★おススメ度 Cランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

ユタラプトルディメトロドンの複製全身骨格が展示されている

・大型アンモナイトと植物の実物化石が展示されている

・恐竜のイラストが飾ってある

・恐竜をモチーフにした食品が楽しめる

 

×マイナス点

・展示数は実物、複製合わせて4体のみ

・復元模型などはない

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何度かご紹介していますが、福井県立恐竜博物館は、見どころが多すぎて開館から閉館までずっといてしまいますよね~。

特にリニューアル後は新館で化石研究体験ができたり、収蔵庫で過去の特別展などに展示された恐竜たちを見たりと、ボリューム満点です!

正面外観(福井県立恐竜博物館)

そうなる昼食の事を考えておかなくてはなりません。

ここまで来たら、どうしても利用したいのが福井県立恐竜博物館の中にあるRESTAURANTです!

ただ、休日はかなり混むんですよね~。

でも、せっかくなんで行ってみたいと思います!

RESTAURANTがあるのは、本館入ってすぐの中央エスカレーターの左側にある「MUSEUM SHOP&RESTAURANT」。

「MUSEUM SHOP」と「RESTAURANT」が併設されており、人の出入りがとても激しいです。

外観(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

昼時になるとこちらの順番受付機が稼働しているので、待ち時間の目安を見つつ、タッチパネルで受付を済ませます。

順番受付(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

予約できるわけではなく、あくまで順番待ちをしている状態です。

時間指定などはできませんので、ちょうどよい時間に入店できるかどうかはタイミング次第です。

順番受付(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

ついに順番が回ってきて入店してみると、そこには古生物たちがいました!

こちらはユタラプトルです。

RESTAURANTにこんな立派な全身骨格が展示されているなんて!

ユタラプトル全身複製骨格(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

さらに実物化石の展示も!

こちらは大型アンモナイト メソプゾシアの実物化石です。

こんなに大きな実物化石を展示するなんて、とっても贅沢ですね~。

メソプゾシア実物化石(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

こちらは古生代の植物の実物化石です。

レピドストロブスやペコプテリス等のシダ植物が化石になっています。

古生代植物実物化石(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

古生代植物実物化石(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

そして、最後はディメトロドンの全身骨格の複製です!

ディメトロドン全身複製骨格(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

ディメトロドン全身複製骨格(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

恐竜のイラストなどもあって、とっても雰囲気が良いですね~♪

イラスト(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

私はスピノサウルスカレーを注文しました

やはり恐竜を感じられるものを頼みたいですよね♪

結構、再現度高くないですか!?

ピノサウルスカレー(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

かつやまディノパークスピノサウルスの恐竜ロボットを見て

ピノサウルス可動型復元模型(かつやまディノパーク)

福井県立恐竜博物館スピノサウルスの頭骨を見て

ピノサウルス複製頭骨(福井県立恐竜博物館)

RESTAURANTでスピノサウルスを食べる!

ピノサウルスカレー(福井県立恐竜博物館 RESTAURANT)

恐竜三昧で最高ですな~♪

ただ、RESTAURANTはかなり混みますので、待ち時間も考慮して計画を組立てましょう!

くれぐれも、化石研究体験などの事前予約制のイベントと重ならないようにご注意を!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物紹介】ランフォリンクス(Rhamphorhynchus)

今回は、ランフォリンクス(Rhamphorhynchus)をご紹介します。

ランフォリンクス 実物化石(豊橋市自然史博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:ランフォリンクス
学名:Rhamphorhynchus
分類:翼竜目ランフォリンクス科
時代:ジュラ紀
生息地:ドイツ
体長:120cm~180cm(翼開長)
食性:肉食

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ランフォリンクス化石レプリカ(大阪市立自然史博物館)

ランフォリンクスは、ジュラ紀のヨーロッパに生息していたとされる翼竜の仲間です。

名前の由来は、次の通りです。

「rhamphos」=嘴

「rhynchus」=突き出た鼻

嘴が上方向に沿っています。

ランフォリンクス全身骨格レプリカ
※企画展:恐竜展-歯から見る恐竜時代-(狭山市立博物館)

