Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物イベント】オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

今回は、フジテレビ本社屋で開催している「オダイバ恐竜博覧会2024」をご紹介します。

ピノサウルス可動型復元模型 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント名:オダイバ恐竜博覧会2024

開催期間:2024年3月20日~5月6日

開催場所:フジテレビ本社屋

主催者:フジテレビジョン/福井テレビ

特別協力:福井県/福井県立恐竜博物館

料金:一般2200円 中・高校生1500円 3歳~小学生1300円

目玉展示:スピノサウルスロボット

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やって参りました!フジテレビ!

フジテレビ外観

フジテレビが恐竜イベントを開催してくれるとは・・・

ありがとうございます!

フジテレビモニュメント

今回のイベントでは、福井県及び福井県立恐竜博物館の協力により、たくさんの恐竜標本が展示されるそうですよ!

サブタイトルは「福井から"ヤツラ"が新幹線でやってくる!」です。

北陸新幹線の金沢-敦賀が開業しましたし、恐竜たちも新幹線に乗ってお台場にやってきたのですね!

オダイバ恐竜博覧会2024ポスター

会場は、第1会場から第3会場まであります。

第1会場はこのイベントのための専用の会場が建てられ、第2会場・第3会場はフジテレビ内に設けられた会場となっています。

第1会場は専用の入場口が、第2会場・第3会場は共通入場口があり、それぞれで紙のチケットを渡して入場することができます。

電子チケットでは入場できませんので、スマホやPCで購入された方は必ず紙のチケットに引き換えてから入場するようにしましょう。

こちらは第1会場です。

初日の午前中ということもあり、大行列でした!

第一会場外観 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

第1会場へ入場してすぐには、恐竜ではない爬虫類たちが多数展示されています。

最初に登場したのは、現生のトカゲであるコモドオオトカゲです。

コモドオオトカゲ全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

こちらはディロサウルスです。

2021年に福井県立恐竜博物館で開催された特別展「海竜」や福井県立恐竜博物館の新館に展示されていますね。

ディロサウルス実物全身骨格 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

上を見上げればプテラノドンです。

結構低い位置を飛んでいて迫力ありますよ。

プテラノドン全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

ドリグナトゥスです。

ジュラ紀翼竜ですね。

ドリグナトゥス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

ケツァルコアトルスです。

巨大なイメージですが、展示されていたのはとても小柄でした。

ちょっと可愛らしいですね

ケツァルコアトルス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

海棲爬虫類たちも展示されています。

ステノプテリギウスの実物化石です。

ステノプテリギウス実物全身骨格 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

プロトステガです。

特別展「海竜」にもいましたね。

何度見ても可愛い♪

プロトステガ全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

エラスモサウルスです。

特別展「海竜」から久しぶりの再会です。

エラスモサウルス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

いよいよ恐竜の登場です!

こちらはコエロフィシスの産状化石レプリカです。

多数のコエロフィシスの骨格が集まって化石になっています。

コエロフィシス産状化石レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

そして、光の色によって個体別に識別される演出です。

分かりやすいですね~。

コエロフィシス産状化石レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

続いてエオラプトルです。

三畳紀の小型恐竜ですね。

エオラプトル全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

ヘレラサウルスです。

こちらも三畳紀の恐竜ですね。

ヘレラサウルス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

大型肉食恐竜登場!

アクロカントサウルスです。

アクロカントサウルス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

チンタオサウルスです。

ユニークなトサカの持ち主ですね。

チンタオサウルス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

カマラサウルスです。

幼体ですので、とっても小柄です。

カマラサウルス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

そして、巨大なティラノサウルスロボットです。

恐竜展2021」以来の再会です。

相変わらず凄い迫力です!

ティラノサウルス可動型復元模型 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

そのティラノサウルスに踏みつけられているトリケラトプスです。

トリケラトプス頭骨復元模型 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

そして、隣にはトリケラトプスの全身骨格がいます。

トリケラトプス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

さぁ、続いては第2会場へと向かいます。

第2会場、第3会場へは、こちらのエスカレーターを利用します。

第2会場、第3会場へのエスカレーター ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

第2会場、第3会場の入場口です。

もう一度、紙のチケットを見せます。

ちなみに、第1会場よりも先に、第2会場、第3会場に入場することもできます。

第2会場・第3会場入口 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

いきなり登場するのは、水晶宮のイグアノドンです。

水晶宮のイグアノドン ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

その隣にはメガロサウルスの顎です。

初期に発見された2種ですね。

メガロサウルス歯化石レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

福井の恐竜たちの登場です!

まずはフクイティタンです。

複数の部位のレプリカが展示されています。

フクイティタン橈骨化石レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

フクイティタン大腿骨化石レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

フクイティタン上腕骨化石レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

続いてコシサウルスです。

こちらも複数の部位が展示されています。

コシサウルス一部化石レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

福井の恐竜と言えばこちら!

