Prehistoriclifemanの日記

このブログでは、恐竜やディメトロドンなどの単弓類、パレオパラドキシアなどの束柱類、メガロドンなどの大型水生生物、マンモスなど、様々な古生物動画をアップします。 古生物と会えるスポットに訪問したり、化石発掘や古生物・恐竜イベントに参加したりします。 一緒に古生物の世界を楽しみましょう♪

【古生物イベント】みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウン)

今回は、イオンレイクタウンで開催されたイベント「みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024」をご紹介します。

カムイサウルス全身骨格レプリカ
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

イベント概要ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

イベント名:みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024

開催期間:2024年2月3日~2月4日

開催場所:イオンレイクタウン mori

主催者:北海道 むかわ町、中川町、足寄町、沼田町、札幌市、八雲町

料金:無料

目玉展示:カムイサウルス全身骨格

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会場となるのは、巨大ショッピングモール「イオンレイクタウン」の"mori"にある木の広場。

イオンレイクタウンmori外観

実は、開店直後に熾烈な争いが繰り広げられたのです。

10時開店、10時に会場となるmori 木の広場にて、とある"整理券"が配布されたのです。

その"整理券"とは・・・

ポスター

小林快次教授の講演会の"整理券"なのです!

先着80名です!

10時開店前から、木の広場の近くの入口何ヶ所かは長蛇の列です。

私も9時過ぎには着いて並びましたよ!

そして、開店と同時にダッシュ

なんとか、整理券をゲットできました♪

ちなみに、整理券がもらえなかった方は、スペースが許す限り立ち見で講演を聞くことができました。

入場整理券
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

主催の一つであるむかわ町のゆるきゃら、むかろん登場です。

穂別メロンの顔にクビナガリュウがかじりついているのです!

むかろん ※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024

タカハシホタテの産状化石レプリカです。

巨大ですね~!

タカハシホタテ産状レプリカ
※みんだおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

こちらはなんと実物化石。

触ることもできます。

大きく厚みもあり、ずっしりと重たかったです。

タカハシホタテ実物化石
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

こちらが小林教授の講演も行われるイベント会場です。

周囲に多数の化石展示やパネル展示があり、恐竜グッズの販売もあります。

会場風景 ※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

こちらが、小林教授が講演されるステージです。

大型ビジョンが設置され、講演にも使用されました。

会場風景 ※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

こちらはアショロアです。

原始的な束柱類ですね。

アショロア・ラティコスタ全身骨格レプリカ
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

サービスして頭部が手前になるように標本を回して頂きました♪

なんて親切なんだ!

アショロア・ラティコスタ全身骨格レプリカ
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

続いてヌタネズミイルカの産状標本です。

沼田町の400万年前の地層から発見されたそうです。

かなりの骨が残っていて状態の良い化石ですね。

ヌマタネズミイルカ産状レプリカ
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

こちらはヌマタネズミイルカの復元骨格です。

小柄なのが分かりますね。

ヌマタネズミイルカ全身骨格レプリカ
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

カムイサウルス・ジャポニクスの復元模型です。

このイベントの主役と言っても良い存在です。

小林先生の講演では、このカムイサウルスについて多くの時間を割いて解説していたのです。

カムイサウルス復元模型
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

カムイサウルスの全身骨格です。

約80%の化石が見つかっている貴重な大型恐竜ですね。

カムイサウルス全身骨格レプリカ
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

講演の中では、この全身骨格を見ながら特徴を説明される場面もありましたよ!

カムイサウルス全身骨格レプリカ
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

講演の様子は撮影禁止ですが、講演後にサイン会が開催されました。

私も小林教授にサインを頂きました!!

上段のCarpe Diem(カルペディエム)は、小林教授の座右の銘であり「今をつかめ(今日の一日を大事にする)」の意味です。

今この瞬間というものを、自分の時間で自分の足で生きて欲しい・・・
素敵な言葉ですね~♪

小林快次教授サイン
※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)

ショッピングモールであることを忘れてしまうくらい、恐竜・古生物の世界にどっぷり浸かれるイベントでした。

スタッフの方々は皆さんとても親切で、古生物のことを聞くと丁寧にご説明頂きました。

会場風景 ※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)1

また、小林教授は、最後の一人になるまでサイン、写真撮影に応じておられました。

相手の目を見て、しっかりと向き合っておられました。

教授の知識と優しさ、そして恐竜愛に触れることができました。

ありがとうございました!

