Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物玩具】d-torso 恐竜段ステゴサウルス(stegosaurus 211)

今回は、恐竜のペーパークラフト、D-torsoの恐竜段「stegosaurus211」をご紹介します。

 

先日、ご紹介した「第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo」の会場で販売していました。

開催前からTwitterで配信されていて気になっていたんですよ!

 

5種類くらい販売してましたが、板骨が素敵なステゴサウルスを購入しました。

こちらが、その商品になります。

包装状態1(d-torso恐竜段stegosaurus 211)

ペーパークラフトなんてやったことがないので、手が出しづらかったのですが、試しにやってみましょう。

包装状態2(d-torso恐竜段stegosaurus 211)

開封すると切れ目の入った段ボールシートが入っていました。

今回は黒色のシートです。

段ボールシート(d-torso恐竜段stegosaurus 211)

段ボールシートは3枚入っていました。

段ボールシート3枚(d-torso恐竜段stegosaurus 211)

ほとんどのパーツは指で押すと切れ目に沿って簡単に外せます。

ただ、一部の小さいパーツは指で押すことが難しいため、先の細長いピンセットで押して外しました。

同封の説明書に各パーツの番号が記載されていますが、シート自体にはパーツ番号の表示がないため、一度取り外してしまうと番号がわからなくなってしまいます。

組立作業に支障が出るので、番号を把握できる範囲で少しずつ外していきます。

特に似たパーツはご注意ください!

段ボールシートからパーツを外す(d-torso恐竜段stegosaurus 211)

組立てはパーツの溝と溝を合わせてはめ込む形で進めます。

道具不要で組立てられるのは素晴らしい!

ただ、説明書がざっくりし過ぎてて組立方向と組立位置が分かりづらいです。

何度も間違えながら、分解→再組立てを繰り返して進めました。

パーツ組立て(d-torso恐竜段stegosaurus 211)

なんとかかんとかステゴサウルスと認識できるところまでたどり着きました。

ペーパークラフト初心者かつ不器用者が挑戦した結果がこれです。

ものすごく時間がかかりました!

一番の反省点は、組立の方向をちゃんと理解しないで進めていってしまった点です。

説明書から読み取れなかった・・・。

ちょとコツがいるものだとわかりました。

ただ、しっかりと組立てた際の完成形はとってもカッコいいです!

興味のある方、器用さに自信のある方は、是非ともチャレンジしてみてください!

完成!(d-torso恐竜段stegosaurus 211)

動画もご覧ください。

 

【古生物紹介】シファクティヌス(Xiphactinus)

今回は、シファクティヌス(Xiphactinus)をご紹介します。

 

クシファクティヌス実物化石(神奈川県立生命の星地球博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:シファクティヌス
学名:Xiphactinus
分類:条鰭綱イクチオデステス目
時代:白亜紀後期
場所:アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリア
体長:4~6m
食性:肉食(魚食)

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シファクティヌス全身実物化石 ※特別展:海竜(福井県立恐竜博物館)

シファクティヌスは、白亜紀アメリカなどに生息していた大型の魚類です。

学名の"Xiphactinus"に対して、シファクティヌスやクシファクティヌスなどと呼ばれております。

Xiphactinusは、剣の光線を意味しています。

アメリカやヨーロッパ、オーストラリアなどの広い地域で化石が発見されています。

中でもアメリカのカンザス州は有名な産地で、最初に発見されたのもカンザス州でした。

シファクティヌス全身実物化石 頭部※特別展:海竜(福井県立恐竜博物館)

たくさん産出された化石の中には、大型の魚を丸呑みしたと思われるものも複数ありました。

特に有名なのがギリクス・アルクアトゥスを含んだ化石です。

ギリクス・アルクアトゥスは、シファクティヌスと同じイクチオデクテス目に属する魚類です。なんと、体長は2メートルにもなります。

そんな大型魚を丸呑みしてしまうほど大きく開く顎は、捕食者らしい特徴だったと言えます。

クシファクティヌス実物化石(神奈川県立生命の星地球博物館)