フクイサウルスです。

フクイサウルス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

こちらも福井を代表する恐竜。

フクイラプトルです。

フクイラプトル全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

小型の肉食恐竜。

フクイベナートルです。

フクイベナートル全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

フクイベナートルはロボットもいます。

こちらも特別展「海竜」と福井県立恐竜博物館の新館にいましたね。

フクイベナートル可動型復元模型 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

そして、ティラノミムスです。

日本で11種目の恐竜ですね!

ティラノミムス一部化石レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

マイアサウラのロボットです。

卵や産まれたての子どもたちも動いているのですよ!

マイアサウラ可動型復元模型 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

なぜか、再びフクイラプトルの全身骨格登場です!

フクイラプトル全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

トロオドンです。

卵を抱えています。

トロオドン復元模型 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

最後に第3会場です。

中央に後程紹介する巨大恐竜ロボットを据えて、周囲に全身骨格と頭骨が多数展示されています。

こちらはデンバーサウルスです。

デンバーサウルス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

タラルルスです。

白亜紀の鎧竜ですね。

タラルルス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

こちらはバリオニクスです。

白亜紀の大型肉食恐竜ですね。

バリオニクス全身骨格レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

やはり来ました!

ティラノサウルスの頭骨です。

ティラノサウルス頭骨レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

またしてもトリケラトプス登場です。

ティラノサウルスと対峙するのは、やはりトリケラトプスですね!

トリケラトプス頭骨レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

スティラコサウルスです。

ユニークなエリ飾りですね。

スティラコサウルス頭骨レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

ゼノケラトプスです。

あまり見かけることがないですね。

ゼノケラトプス頭骨レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

スピノサウルスです。

スピノサウルスは頭骨の復元模型や、実物化石など展示が充実していました。

ピノサウルス頭骨復元模型 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

ピノサウルス胴椎レプリカ ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

ピノサウルス実物歯化石 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

ピノサウルス実物上顎化石 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

ピノサウルス実物下顎化石 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

ピノサウルス実物下顎化石 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

さぁ、目玉展示の登場です!

巨大なスピノサウルスロボットです!

カッコいい!!

ティラノサウルスロボット同様に、㈱ココロさんが手がけたそうです。

体の部分がバルーンで軽く、天井から吊り下げられるので浮いています。

まるで泳いでいるかのようですね!

ピノサウルス可動型復元模型 ※オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

youtube.com

いかがでしたでしょうか?

ティラノサウルススピノサウルスの2大肉食恐竜ロボットは、とんでもない迫力でした!

恐竜たちの全身骨格なども充実しており、とても楽しめました♪

皆さんも是非ともフジテレビを訪れ、この興奮を味わってください!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット紹介】ひばり野あじさい公園

今回は、埼玉県鴻巣市のひばり野あじさい公園をご紹介します。

 

恐竜?遊具(ひばり野あじさい公園)

★おススメ度 Eランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・恐竜と思われる生物の遊具が1体

・塗装剥げが変色などが少ない

 

×マイナス点

・数が少ない(1体のみ)

・恐竜と断定できない

・他の公園でもよく見かける遊具のみ

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公園を囲むように植物が植えられています。

そして、その名の通りあじさいも植えられており、6月~7月ころはとっても綺麗な花が咲きます。

公園名表示(ひばり野あじさい公園)

そんな公園の中央付近には、口を大きく開けたこちらの生物がいます。

公園風景(ひばり野あじさい公園)

あちらこちらの公園で見かける遊具です。

恐竜なのかもはっきりしていません。

ただ、四肢の付き方から恐竜なのかな~とも思えます。

恐竜だとして、種までは分かりませんね。

恐竜?遊具(ひばり野あじさい公園)

別の公園で見かけた個体は、背に沿って長い手すりがついており、ステゴサウルスかな?と感じさせました。

ただ、この公園にいる個体は背のごく一部分のみアーチ形の手すりが付いているだけです。

口を大きく開けているところを重視すると前方に前肢を付いた獣脚類ですかね。

ただ、前肢が3本指なのでティラノサウルスやタルボサウルスではないようです。

全体的には青色をしています。

背側はアイボリーっぽい色をしていて凹凸が付いています。

恐竜?遊具 尾側(ひばり野あじさい公園)

この尾から登っていて背を乗り越えて頭部に向かって滑り降りるすべり台になっています。

恐竜?遊具 頂上からの風景(ひばり野あじさい公園)

手すりは明るいオレンジ色で体の色とのコントラストが強めです。

小さな公園には、恐竜っぽい主がいました。

 

動画もご覧ください。

【古生物紹介】ケナガマンモス(Mammuthus primigenius)

今回は、ケナガマンモス(Mammuthus primigenius)の紹介です。

ケナガマンモス 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:ケナガマンモス
学名:Mammuthus primigenius
分類:ゾウ目ゾウ科マンモス属
時代:第四紀更新世
地域:ユーラシア大陸
体長:4~5m
食性:草食

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ケナガマンモス全身骨格レプリカ(福井県立恐竜博物館)