会場風景 ※みんなおいでよ!恐竜・化石大陸×ほっかいどう2024(イオンレイクタウンmori)1

 

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット】レゴランド・ジャパン(LEGOLAND・JAPAN)

今回は、レゴランド・ジャパン(LEGOLAND・JAPAN)をご紹介します。

竜脚類(レゴランド・ジャパン)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

施設名:レゴランド・ジャパン(LEGOLAND・JAPAN)

場所:愛知県名古屋市港区金城ふ頭2-2-1

料金:大人 4500円~ 子供3300円~ ※時期により異なる

主な古生物:竜脚類とスティラコサウルスのレゴによる造形恐竜

その他:レゴによる造形物多数、レゴをイメージした街並み、アトラクション

★おススメ度 Cランク

評価理由ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

◎プラス点

竜脚類とスティラコサウルスのレゴによる造形恐竜

竜脚類は非常に大きい

・スティラコサウルスはレゴでできているとは思えないほどリアル

 

×マイナス点

・恐竜の展示数は2体のみ

・化石の展示物や恐竜のアトラクションなどはない

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レゴランドは名古屋の大人気スポットですね。

開園時間に合わせて訪れてみると、凄い人のです!

入場口(レゴランド・ジャパン)

レゴランドに入場すると、そこにはレゴの世界が広がっています。

園内風景(レゴランド・ジャパン)

レゴをイメージした建物があちかこちらに見られます。

園内風景(レゴランド・ジャパン)

このお城なんかは大きなレゴブロックで作られたようなデザインです。

私も昔レゴで遊んでいましたが、壁や盾なんかはとっても良く出来ていて懐かしいかぎりです。

お城(レゴランド・ジャパン)

そして、レゴの街の至るところに実物のレゴで作られた造形物があります。

アトラクションも楽しいレゴランドですが、このようにレゴで作られた造形物を見るだけでも価値があります。

わんこが運転するクレーン車(レゴランド・ジャパン)

"ナイト・キングダム"というお城のあるエリアでは、兵士たちの姿を多数見かけます。

兵士2人(レゴランド・ジャパン)

兵士が寝ています。

敵に攻め入られるのは時間の問題のようです。

昼寝する兵士(レゴランド・ジャパン)

"レゴ・シティ"という、レゴの街並みが広がるエリアです。

毛糸玉で遊ぶネコと、それを追いかけているようなわんこです。

ネコとイヌ(レゴランド・ジャパン)

"ブリックトピア"と呼ばれるレゴの工場や組立てて遊べる場所があるエリアです。

噴水があります。銅像は緑青が出て緑色になったと思われる多数の銅像を中心に、周囲には水鳥やカエル、睡蓮などが散りばめられています。

噴水(レゴランド・ジャパン)

こちらは、"パイレーツ"エリアと"ブリックトピア"エリアの境目辺りにいる巨大なワニです。

歯や舌までレゴです!凄い!

ワニ(レゴランド・ジャパン)

こちらは、"パイレーツ"エリアにいるオウムです。

オウムは、先程の噴水にもいましたね。

オウム(レゴランド・ジャパン)

"アドベンチャー"と呼ばれる造形物が非常に多いエリアです。

笛を吹くヘビ使いとツボから出て来たコブラと思われるヘビです。

ヘビ使い(レゴランド・ジャパン)

こちらも"アドベンチャー"エリアにいるラクダです。

ラクダ(レゴランド・ジャパン)

こちらは、"アドベンチャー"エリアの大人気アトラクション"サブマリン・アドベンチャー"前にいる大タコと、その大タコに襲われている様子のサブマリンです。

大タコとダイバー(レゴランド・ジャパン)

サブマリン(レゴランド・ジャパン)

レゴランドにはドラゴンが非常の多かったです。

こちらは、レゴランドホテル内のドラゴンです。

ホテルのドラゴン(レゴランド・ジャパン)

続いて、レゴランドホテル前の大型ドラゴンです。

塔から見下ろしているようです。

見下ろすドラゴン(レゴランド・ジャパン)

こちらは、"ファクトリー"エリアの小型ドラゴンです。

子供のドラゴンなのでしょうか?ちょっと愛嬌があります。

小型ドラゴン(レゴランド・ジャパン)

こちらは、"ニンジャゴー"エリアの石像型ドラゴンです。

遠目に見ると、本当に石でできているようです。

ドラゴン石像(レゴランド・ジャパン)

こちらは、"ニンジャゴー"エリアにいるファイヤードラゴンです。

今にも炎を吐きそうです!