ただし、あまりにも大型の生物を丸呑みした場合には、消化しきれずに息絶えてしまったものと考えられます。

 

白亜紀の大型魚シファクティヌス

常設展示されている博物館は、ちらほらといったとこでしょうか。

その他、イベントでお目にかかることが時々あります。

シファクティヌス全身骨格レプリカ(福井県立恐竜博物館)

展示されていることは多くありませんが、機会があった際には、是非会いに行ってみてください!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物イベント紹介】第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo

今回は、TCA東京ECO動物海洋専門学校(第3校舎)で開催されたイベント「第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo」をご紹介します。

アクロカントサウルス全身骨格レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント名:第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo

開催期間:2022年10月29日~10月30日

開催場所:TCA東京ECO動物海洋専門学校 第3校舎

主催者:化石のマーケット実行員会

料金:無料

目玉展示:アクロカントサウルス全身骨格レプリカ(常設だがイベント時のみ公開)

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TCA東京ECO動物海洋専門学校は、東西線西葛西駅から約500メートルほどのところにあります。

東西線沿いを歩いて行くと分かりやすいです。

周辺に他の校舎があるようですが、開催場所は第3校舎でした。

西葛西から目的地への道(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

開催時間前に会場に着きましたが、すでに列ができていました。

建物前の様子(TCA東京ECO動物海洋専門学校)

ご覧ください!

獣脚類のイラストと「DINOSAUR MUSEUM ECO」のロゴが目印となっています。

思わず入りたくなりますが、普段は一般公開されていないのでご注意ください!

ロゴ(TCA東京ECO動物海洋専門学校)

イベントのポスターが掲示されていました。

今回のイベントは、「KASEKI no MARKET」です。

その名の通り化石の販売が行われます。

開催期間は2022年10月29日~30日でした。

掲示されたイベントポスター(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

入場すると、吹き抜けになっている中央部分に立派な獣脚類の全身骨格が姿を現します。

他にも多数の化石展示があるようですね。

地下1階を上から見た様子(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

早速、地下1階に降りて間近で見てみます。

入場してすぐのところに地下への階段があります。

地下1階展示会場への階段(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

地下1階は化石を中心とした標本の展示会場になっています。

先程、1階から見えていた大型獣脚類を中心としてその周囲や足元にたくさんの標本が展示されています。

アクロカントサウルス全身骨格レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

獣脚類の正体は、アクロカントサウルスでした!

地下1階から地上1階にかけての吹き抜けの空間で凄まじい存在感を放っています。

入口の獣脚類のイラストは、アクロカントサウルスだったのかな?

こちらのアクロカントサウルスは、今回のイベントのために展示されているのではなく、常設展示だそうです。

ただし、TCA東京ECO動物海洋専門学校自体が普段一般公開されていないため、こんな間近で見ることはできません。(この学校の学生さんであれば可能ですが・・・)

今回のイベントは、こういった普段見ることができない標本を見られる絶好の機会だったのです!