ケナガマンモスは、第四紀更新世ユーラシア大陸に広く生息していたマンモスの仲間です。

エナメル質で囲まれた薄い板状の咬板が何枚も前後方向に並んだ構造を持ち、ツンドラの植物や低木の茎や葉を食べていました。

ケナガマンモス実物歯化石・毛(茨城県自然博物館)

湾曲した大きな牙を持っていました。

ケナガマンモス象牙標本(インターメディアテク)

背中にはエネルギーと水分の貯蔵庫として機能する脂肪の山がこぶとして存在していました。

ケナガマンモス 復元模型(豊橋市自然史博物館)1A

最大の特徴は、その名の由来にもなっている全身を覆う体毛です。

濃い茶色の毛の粗い外被をまとっていました。

その外皮の下には、黄褐色のアンダーコートを持っていました。

ケナガマンモス体毛(東海大学自然史博物館)

体毛に覆われていることに加え、現生のゾウと比べると耳が非常に小さかったこともあり、露出する肌の表面積が少なかったことから、北半球の寒い気候にも適応していたと考えられます。

頭蓋骨は高くてドーム状になっていました。

ケナガマンモス全身骨格レプリカ(東海大学自然史博物館)

マンモスを代表する種であるケナガマンモス。

恐竜に匹敵するメジャー古生物です。

彼らが闊歩していた時代を想像するとワクワクしますね!

ケナガマンモス全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

動画もご覧ください。

 

【古生物イベント】恐竜VS哺乳類 -化石から読み解く進化の物語- (茨城県自然博物館)

今回は、茨城県自然博物館で開催されている企画展「恐竜VS哺乳類 -化石から読み解く進化の物語-」をご紹介します。

 

デイノニクスVSスミロドン全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント名:恐竜VS哺乳類 -化石から読み解く進化の物語-

開催期間:2024年3月2日~6月9日

開催場所:茨城県自然博物館

主催者:茨城県自然博物館

料金:一般750円 高校・大学生460円 小・中学生150円 満70歳以上370円

目玉展示:カルノタウルス全身骨格

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2021~2023年は、3年連続でその年初めての古生物イベントがこちらの茨城県自然博物館の企画展でした。

2021年 企画展「化石研究所へようこそ!~古生物学のすすめ~」
ティラノサウルス【スタン】産状化石レプリカ

2022年 企画展「ミュージアムパークコレクション」
パラミロドン(オナマケモノ)全身骨格レプリカ 

2023年 企画展「いのちの色-世界をいろどる生きものたち-」
ステノプテリギウス実物全身骨格

今年は、すでにショッピングモールでのイベント2つに参加しており、この企画展が今年最初のイベントということではなくなりました。

とはいえ、やはり古生物イベントの開催が少ないこの時期の大型企画展は貴重ですよね~。

今回もありました、恒例のくす玉割り!

こういった気分を盛り上げてくれるイベントも嬉しいですよね!

くす玉 ※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

こちらが企画展の入口です。

恐竜と哺乳類が睨み合うイラストです。

会場入口 ※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

そして最初に出迎えてくれるのは、デイノニクススミロドンです。

この2体の睨み合いは、この企画展を象徴しているようですね。

デイノニクスVSスミロドン全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

本企画展は、第1章から第4章で構成されています。

第1章は"進化の物語をたどる"です。

第1章 進化の物語をたどる
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

この章では、ペルム紀から始まって現在まで、各時代の恐竜や哺乳類が紹介されています。

他の章と比較して圧倒的に多くの古生物が展示されていました。

まずはペルム紀です。

スクレロケファルスです。

全身の実物化石ですよ!

スクレロケファルス実物全身骨格
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

続いてディプロカウルスです。

ユニークな形をした頭骨ですよね~。

ディプロカウルス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

続いてセイムリアです。

2021年の企画展「化石研究所へようこそ」にも展示されていましたね!

イムリア全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

古生物展示の常連、メソサウルスです。

実物の全身骨格です。

メソサウルス実物全身骨格
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

パレイアサウルスです。

実物の頭骨です!

パレイアサウルス実物頭骨化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ニクティフルレタスです。

こちらも実物の頭骨です。

ニクティフルレタス実物頭骨化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ディキノドンです。

またしても実物の頭骨です。

ディキノドン実物頭骨化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ドヴィニアです。

復元模型と頭骨レプリカが展示されています。

ドヴィニア復元模型
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ドヴィニア頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ペルム紀の王者、ディメトロドンです。

常設展示から出張中です。

ディメトロドン全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

時代は三畳紀へと移ります。

ノキアモダスです。

中国に生息した板歯類ですね。

ノキアモダス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ノトサウルスです。

鰭竜類ですね。

ノトサウルス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ケイチョウサウルスです。

こちらも同じく鰭竜類ですね。

イチョウサウルス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

デスマトスクスです。

植物食の偽鰐類ですね。

デスマトスクス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ポストスクスです。

こちらは肉食の偽鰐類ですね。

ポストスクス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

リストロサウルスです。

ペルム期末の大量絶滅から生き残った単弓類ですね。

リストロサウルス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

トリナクソドンです。

こちらも単弓類ですね。

トリナクソドン全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

いよいよ恐竜の登場です!