ファイヤードラゴン(レゴランド・ジャパン)

続いて、レゴランドを訪れたら是非見ておきたい"ミニランド"エリアです。

様々な観光スポットや建築物を含む街並みが、レゴで作られています。

以前ご紹介した名古屋港ガーデンふ頭や名古屋港水族館もリアルに再現されていますね!

ミニランド(レゴランド・ジャパン)

こちらは、お台場です。ガンダムと右側の方にはフジテレビがありますね。

ミニランド(レゴランド・ジャパン)

さぁ、恐竜をご紹介します。

入場してすぐに、こちらの竜脚類がお迎えしてくれます!

マスメディアに取り上げられる際に、こちらの竜脚類が象徴的に紹介されることも多いのでご存知の方もおられると思います。

竜脚類(レゴランド・ジャパン)

竜脚類(レゴランド・ジャパン)

そしてもう一体がこちらの角竜類。

こちらはスティラコサウルスと考えて良いでしょう。

"ブリックトピア"エリアのアトラクション"オブザベーション・タワー"と"ブリック・パーティ"間あたりにいます。

スティラコサウルス(レゴランド・ジャパン)

いかがでしたでしょうか?
これらが、全てレゴでできているなんて驚きですよね!
レゴの可能性を感じさせられました。
レゴランドを訪れた際には、アトラクションだけでなく、レゴでできた恐竜や動物たちにも注目してみてください!


動画もご覧ください。

【古生物玩具】アニア ジュラシック・ワールドシリーズ「T.REX」「カルノタウルス」

今回は、2023年11月30日に発売されたアニア ジュラシック・ワールドシリーズ「T.REX」と「カルノタウルス」をご紹介します。

アニアジュラシックワールドシリーズ「T-REX」「カルノタウルス」

箱には"JURASSIC WORLD"のロゴがありますね~。

どちらも、映画「ジュラシック・ワールド」で再現された姿をしています。

箱(アニアジュラシックワールドシリーズ「T-REX」「カルノタウルス」)

こちらが"T.rex"です。

ジュラシック・ワールドシリーズにはアニア定番のカードは、付属していません。

T.REXは、以前にもジュラシック・ワールドシリーズとして販売されており、イスラ・ヌブラル島の決戦セットにも含まれていますね。

AL-01ティラノサウルスジュラシック・ワールドT.REXワイルドVerと比べると、頭部・体ともにシャープな姿をしています。

ギミックは口、両後肢、尾2ヶ所の合計5ヶ所です。

アニアジュラシックワールドシリーズ「T-REX

ジュラシック・ワールドシリーズのT.REXと言えば、福井県立恐竜博物館のリニューアルに先立ち2023年5月25日に設置されたこちらのモニュメント。

2018年に公開された「ジュラシック・ワールド 炎の王国」に登場するティラノサウルスをモデルにしたものでした。

ジュラシック・ワールド 炎の王国 ティラノサウルス復元像(福井県立恐竜博物館)

続いてカルノタウルスです。

「大暴れ!マルタ島の恐竜プレイセット」に付属するカルノタウルスと同じですね。

「決戦!バトルマウンテン」付属カルノと同タイプ・色違いですが、黒色のこちらの方がカッコいいですね!

ギミックはT.REXと同様に口、両後肢、尾2ヶ所の合計5ヶ所です。

アニアジュラシックワールドシリーズ「カルノタウルス」)

カルノタウルスは、恐竜博2023で全身骨格が展示されましたね。

T.REXと比べて上体をグッと上げた姿勢やとても小さな前肢も再現されていますね。

第4章 カルノタウルス全身骨格レプリカ※恐竜博2023(国立科学博物館)

他のタイプのティラノ(T.REX)やカルノタウルスと比べても、個性がありカッコいいです♪

過去販売の商品ですでに入手している方もいるかもしれませんが、未入手の方は、この機会に手に入れてみてください!