アクロカントサウルス全身骨格レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

こちらはアパトサウルスの大髄骨です。

先程のアクロカントサウルスと異なり、このイベント用に展示されているものだそうです。

このように常設展示の標本とイベント用の標本が混在して展示されていました。

まぁ、いずれも一般公開されていないわけですから、我々にとっては全て新鮮です。

ちなみに、このアパトサウルスの化石は触ることができました。

アパトサウルス大髄骨実物化石(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

こちらはプテラノドンです。

陸地で翼を折り畳んでいる状態のようです。

プテラノドン全身骨格レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

大型アンモナイトのユーパキディスカスです。

こちらも触ることができました。

アンモナイト】ユーパキディスカス実物化石2(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

プテロダクティルスです。

小型の化石ですが、頭部や翼、小さな骨の一つひとつもクッキリ残っていますね。

プテロダクティルス実物化石(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

頭部の展示も多数ありました。

こちらはディプロドクスの頭骨です。

特徴的な歯がしっかりと見えます。

ディプロドクス頭骨レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

エドモントサウルスの頭骨です。

カモノハシ恐竜と呼ばれるだけに、口元が本当にカモノハシのようですね。

エドモントサウルス頭骨レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

ユニークな頭部と言えばこちら!パキケファロサウルスです。

頭頂部が硬そうですね~。

パキケファロサウルス頭骨レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

アンキロサウルスの頭骨です。

重厚感がありますね。

こちらは、2021年の大型イベント「恐竜科学博」にも出展していたようです。

恐竜科学博はとっても良いイベントだったな~・・・

アンキロサウルス頭骨レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

ステゴサウルスの板骨です。

血管が多数通っていて、温度調整に使われていたと言われていますね。

こうやって1枚の板骨を間近で見ると、その大きさを改めて認識できます。

ステゴサウルス板骨レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

先程のスペースからさらに奥に進んでいくと、ものすごい数の標本が展示されています。

化石展示風景(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

この展示室では、当時の姿が想像できるように化石などの標本と共に多数の模型も一緒に展示されています

こちらはモササウルスの歯化石です。

モササウルス実物歯化石(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

ピカイアです。

この化石から生物であったことを明らかにし、当時の姿まで想定できてしまうのですから、古生物学者さんは凄いですな~。

ピカイア化石標本(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

オパビニア・レガリスです。

こういった古生代の生物が充実しているのは嬉しいところです。

オパビニア・レガリス化石標本(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

ケイチョウサウルスです。

こんなに小さいのに骨の1つずつがはっきりとわかりますね。

イチョウサウルス実物化石(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

メガネウラもいました!

やはり大きいですね~。

メガネウラ化石レプリカ(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

虫入りの琥珀の展示もありました。

琥珀(虫入り)実物(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

顕微鏡で拡大してあって、琥珀内部の虫が鮮明に映し出されています。

琥珀(虫入り)実物 拡大(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

さてさて、今回のイベントは「KASEKI no MARKET」ですから、1階の物販コーナーで販売されている化石を見てみます。

事前情報にあった化石クジが大人気でしたよ!

化石クジ会場(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

1回500円で必ず本物の化石が当たります。

当たる化石はかなりの種類があるようです。

化石クジ抽選箱(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

私は12回もチャレンジしてみました。

結果はご覧の通り。

ウニの化石4個、小型の方解石化したアンモナイト3個、一回り大きめの赤鉄鉱化したアンモナイト1個、さらにもう一回り大きいゴニアタイト1個、螺旋状の形をしたアルキメデス1個、モササウルスの歯1個、「悪魔の足の爪」と呼ばれるカキの仲間の化石1個

化石×クジの組み合わせは中毒性がありますね~。
ついつい何度も挑戦してしまいます♪

化石クジ 獲得した化石(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

化石販売のイベントでしたが、普段一般公開していない常設展示含めて標本展示の充実っぷりが素晴らしかったです!

特にアクロカントサウルスの全身骨格は大迫力でした!

アクロカントサウルス全身骨格レプリカ 上階から撮影(第1回 KASEKI no MARKET in Tokyo)

また、メインの化石販売は、クジ以外にもとっても貴重な化石の数々を購入することができます。

今回は第一回ということでしたから、第二回、第三回と開催してくれることに期待したいと思います!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット紹介】奇石博物館(The Kiseki Museum of World Stones)

今回は、静岡県富士宮市にある奇石博物館(The Kiseki Museum of World Stones)をご紹介します。

入口(奇石博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:奇石博物館

場所:静岡県富士宮市山宮3670

料金:大人700円、小中高300円、幼児無料

主な古生物:モササウルス、ポルティウス、ステノプテリギウス等の実物全身骨格

その他:化石以外の様々な鉱物展示の他、宝石探し体験ができる施設がある

★おススメ度 Bランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・敷地内に入ってすぐにアパトサウルスの大きな復元模型がいる

・モササウルスやポルティウスの実物全身骨格がいる

ディメトロドンの全身骨格レプリカがいる

ティラノサウルス、ウルトラサウルスの部分骨格レプリカがいる

・実物化石の展示が非常に多い

 