プラテオサウルスです。

三畳紀を代表する恐竜ですね。

プラテオサウルス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ヘレラサウルスです。

こちらも三畳紀を代表する恐竜ですね。

ヘレラサウルス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

コエロフィシスです。

とても状態の良い全身骨格のレプリカです。

コエロフィシス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ジュラ紀に突入しました。

たクテノカスマです。

翼竜類ですね。

クテノカスマ全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ランフォリンクスです。

こちらも2021年の企画展「化石研究所へようこそ」に展示されていました!

ランフォリンクス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

エウリステルナムです。

実物化石ですよ~。

エウリステルナム実物全身化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

イクチオサウルスです。

こちらも実物の頭骨です。

イクチオサウルス実物頭骨化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

プリオサウルスです。

大きな頭骨ですね~。

プリオサウルス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

その後ろにいるのがタラシオドラゴンです。

首長竜類ですね。

タラシオドラコン全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ディプロドクスです。

ジュラ紀を代表する竜脚類ですね。

ディプロドクス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ステゴサウルスです。

こちらはジュラ紀を代表する剣竜類ですね。

ステゴサウルス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

アーケオプテリクスです。

ベルリン標本です。

アーケオプテリクス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

白亜紀に移りました。

こちらはプリオプラテカルプスです。

モササウルス類ですね。

プリオプラテカルプス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

タラソメドンです。

首長竜類ですね。

タラソメドン頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

アンモナイトの展示も複数ありました。

ディディモセラスです。

異常巻アンモナイトですね。

ディディモセラス実物化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ゲオステルンベルギアです。

翼竜類ですね。

なんと実物の頭骨です!

ゲオステルンベルギア実物頭骨化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

パキケファロサウルスです。

頭頂部が立派ですね。

パキケファロサウルス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

アンキロサウルスです。

大きな頭骨ですね。

アンキロサウルス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ミクロラプトルです。

2023年の企画展「いのちの色」にも展示されていましたね。

ミクロラプトル全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

コンフシウソルニスです。

こちらも2023年の企画展「いのちの色」にも展示されていました。

コンフシウソルニス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

イクチオルニスです。

クチバシに歯がある鳥類から歯がない鳥類へ進化していった解説の中で、紹介されています。

イクチオルニス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

白亜紀の哺乳類展示です。

ディデルフォドンです。

全身骨格と復元模型が並んで展示されていました。

ディデルフォドン全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ディデルフォドン復元模型
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

時代は古第三紀に移ります。

ガストルニスです。

大型の鳥類ですね。

ガストルニス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ガリヌロイデスです。

先程のガストルニスと比べて非常に小さいですね。

ガリヌロイデス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ヌミドテリウムです。

ゾウ類ですね。

ヌミドテリウム頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

アダピスです。

とても立派な実物の全身骨格です。

アダピス実物全身骨格
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ディニクティスです。

こちらもなんと実物化石です。

普段は、常設展示となっています。

ディニクティス実物全身骨格
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

第三紀に移りました。

パラエロドゥスです。

実物の全身骨格です。

パラエロドゥス実物全身骨格
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

スフェニスカスです。

ペンギン類ですね。

スフェニスカス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ティラコスミルスです。

牙が立派ですね~。

ティラコスミルス頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ブラマテリウムです。

キリン類ですね。

ブラマテリウム頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

マストドンです。

大きな頭骨ですね~。

マストドン頭骨レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

デイノテリウムです。

実物の下顎です。

デイノテリウム実物下顎化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

フィセテルラです。

クジラ類ですね。

フィセテルラ実物頭骨化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

第四紀に移ります。

ケサイです。

寒さに適合した大型哺乳類として紹介されています。

ケサイ頭骨レプリカ ※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ケナガマンモスです。

湾曲した大きな牙と臼歯です。

ケナガマンモス実物牙化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ホモ属出現!

ということで、現生人類と同じホモ属が紹介されています。

左からパラントロプス、ホモ・ハビリス、ホモ・ネアンデルターレンシス、ホモ・サピエンスです。

ホモ属の出現 パラントロプス、ホモ・ハピリス、ホモ・ネアンデルタール人ホモ・サピエンス頭骨レプリカ ※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ドードーです。

人類の活動により絶滅した生物として紹介されています。

ドードー全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

全身骨格が2体並んでいます。

左がスミロドン、右がダイアウルフです。

スミロドン・ダイアウルフ全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

第2章は"現在を生きる恐竜と哺乳類"です。

恐竜の仲間である鳥類と、哺乳類の剥製が展示されています。

第2章 現在を生きる恐竜と哺乳類 スズメ、オナガ、オオバタン、ハヤブサアオゲラアカゲラ、フクロウ剥製※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

第2章 現在を生きる恐竜と哺乳類 オオタカ、モモイロペリカン、オウサマペンギン剥製※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