 

動画もご覧ください。

 

マチカネワニ(Toyotamaphimeia machikanensis)

今回は、マチカネワニ(Toyotamaphimeia machikanensis)をご紹介します。

マチカネワニ全身骨格レプリカ(インターメディアテク)

基本情報ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
名前:マチカネワニ(トヨタマヒメイア・マチカネンシス)
学名:Toyotamaphimeia machikanensis
分類:ワニ目インドガビアル科
時代:第四紀更新世チバニアン
地域:日本
体長:6~8m
食性:肉食

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マチカネワニは、30~50万年前の日本に生息した大型のワニです。

マチカネワニ復元模型2 ※ニフレル

1964年に大阪大学豊中キャンパスにて新校舎を建築していた現場において、化石が発見されました。

建築現場は、新生代更新世中期の地層が露出しており、生息時期は30~50万年前ののものと考えられました。

※当時は未設定でしたが、チバニアン期に該当します。

マチカネワニ全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

1965年には、このワニに関する論文が発表されました。

論文の中で、当時分類されると考えられた"トミストマ(マレーガビアル)属"と当該化石が発見された地名"待兼山"から、このワニは「トミストマ・マチカネンセ」と命名されました。

この名前から、「マチカネワニ」と呼ばれるようになり、現在でも博物館などでは「マチカネワニ」と表記されることが一般的です。

マチカネワニ全身骨格レプリカ(インターメディアテク)

その後の研究により、トミストマ属ではなく新たな属に分類することが適切であると判断されました。

そこで、古事記に出てくるワニの化身とされる"豊玉姫"からトヨタマヒメイアという属が作られました。

そして、このワニは1983年の論文において「トヨタマヒメイア・マチカネンシス」と再命名されました。

マチカネワニ 全身骨格レプリカ(豊橋市自然史博物館)

マチカネワニの化石には、歯の残った顎も含まれています。

魚を捕らえるのに適した長い吻を持つ一方で、近縁種と比べ太い歯を持ち、後方部が隙間なく並んでいることから魚以外の生物も捕食していた可能性があります。

マチカネワニ頭骨レプリカ(大地のハンター展—陸の上にも4億年—)

空想上の生物の中でも、広く世に知られている"龍"は、マチカネワニがモデルとなったという説があります。

巨大な身体に細く長い吻、そして鋭い歯を持つマチカネワニが、龍と考えられていたとしても不思議はありません。

マチカネワニ全身骨格シルエット ※科学で楽しむ妖怪展(港区立みなと科学館)

さらに、マチカネワニと同じ時代にはシカ類も多く生息しており、化石としてシカの角が見つかることもあります。

マチカネワニの頭部と一緒にシカの角が見つかれば、さらに角の生えた龍の姿を創造するかもしれませんね。

シカの角 ※科学で楽しむ妖怪展(港区立みなと科学館)

大型のマチカネワニ

肉食恐竜に引けを取らないくらいの存在感です。

龍のような姿を是非ご覧ください!

マチカネワニ全身骨格レプリカ(大阪市立自然史博物館)

動画もご覧ください。

 

【古生物スポット】ディノアドベンチャー名古屋(2023年3月~2024年2月)

今回は、以前ご紹介したディノアドベンチャー名古屋の最近の様子をご紹介します。 

ティラノサウルス(ディノアドベンチャー名古屋)

ディノアドベンチャー名古屋は、大高緑地という巨大な公園の中にある恐竜ロボットがたくさん展示されている施設です。

※基本情報は、次のリンク先にある以前の記事をご覧ください。

 ・ディノアドベンチャー名古屋(2020年3月~2021年2月)

ゲート(ディノアドベンチャー名古屋)

ゲートをくぐると、入場口となる建物があります。

この建物の上には、前回訪問時にはがプテラノドンいたのですが、今回訪問した際にはプテラノドンはいなくなり、代わりに獣脚類の頭部がお出迎えしてくれました。

お出迎えの獣脚類頭部(ディノアドベンチャー名古屋)

ディノアドベンチャー名古屋では、年に1度(概ね3月)恐竜の入れ替えを行っています。

前回の訪問が2020年だったということで、3年経過している間にかんり恐竜が入れ替わっているようですので、再び訪れてみました。

生息していた恐竜たちは次の通りです。

 

No.1 ディロフォサウルス×1体

No.2 スティラコサウルス×1体

No.3 バリオニクス×1体

No.4 オヴィラプトル×1体とプロトケラトプス×2体

No.5 トリケラトプス×1体

No.6 スピノサウルス×1体

No.7 トリケラトプス×1体

No.8 ティラノサウルス×1体

No.9 カスモサウルス×1体

No.10 ステゴサウルス×1体

No.11 イグアノドン×1体

No.12 カルノタウルス×1体

No.13 ペンタケラトプス×1体

No.14 エウオプロケファルス×1体

No.15 ブラキオサウルス×1体

No.16 マイアサウラ ×1体

No.17 パラサウロロフス×1体

No.18 アロサウルス×1体

No.19 プテラノドン×1体

 

それでは、早速入場して中の恐竜たちを見ていきたいと思います。

再入場はできませんので、じっくりと見ていきましょう!