×マイナス点

・復元模型の展示は少なく、特に可動型の復元模型はない

・大型恐竜の全身骨格展示はない

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敷地内に入ると、早速竜脚類がお出迎えしてくれます。

アパトサウルスです。

小柄ですが、とってもリアルです。

アパトサウルス不可動型復元模型(奇石博物館)

道を挟んだ反対側には、珪化木が展示されています。

太いですね~。

珪化木(奇石博物館)

こちらが、博物館の外観です。

"奇石"と呼ばれる奇妙な石を多数展示した博物館です。

化石はその奇石の一部と捉えると、「おまけ程度かな?」と捉えてしまいます。

しかし、そうではありません。

化石は非常に充実しているのです!

博物館名の上にあるアンモナイトから、化石展示に力を入れている印象を受けますね!

博物館外観(奇石博物館)

入館すぐの部屋に展示されているのが、ウルトラサウルスの前右肢です。

大きすぎて部分的な画像になっておりますので、分割して掲載します。

レプリカですが、その巨大さを認識するには十分でしょう。

ウルトラサウルス右前肢レプリカ1(奇石博物館)

ウルトラサウルス右前肢レプリカ2(奇石博物館)

ウルトラサウルス右前肢レプリカ3(奇石博物館)

アンモナイトのダクチリオセラスです。

かなりの数が密集した状態で化石となっています。

アンモナイト】ダクチリオセラス(奇石博物館)

非常に高い位置にティラノサウルスの頭骨が展示されています。

こちらも奇石博物館としては数少ないレプリカです。

ティラノサウルス頭骨レプリカ(奇石博物館)

次の部屋に映ると、奇石博物館の目玉展示となる古生物がいます。

モササウルスです。

まるで体をくねらせて海を泳いでいるかのようです。

鋭い歯も間近で見られます。

なんとなんと、これが実物化石なんですよ!

モササウルス実物全身骨格1(奇石博物館)

モササウルス実物全身骨格2(奇石博物館)

ディプロドクスの前肢です。

こちらも実物化石です。

太い骨ですね~!

発掘した直後は化石とは認識できないくらいのビッグサイズです!

ディプロドクス右前肢実物化石(奇石博物館)

昔の方々が化石をどのように認識していたかを紹介するコーナーです。

デスモスチルスの歯ですが、昔は竜の骨もしくは竜の歯と考えられていたようです。

そう言われると、そんな気がしてきました!

パレオパラドキシア実物歯化石(奇石博物館)

こちらは、カルカロクレス・メガロドンの歯ですね。

日本では天狗の爪、ヨーロッパでは鳥の舌と考えられていたそうです。

天狗も驚きですが、これが巨大なサメの歯だと知ったら、当時の人々もそれはそれで驚かれることでしょう。

メガロドン実物歯化石(奇石博物館)

マンモスの化石です。

中国では竜の骨、ロシアでは巨大なネズミの骨と考えられていたそうです。

どれだけ大きなネズミを想像していたのでしょうね。

マンモス実物化石(奇石博物館)

さらに奥に進んだところにも、素晴らしい化石の数々が展示されています。

こちらはポルティウスです。

史上最大の硬骨魚です。

こんなに歯が鋭くて巨大な魚が泳いでいたなんて!

モササウルスと同様に頭部から尾びれまでとっても状態の良い化石です。

ポルティウス実物化石(奇石博物館)

ディメトロドンです。

こちらはレプリカです。

背にある棘突起の先端が綺麗な曲線を描いていますね。

ディメトロドン全身骨格レプリカ(奇石博物館)

ステノプテリギウスです。

代表的な魚竜の仲間ですね。

ステノプテリギウス実物化石(奇石博物館)

スクレロケファルスです。

全身が化石として綺麗に残っています。

スクレロケファルス実物化石(奇石博物館)

カンブリア紀三葉虫、パラドキシデスです。

かなりごつい姿をしていますね~!