第2章 現在を生きる恐竜と哺乳類 アマツバメホオジロカンムリヅル、オナガガモ、フラミンゴ剥製※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

第2章 現在を生きる恐竜と哺乳類 フクロギツネ、ワラルー、ハイラックス、ゾウ剥製※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

第2章 現在を生きる恐竜と哺乳類 ビーバー、サーバル、ナミハリネズミタイリクオオカミ剥製※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

第2章 現在を生きる恐竜と哺乳類 ニホンノウサギ、ニホンカモシカ、シマウマ、アザラシ、オオコウモリ剥製※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

第3章は"比べてみる"です。

様々な化石について比較しています。

 

こちらは歯の比較です。

"かみ砕く"ティラノサウルスの歯です。

ティラノサウルス歯化石レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

"切り裂く"カルカロドントサウルスとアクロカントサウルスの歯です。

アクロカントサウルス歯レプリカ&カルカロドントサウルス実物歯化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

"突き刺す"スピノサウルスの歯です。

ピノサウルス実物歯化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

"歯がない"オビラプトルの頭骨です。

オヴィラプトル頭骨レプリカ ※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

"かみ切る"トリケラトプスの歯です。

トリケラトプス下顎レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

"すき取る"ディプロドクスの歯です。

ディプロドクス歯化石レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

"すりつぶす"パラサウロロフスの歯です。

パラサウロロフス下顎レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

この章には大型の恐竜展示がいくつかあります。

コリトサウルスです。

食物をすりつぶす歯を持つ恐竜として紹介されています。

コリトサウルス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

こちらは、今回の目玉展示となるカルノタウルスです。

速く走るための後肢を持っているとして紹介されています。

大迫力ですね!

カルノタウルス全身骨格レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

こちらもインパクト抜群!

ブラキオサウルスの前肢です。

茨城県自然博物館の入口付近に常設展示して巨大マンモス松花江の前肢イラストと比較しています。

ブラキオサウルス前肢レプリカ
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

第4章は"化石から読み解く"です。

第4章 化石から読み解く
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

化石研究の成果が紹介されています。

こちらは福島県の双葉層群から発見されたフタバサウルスの頭骨です。

その下の写っているのが、フタバサウルスの近くから発見されたサメ類(クレタラムナ)の歯の化石です。

このサメがフタバサウルスを食べていたと紹介されています。

白亜紀後期の地層~双葉層群(福島県)~ フタバスズキリュウアンモナイト類、貝類、
サメ類 ※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

那珂湊層群から発見されたヒタチナカオオスッポンの化石です。

以前ご紹介しましたが、研究の結果から、ヒタチナカリュウ改めヒタチナカオオスッポンと命名されました。

どちらも実物化石です。

ヒタチナカオオスッポン実物化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ヒタチナカオオスッポン実物化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

ヒタチナカオオスッポン実物化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

最後には触れる化石と化石発掘に使用される道具が紹介されています。

化石発掘道具や触れる化石
※恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

いかがでしたでしょうか?

想像していた以上に展示数が多かったです。

また、第3章に展示されているカルノタウルスは、大迫力で必見です。

是非、皆さんも訪れてみてください♪

 

動画もご覧ください。

【古生物スポット】豊橋市自然史博物館(Toyohashi Museum of Natural History)

今回は、豊橋市自然史博物館(Toyohashi Museum of Natural History)をご紹介します。

エドモントサウルス 実物全身骨格(豊橋市自然史博物館)

 

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:豊橋市自然史博物館

場所:愛知県豊橋市大岩町大穴1−238

料金:無料

   ※総合動植物公園入園料 大人600円、小中学生100円が別途必要

主な古生物:エドモントサウルスの全身骨格

      ティラノサウルストリケラトプス、ケナガマンモス等の復元全身骨格

その他:大型映像などで古生物関連の映像を見ることができる

★おススメ度 Aランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

・全身骨格が非常に多い

エドモントサウルスの全身骨格は90%以上の実物化石

・復元模型も多数展示されている

 

×マイナス点

・恐竜ロボットなどの展示はない

・実物の全身骨格は福井県立恐竜博物館などと比べると少ない

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豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は、動物園や植物園、遊園地に博物館が併設された夢のような施設です。

のんほいパーク入口

豊橋市自然史博物館は、豊橋総合動植物公園内にあります。

公園への入園料を支払えば、博物館へは無料で入館できます。

外観(豊橋市自然史博物館)

入館してすぐにイントロホールという通路兼展示スペースがあります。

ここには、オヴィラプトルの恐竜ロボットがいます。

さらに、一定時間になると卵が孵化する演出があります。

オヴィラプトル 可動型復元模型(豊橋市自然史博物館)

同じくイントロホールにおいて"ふれて楽しむ化石壁"と呼ばれる展示スペースがあります。

 

ここには、書いて字のごとく、壁に触れても良い化石が多数展示されています。

入口から奥に進むにつれて時代が進んでいきます。

三葉虫アンモナイト、恐竜まで様々な時代ごとの化石が展示されています。

イントロホール ふれて楽しむ化石壁(豊橋市自然史博物館)