また、この嘴には、やや前方に傾いたたくさんの歯が生えています。

この歯を使い、魚類や頭足類を食べていたと考えられています。

ランフォリンクス 全身骨格模型(豊橋市自然史博物館)

実際にランフォリンクスの化石の腹部周辺からは、魚や頭足類の化石が多数発見されています。

ランフォリンクス 実物化石(豊橋市自然史博物館)

ランフォリンクス 化石レプリカ(豊橋市自然史博物館)

プテラノドンアンハングエラと比べると小柄な翼竜のランフォリンクス。

翼を広げた大きさは2mに満たない翼竜でした。

特徴的な長い尾の先にはひし形の尾翼を持っていました。

ランフォリンクス全身骨格レプリカ ※企画展:化石研究所へようこそ(茨城県自然博物館)

古くから多数の化石が発見されているランフォリンクス。

プテラノドンに次いで、博物館などでよく目にする翼竜です。

ランフォリンクス実物全身骨格※(国立科学博物館)

イベントにもお目見えすることがありますので、会いに行ってみてください!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット】恐竜渓谷かつやま

今回は、恐竜渓谷かつやまをご紹介します。

すべり台の上に立つフクイラプトル(恐竜渓谷かつやま)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:恐竜渓谷かつやま

場所:福井県福井市中央一丁目

料金:無料

主な古生物:フクイラプトル の復元模型

その他:福井県のお土産を販売していたり、水遊び場がある

★おススメ度 Bランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

フクイラプトルの復元模型や大きなシルエットイラストがある

・ホワイトザウルスの大きな写真が展示されています

・恐竜スポットを含めた福井県の観光名称を紹介したマップがある

・恐竜などの古生物の時計が設置されている

・お手洗いの案内イラストが恐竜になっている

・恐竜グッズが販売されている

 

×マイナス点

・全身骨格などの展示はない

・復元模型はフクイラプトルの1体のみ

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周囲風景(恐竜渓谷かつやま)

緑に囲まれたとっても良い場所にある今回の古生物スポット。

特色ある道の駅は多数ありますが、ここは恐竜好きにはたまりません。

建物外観(恐竜渓谷かつやま)

外壁には、フクイラプトルと思われるシルエットのイラストが描かれています。

フクイラプトル シルエット(恐竜渓谷かつやま)

福井県の観光名所が紹介されたMPAです。

FUKUI MAP(恐竜渓谷かつやま)

現在地と書かれているのが、今回ご紹介している恐竜渓谷かつやまです。

そのすぐ右側に福井県立恐竜博物館があります。

とっても近いですね!

FUKUI MAP(恐竜渓谷かつやま)

壁にかけられた時計には、恐竜をはじめとした中生代の古生物たちの姿があります。

恐竜デザインの時計(恐竜渓谷かつやま)

お手洗いなどの案内表示も恐竜になっています。

こういった細かいこだわりが素晴らしいですね!

案内表示(恐竜渓谷かつやま)

お土産屋さんです。

あちらこちらに恐竜の姿が見えます。

お土産屋(恐竜渓谷かつやま)

ホワイトザウルスの写真が飾られています。

ホワイトザウルスなのに黒い!

夕日に照らされて影となり、それが田んぼに映ったところを撮影したようです。

夕焼けに照らされるホワイトザウルス(恐竜渓谷かつやま)

恐竜グッズがたくさん売られています。

お土産を買いたい方は、恐竜博物館だけでなく、こちらも見ておきたいですね。

お土産(恐竜渓谷かつやま)

屋外にあるすべり台です。

夏場はかなり高温になっているので、お気を付けください!

フクイラプトルのすべり台(恐竜渓谷かつやま)

すべり台の頂点にはフクイラプトルがいます。

茶色に黒い筋が入ったお馴染みの配色です。

空に向かって吠えているようです。

すべり台の上に立つフクイラプトル(恐竜渓谷かつやま)

水遊び場が併設されています。

ベンチもあるので、安心してお子さんを遊ばせられますね。

水遊び場(恐竜渓谷かつやま)

たくさんの恐竜の姿を見ることができる道の駅です。

福井県立恐竜博物館に訪れた際は、是非ともこの恐竜渓谷かつやまにも立ち寄って頂きたいと思います。

 

動画もご覧ください。