パラドキシデス実物化石(奇石博物館)

大型のアンモナイトも複数展示されています。

ジュラ紀アンモナイト、カトロリセラスです。

アンモナイト】カトロリセラス(奇石博物館)

同じくジュラ紀アンモナイト、アリエチテスです。

カトロリセラスなど周囲の他のアンモナイトと色が全く異なり映えますね。

アンモナイト】アリエチテス(奇石博物館)

白亜紀アンモナイト、プラセンチセラスです。

剥がれの無い箇所には特徴的な光沢が見られます。

アンモナイト】プラセンチセラス(奇石博物館)

さらに大きなアンモナイト、メソプゾシアです。

北海道から産出しているメジャーなアンモナイトですね。

アンモナイト】メソプゾシア実物化石(奇石博物館)

同じ敷地内にSTONE HUNTINGと表示された施設があります。

こちらは、宝石わくわく広場という施設です。

宝石わくわく広場(奇石博物館)

なんと、宝石さがしができるのです!

本物の宝石がざっくざくです!

宝石わくわく広場紹介パネル(奇石博物館)

水の中に敷かれた砂利をスコップですくいながら宝石を探します。

かなりの数の宝石が砂利の中に含まれています。

宝石わくわく広場で宝石探し中(奇石博物館)

宝石は丸みを帯びていて、綺麗な色をしているため、素人でもすぐに見分けることができます。

宝石わくわく広場で宝石発見!(奇石博物館)

中には立方体の形をした"賢者の石"と呼ばれるものもあります。

非常にレアですが、見つけるとより貴重な宝石と交換してもらうことができます。

"賢者の石"にはアルファベットが書いてあるシルバー色のものと、無地でブラウン色のものがあります。

今回は非常にラッキーなことに2つも見つけることができました!

宝石わくわく広場で賢者の石発見!(奇石博物館)


いや~、想像していた以上に古生物が充実していました!

ここでご紹介した古生物以外にも多数の展示がありました。

奇石博物館の凄いところは、実物化石の割合が非常に高いことです。

本物を見たい方は、是非とも一度訪れて欲しい博物館です!

また、宝石探しは大人でも夢中になれますので、訪れた際には体験をおススメします!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット紹介】ふれあい公園

今回は、埼玉県春日部市のふれあい公園をご紹介します。

 

風景(ふれあい公園)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:ふれあい公園

場所:埼玉県春日部市道順川戸

料金:無料

主な古生物:ダイナソートリケラジュニア DN-TT2

その他:ブランコやすべり台などの遊具

★おススメ度 Eランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

トリケラトプスのジャングルジムが1体

・塗装剥げが変色などが少ない

 

×マイナス点

・サイズが小さい

・数が少ない(1体のみ)

・他の公園でもよく見かける市販の遊具のみ

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今回の目的地であるふれあい公園には駐車場がありませんので、鉄道を利用して歩いて向かいます。

最寄り駅は東武野田線(アーバンパークライン)の豊春駅です。

線路沿いに"上蛭田ふれあい広場"というスポーツができるような広場があります。

バスケットゴールの設置されていて、球技をできそうな広場ですが、野球・サッカー・ゴルフは禁止されています。

上蛭田ふれあい広場

広場は西と東に分かれていて、その間に一本の道が通っております。

この道を進んでいくと公園があります。

上蛭田ふれあい広場を通る道

こちらがその公園です。

公園名の表示がありませんが、調べて見ると"ふれあい公園"という名前を確認できました。

正式名称か分かりませんが、ここではこの公園を"ふれあい公園"と呼ぶこととします。

風景(ふれあい公園)

ふれあい公園は、小規模な公園の割りに遊具が多めです。

すべり台、鉄棒、ブランコといった基本的な遊具とベンチが設置されています。

すべり台・鉄棒(ふれあい公園)

馬のスプリング遊具もあります。

幼いお子さんは楽しめますね♪

馬のスプリング遊具(ふれあい公園)

そして、極めつけは恐竜遊具です。

この規模の公園で5つも遊具があるのは珍しいように思います。

ブランコ・恐竜遊具(ふれあい公園)