イントロホール ふれて楽しむ化石壁(豊橋市自然史博物館)

イントロホール ふれて楽しむ化石壁(豊橋市自然史博物館)

イントロホール ふれて楽しむ化石壁(豊橋市自然史博物館)

イントロホールの奥には、"自然史スクエア"という展示スペースがあります。

こちらには、ティラノサウルストリケラトプスの全身骨格が対峙しています。

目線を合わせてないところが、また独自性があって良いですね。

ティラノサウルストリケラトプス 全身骨格標本(豊橋市自然史博物館)

ティラノサウルス 全身骨格標本(豊橋市自然史博物館)

トリケラトプス 全身骨格標本(豊橋市自然史博物館)

続いて"イントロホール"の隣にある"古生代展示室"です。

こちらはアノマノカリスです。

化石の隣に復元模型もあるので、姿がイメージしやすいですね。

アノマロカリス 化石標本(豊橋市自然史博物館)

アノマロカリス 復元模型(豊橋市自然史博物館)

ピカイアです。

こちらは復元模型です。

ピカイア 復元模型(豊橋市自然史博物館)

ダンクルオステウスです。

デボン紀を代表する捕食者ですね。

ダンクルオステウス 頭骨標本(豊橋市自然史博物館)

2体の古生物が化石になっている標本です。

こちらはボトリオレピスです。

ダンクルオステウスと同様にデボン紀の板皮類ですね。

ボトリオレピス化石標本(豊橋市自然史博物館)

スカウナメキアです。

デボン紀の肉鰭類ですね。

スカウナメキア化石標本(豊橋市自然史博物館)

クラドセラケです。

デボン紀軟骨魚類ですね。

クラドセラケ 復元模型(豊橋市自然史博物館)

ユーステノプテロンです。

デボン紀の肉鰭類です。

ユーステノプテロン 実物化石(豊橋市自然史博物館)

ユーステノプテロンの復元模型です。

名前の由来となった丈夫なヒレに注目したいところです。

それにしても、身体全体が結構ぼってりしていますね。

ユーステノプテロン 復元模型(豊橋市自然史博物館)

脊椎動物が生息域を陸地まで広げました。

こちらはイクチオステガです。

デボン紀の原始的な四肢動物ですね。

イクチオステガ 頭骨レプリカ(豊橋市自然史博物館)

イクチオステガ 復元模型(豊橋市自然史博物館)

 

セイムリアです。

ペルム紀の両生類ですね。

イムリア 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

イムリア 復元模型(豊橋市自然史博物館)

エリオプスです。

ペルム紀の大型両生類ですね。

エリオプス 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

こちらはリストロサウルスです。

小型の単弓類で、可愛らしく感じます。

リストロサウルス 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

こちらはスクトサウルスです。

ペルム紀の定番古生物ですね。

スクトサウルス 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

ペルム紀と言えばこの古生物。

ディメトロドンです。

全身骨格と並んで復元模型が展示されています。

このディメトロドンインパクト抜群ですね!

ディメトロドン 全身骨格標本&復元模型(豊橋市自然史博物館)

ディメトロドン 復元模型(豊橋市自然史博物館)

続いて"古生代展示室"の隣にある"中生代展示室"です。

陸・海・空と爬虫類たちが支配者になっていますね。

中生代展示室 風景(豊橋市自然史博物館)

ひときわ存在感のある竜脚類は、ユアンモサウルスです。

身体の下を通ることができます。

ユアンモサウルス 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

板骨と尾のトゲが特徴的なステゴサウルスです。

ステゴサウルス 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

アロサウルスです。

この部屋に展示されている大型恐竜の全身骨格は、ジュラ紀に生息していた古生物ですね。

アロサウルス 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

小型の恐竜も多数います。

こちらはアーケオセラトプスです。

プロトケラトプスの祖先と言われていますね。

アーケオセラトプス 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

その隣に進化したプロトケラトプスです。

エリ飾りを持ちましたね。

プロトケラトプス全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

エオラプトルです。

原始的な恐竜ですね。

エオラプトル 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

オヴィラプトルです。

入口にはロボットが展示されていましたが、全身骨格も展示されています。

やはり人気のようで、色々な場所で見かけますね。

オヴィラプトル 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

オヴィラプトルといえば卵!

円を描くように並んでいましたよ。

オヴィラプトル卵復元模型(豊橋市自然史博物館)

天井を見上げると海生爬虫類たちがいます。

タラソメドン、プラテカルプス、ドリコリンコプスです。

タラソメドン、プラテカルプス、ドリコリンコプス全身骨格標本(豊橋市自然史博物館)

プラテカルプスの鋭い歯の生えた下顎です。

プラテカルプス 化石標本(豊橋市自然史博物館)

そして、多数の穴が空いたプラセンティサラスです。

この穴がモササウルスの仲間に噛まれた痕だとする説が紹介されていました。

プラセンティセラス 化石標本(豊橋市自然史博物館)

ステノプテリギウスです。

魚竜の代表的な仲間ですね。

ステノプテリギウス 化石標本(豊橋市自然史博物館)

イクチオサウルスもいました。

こちらも魚竜の代表的な仲間ですね。

イクチオサウルス 化石標本(豊橋市自然史博物館)

イクチオサウルス 化石標本(豊橋市自然史博物館)

翼竜も多数いました。

上空にはプテラノドンが飛んでいます。

プテラノドン 全身骨格標本(豊橋市自然史博物館)

ランフォリンクスです。

顔が怖いです!

ランフォリンクス 全身骨格模型(豊橋市自然史博物館)

その下には、ランフォリンクスの実物とレプリカの化石標本が展示されています。

ランフォリンクス 実物化石(豊橋市自然史博物館)

ランフォリンクス 化石レプリカ(豊橋市自然史博物館)

アンハングエラです。

こちらも翼竜の代表格ですね!

アンハングエラ 化石標本(豊橋市自然史博物館)

魚類の展示もありました。

こちらはヴィンクティファーです。

ヴィンクティフェル 実物化石(豊橋市自然史博物館)

"中生代展示室"の隣には"エドモントサウルス展示室"があります。

この一室が丸々エドモントサウルス専用の展示室になっています。

エドモントサウルスは、豊橋市自然史博物館のシンボルのような存在なのです!

エドモントサウルス展示室 風景(豊橋市自然史博物館)


こちらが、目玉の展示と言えるエドモントサウルスの全身骨格です。

なんと、実物化石なんですよ!

周囲どの角度からも観察することができます。

エドモントサウルス 実物全身骨格(豊橋市自然史博物館)

さらに、エドモントサウルスのミイラ化石です。

こちらはレプリカではあるものの、貴重な標本ですね。

カモノハシのような顔も間近で観察できます。

エドモントサウルス ミイラ化石レプリカ(豊橋市自然史博物館)

最後にご紹介するのは"エドモントサウルス展示室"の隣にある"新生代展示室"です。

ここにもまた、多数の古生物たちが展示されています。

大型古生物の姿も見えますね。

新生代展示室 風景(豊橋市自然史博物館)

まずはパレオパラドキシアです。
束柱類の代表格ですね。

パレオパラドキシア 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

ホラアナグマです。

後肢で立った姿はあまり見かけませんね。

ホラアナグマ 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

続いて奇蹄類の展示です。

エクウス、メリキップスメソヒップスヒラコテリウムなどが展示されています。

エクウス全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

メリキップス全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

ヒラコテリウム全身骨格レプリカ&メソヒップスイラスト(豊橋市自然史博物館)


ケサイの頭骨です。

立派な角ですよね~。

ケサイ頭骨標本(豊橋市自然史博物館)

ヤベオオツノジカです。

いつ見てもシカとは思えないサイズです!

ヤベオオツノジカ 全身骨格標本(豊橋市自然史博物館)

長鼻目の大型全身骨格も3体展示されています。

こちらはナウマンゾウです。

短く尖った牙が特徴的ですね。

ナウマンゾウ 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

全身骨格の近くには小さめの復元模型が展示されています。

リアルですよね~。

ナウマンゾウ 復元模型(豊橋市自然史博物館)

アケボノゾウです。

前方に突き出た牙が立派です。

アケボノゾウ 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

こちらが復元模型です。

牙以外は、現生ゾウたちに近い姿をしていますね。

アケボノゾウ 復元模型(豊橋市自然史博物館)

ケナガマンモスです。

とにかく大きい!

牙が大きく湾曲していますね。

ケナガマンモス 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

復元模型です。

ケナガマンモスは、体毛の様子が分かる復元模型がより重要ですね。

ケナガマンモス 復元模型(豊橋市自然史博物館)

最後にご紹介するのは、マチカネワニです。

巨大なワニが壁を這っています。

マチカネワニ 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

いかがでしたでしょうか?

多数の古生物たちと会える豊橋市自然史博物館。

大型の古生物の全身骨格も多数展示されており、大興奮の博物館です!

 

特にエドモントサウルスの全身骨格は超貴重です!

是非、皆さんも会いに訪れてください♪

 

動画もご覧ください。

https://youtu.be/TxwMg3cC-yU

【古生物紹介】ヴィンクティファー(Vinctifer)

今回は、ヴィンクティファー(Vinctifer)をご紹介します。

ヴィンクティフアー実物全身化石(城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:ヴィンクティファー
学名:Vinctifer
分類:アスピドリンクス目アスピドリンクス科
時代:ジュラ紀後期~白亜紀前期
生息地:南米(ブラジル、コロンビア)
体長:50cm~60cm
食性:肉食

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ヴィンクティファーは、ジュラ紀後期から白亜紀前期にかけて南米に生息した魚類です。

ヴィンクティフェル 実物化石(豊橋市自然史博物館)