㈱中村製作所さんのダイナソートリケラジュニア DN-TT2ですね

他の遊具と見比べて、状態が綺麗な気がします。

そういえば、2つ並んで設置されているベンチも、かなり年季の入ったものと新しいものになっています。

もしかすると、最近になって遊具の入れ替え、もしくは新規設置が行われたのかもしれません。

ダイナソー トリケラジュニア1(ふれあい公園)

中村製作所さんのこのシリーズは3種ありますが、ダントツでトリケラを見かける気がします。

人気があるのですかね~。

ダイナソー トリケラジュニア2(ふれあい公園)

恐竜遊具が1種のみでしたが、その他にも遊具がたくさんあり、ベンチもあるため、地域の子どもたちや子連れのご家族が楽しめる公園だと感じました。

 

動画もご覧ください。

【古生物紹介】スコミムス(Suchomimus)

今回は、スコミムス(Suchomimus) をご紹介します。

 

スコミムス恐竜型メカニカルスーツ(ディノアライブの恐竜たち展)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:スコミムス
学名:Suchomimus
分類:獣脚亜目スピノサウルス科
時代:白亜紀前期
場所:西アフリカ・ニジェール
体長:9~11m
食性:肉食

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スコミムス観客威嚇(ディノサファリ2022~未来のヒカリ~※渋谷ヒカリエ)

スコミムス白亜紀前期のの西アフリカに生息した獣脚類です。

1997年に西アフリカのニジェール共和国にあるテネレ砂漠で発見されました。

翌年の1998年に、"Suchomimus tenerensis"と名付けられました。

Suchomimusはワニもどき、tenerensisは発見場所であるテネレ砂漠に由来しています。

スコミムス全身骨格レプリカ (恐竜展2021 ※東京ドームシティ)

スコミムスの頭部は他の大型恐竜と比較して厚みがなく、とくに吻部はとても薄いのが特徴です。

また吻部は横幅も狭く前方に細長く突き出ています。

まるでワニのようなその頭部が名前の由来となっています。

スコミムス大接近!(ディノサファリ2022~未来のヒカリ~※渋谷ヒカリエ)

薄く幅の狭い顎には、約120本の歯が生えていました。

ワニの歯約80本と比べ1.5倍の数です。

スコミムス全身骨格レプリカ 頭部アップ (恐竜展2021 ※東京ドームシティ)

スコミムスの歯は、細く尖っており少し反った形状をしていました。

肉を切り裂くよりも、獲物に突き刺すのに適した形です。

スコミムス全身骨格レプリカ (恐竜展-歯から見る恐竜時代-)

発見された地層から、スコミムスの生息地には、水辺があったと考えられています。

また、水中で尾物を捕らえやすいような頭部の形をしていました。

これらのことから、スコミムスは魚を獲物としていたのではないかと考えられています。

スコミムス可動型復元模型 (ディノアドベンチャー名古屋)

また、スコミムスは背にも特徴があります。

椎骨に棘突起があったのです。

同じ科のスピノサウルスと比べると棘突起は低かったものの、帆のように突起した背はユニークですね。

背に帆のような突起がある(ディノサファリ2022~未来のヒカリ~※渋谷ヒカリエ)

ワニのような頭部と突起した背をもったスコミムス

その巨大な身体も魅力の一つです。

同じ科にスピノサウルスがいることもあり、名前を聞く機会が少なめです。

ただ、イベントなどで登場することもありますので、是非、機会を見つけて会いに行ってみてください!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット紹介】よみうりランド

今回は、よみうりランドをご紹介します。

 

太陽の広場(よりうりランド)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:よみうりランド

場所:東京都稲城市矢野口4015

料金:大人5800円 , 中高校生4600円 , 小学生/シニア(65歳以上)4000円、未就学児2000円

主な古生物:2つのアトラクションに可動型の恐竜・翼竜がいる

その他:多数のアトラクションあり

★おススメ度 Cランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

プテラサイクル、ジュラシックカーの2つのアトラクションがある

・6種の恐竜・翼竜がいる

・恐竜・翼竜たちは可動型の復元模型

・古生物イベントが開催されることがある

 