ヴィンクティファーは、学者のジャン・ルイ・ルドルフ・アガシー氏により、元々"Aspidorhynchus comptoni"と記述されていました。

それをデヴィッド・スター・ジョーダン氏がヴィンクティファーとして分類を移転しました。

彼らが研究していたのは、"Vinctifer comptoni "という種ですが、他にも"Vinctifer ferrusquiai"と"Vinctifer longirostris"の2種が記載されています。

ヴィンクティファー実物全身化石(城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー)

ブラジルやメキシコ、ベネゼエラなどの南米で化石が発見されています。

特に状態の良い魚類の化石が発見されることで有名なブラジルのアラリペ盆地においても多数のヴィンクティファーが発見されています。

ビンクティファー実物化石(大阪市立自然史博物館)

ヴィンクティファーの特徴の一つは顎です。

上顎が前方に伸びて細長い吻をしています。

ヴィンクティファー実物全身化石(城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー)

また、縦長のウロコも特徴的です。

ヴィンクティフアー実物全身化石(城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリー)

ヴィンクティファーは、状態の良い化石が多数見つかっていることもあり、国内でも様々な場所で見ることができます。

ビンクティファー実物化石(福井県立恐竜博物館)

大型の魚類化石に会いに行ってみてください!

 

動画もご覧ください。

 

【古生物イベント】つながる福井キャンペーン 福井の物産フェアin埼玉(イオンモール春日部)

今回は、5県で開催される「つながる福井キャンペーン 福井の物産フェア」をご紹介します。 この動画では、埼玉県で開催のイベントをご紹介しています。

フクイラプトル リアルバルーン
※つながる福井キャンペーン 福井の物産フェアin埼玉(イオンモール春日部)

イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント名:つながる福井キャンペーン 福井の物産フェア

開催期間・開催場所

青木島ショッピングパーク(長野県):2024年1月24日~28日

イオンモール春日部(埼玉県):2024年2月7日~2月12日

イオンモール高崎(群馬県):2024年2月21日~25日

FKDインターパーク(栃木県):2024年2月28日~3月4日

イーアスつくば(茨城県):2024年3月27日~31日

主催者:福井県東京事務所

料金:無料

目玉展示:フクイラプトルのリアルバルーン

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先週は埼玉県越谷市イオンレイクタウンのイベントをご紹介しました。

今回も埼玉県のイオンモール春日部が会場となります。

「つながる福井キャンペーン 福井の物産フェア」は、北陸新幹線の福井・敦賀間が開業することを記念したイベントです。

長野県、埼玉県、群馬県、栃木県、茨城県の順に全5ヶ所で開催されています。

今回の会場となるイオンモール春日部は、2ヶ所目の会場ですね。

ポスター ※つながる福井キャンペーン 福井の物産フェアin埼玉(イオンモール春日部)

こちらが、イオンモール春日部です。

先週ご紹介したイオンレイクタウンほど大きな施設ではありません。

いや、イオンレイクタウンが巨大すぎる印象ですね。

外観(イオンモール春日部)

こちらが会場です。

エスカレータ周辺のその下あたりまで展示スペースが広がっています。

会場では福井県の名産品が販売されています。

そして福井県と言えば恐竜!!ということで、恐竜の姿も見えます。

会場風景※つながる福井キャンペーン 福井の物産フェアin埼玉(イオンモール春日部)

こちらはティラノサウルス 【スタン】と頭骨レプリカです。

こういったイベントでティラノサウルスがいると、やはりインパクトがありますよね!

隣にはティラノサウルスの解説パネルが設置されています。

福井県立恐竜博物館には、スタンの全身骨格が展示されていると紹介されています。

ティラノサウルス【スタン】頭骨レプリカ
※つながる福井キャンペーン 福井の物産フェアin埼玉(イオンモール春日部)

こちらは、フクイラプトルのリアルバルーンです。

やはり、福井を紹介するのであれば、福井県で発見された恐竜展示は欠かせません。

リアルバルーンというだけあって、とても細かく形作られていますね。

もはやバルーンとは思えません!

フクイラプトル リアルバルーン
※つながる福井キャンペーン 福井の物産フェアin埼玉(イオンモール春日部)

恐竜博士もいました。

福井県立恐竜博物館を象徴する存在ですね。

ベンチも設置されていて記念撮影もできます。

結構、座っている方がいました。

ちなみに、恐竜博士はフクイラプトルがモチーフですね。

恐竜博士※つながる福井キャンペーン 福井の物産フェアin埼玉(イオンモール春日部)

恐竜グッズの販売コーナーです。

ぬいぐるみ、フィギュアが多数陳列されていました。

子供達が夢中で見ていました。

恐竜グッズ販売※つながる福井キャンペーン 福井の物産フェアin埼玉(イオンモール春日部)

ショッピングモールで見ることができる恐竜たち。

特にフクイラプトルのリアルバルーンは必見です。

群馬県、栃木県、茨城県では、これから開催ですので、気になった方は、是非会場へ訪れてみてください!

2階フロアからの会場風景※
つながる福井キャンペーン 福井の物産フェアin埼玉(イオンモール春日部)

動画もご覧ください。