×マイナス点

・恐竜・翼竜たちは小さめ

・恐竜・翼竜たちの動きはゆったりとしていて少ない

・ジュラシックカーの動きが早く、ゆっくりは見られない

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よみうりランドは、どんどんアトラクションが増えています。

特に企業とコラボしたアトラクションは個性的なものが多く一日中飽きずに楽しめます。

右側に映っている大きなやかんは、スプラッシュU.F.Oというアトラクションです。

日清食品さんとコラボしたアトラクションで、日清焼きそばU.F.Oの製造工程を再現したライド型アトラクションです!

グッジョバエリア(よりうりランド)

さぁ、恐竜のアトラクションに到着です。

フラッグストリートという、アトラクションがたくさん集まるエリアにあります。

上部に見えるのがプテラサイクル、中央に見えるのがジュラシックカーというアトラクションです。

2つの恐竜アトラクションが同じ場所にあるんですね!

屋外アトラクションであるため、天気の影響を受けます。

雨の降り方によっては休止となります。

この日も開園時間から休止していましたが、雨が止んでしばらく経ってから再開しました。

良かった~♪

プテラサイクル・ジュラシックカー外観(よりうりランド)

プテラサイクルは、プテラノドンが描かれた自転車型の乗り物に乗って、自分でペダルを漕いで進むタイプのアトラクションです。

プテラサイクル(よりうりランド)

自転車の前にはプテラノドンの正面のイラストが描かれており、少し高い位置に設置されたレールに沿って進んで行きます。

その下には恐竜たちが暮らしています。

上から見下ろすような形で恐竜たちの様子を見ることができます。

プテラサイクル 描かれたプテラノドン(よりうりランド)

続いて、ジュラシックカーは自動車に乗って恐竜たちに会いに行くアトラクションです。

アトラクションに登場する恐竜が紹介されています。

トリケラトプスブラキオサウルスステゴサウルス

登場恐竜紹介①(よりうりランド)

ティラノサウルスパラサウロロフスプテラノドンです。

登場恐竜紹介⓶(よりうりランド)

こちらの自動車に乗って恐竜たちに会いにいきます。

ハンドルが付いていますが、自分たちで操作することはできず、レールに沿って自動で進んでいきます。

ジュラシックカーの自動車(よりうりランド)

ここの恐竜たちは動きます!

最初に登場するのは、ステゴサウルスです。

正面を向いて迎えてくれます。

ステゴサウルス可動型復元模型(よりうりランド)

そして、ステゴサウルスの向かいにいるのがブラキオサウルスです。

つぶらな瞳が可愛らしいです!

ブラキオサウルス可動型復元模型①(よりうりランド)

ブラキオサウルスは2体います。

親子でしょうかね?

ブラキオサウルス可動型復元模型②(よりうりランド)

少し進むとトリケラトプスが登場します。

トリケラトプス可動型復元模型(よりうりランド)

トリケラトプスに続いてトンネルがあります。

トンネルを通過して上を見上げると、プテラノドンが2体います!

プテラノドン可動型復元模型(よりうりランド)

次にパラサウロロフスです。

復元模型はよ~く見かけますね~。

パラサウロロフス可動型復元模型(よりうりランド)

そして、最後にティラノサウルスです。

口を開け待ち構えるティラノサウルスにこちらから近づいていく、なんとも無謀な冒険です。

ティラノサウルス可動型復元模型(よりうりランド)

恐竜系のライド型アトラクションは、いかがでしたでしょうか?

ジュラシックカーは、ちょっとスピードが速すぎて恐竜をじっくり見らえないという印象です。

気に入った方は何度も乗るか、プテラサイクルに乗って上から見る恐竜たちを楽しんでみても良いでしょう。

よりうりランドは、パスポートがありますので、繰り返し乗ったり、他のアトラクションを楽しんだりしたい方は、是非ともご購入ください。

 

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