入場口表示(ディノアドベンチャー名古屋)

No1は、ディロフォサウルスです。

2020年訪問時にも中盤あたりにいましたが、姿と動きが変わっています。

特に動きは滑らかになっています。

No1.ディロフォサウルス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.2はスティラコサウルスです。

2020年訪問時にはいませんでした。

頭部と口を少しだけ動かしています。

No2.スティラコサウルス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.3はバリオニクスです。

こちらは2020年訪問時もいましたね。

前かがみで頭部と口を動かし前方を通過する人を威嚇しています。

No3.バリオニクス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.4はオヴィラプトルプロトケラトプスの2種で1セットです。

こちらの2体も2020年訪問時にいましたね。

No4.オヴィラプトル&プロトケラトプス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.5はトリケラトプスです。

2020年訪問時ティラノサウルスと対峙するトリケラトプスはいましたが、倒れているトリケラトプスは初めて見ました。

横に回って見ると、痛々しい姿をしています。

腹部と後肢付け根付近に大きな傷を負っています。

獣脚類にやられたようです。

No5.トリケラトプス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.6はスピノサウルスです。

こちらは2020年訪問時にいませんでした。

上半身と頭部、前肢を動かしています。

No6.スピノサウルス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.7は再びトリケラトプスです。

こちらは、2020年訪問時にもいたティラノサウルスと対峙するトリケラトプスですね。

No7.トリケラトプス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.8はティラノサウルスです。

2020年訪問時ティラノサウルスはこの場所にいましたが、なんと姿が変わっております。

以前のティラノサウルスは、頭部にもう少し厚みがありました。

それと比べると今回のティラノサウルスは、顔立ちがとてもシャープです。

また、今回のティラノサウルスは前肢も動くようになりました。

No8.ティラノサウルス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.9はカスモサウルスです。

こちらは2020年訪問時にいませんでした。

頭部と前肢を動かしています。

えりかざりの模様が特徴的ですね。

No9.カスモサウルス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.10はステゴサウルスです。

2020年訪問時にもいましたが、体色が緑色からグレーに変わりました。

また、以前は頭部と口を少し動かすだけでしたが、今回は口の動きが無くなった一方で、上半身の動きが加わりました。

No10.ステゴサウルス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.11はイグアノドンです。

こちらは2020年訪問時にいませんでした。

表情がとても穏やかですね。

No11.イグアノドン(ディノアドベンチャー名古屋)

No.12はカルノタウルスです。

こちらも2020年訪問時にはいませんでした。

以前はここでメガロサウルスがパラサウロロフスらしき恐竜を食べていました。

No12.カルノタウルス(ディノアドベンチャー名古屋)

 

今回、カルノタウルスに食べられているのは・・・アマルガサウルス

そういえば、2020年訪問時には元気な姿を見せていたアマルガサウルスがいなくなっていました。カルノタウルスに食べ尽されてしまったのでしょうか?

No12.カルノタウルスに捕食されるアマルガサウルス?(ディノアドベンチャー名古屋)

youtube.com

No.13はペンタケラトプスです。

こちらも2020年訪問時にはいませんでした。

頭部をかなり激しく動かしています。

No13.ペンタケラトプス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.14はエウオプロケファルスです。

こちらも2020年訪問時にはいませんでした。

ただ、もっと昔にいたこともあったようですので、今回は復活と言えますね。

頭部と口、自慢の尾を動かしています。

No14.エウオプロケファルス

No.15はブラキオサウルスです。

こちらは2020年訪問時にもいました。

前脚と首の長さにより、頭部は見上げるほどの高さです。

No15.ブラキオサウルス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.16はマイアサウラです。

こちらは2020年訪問時にいませんでした。

No16.マイアサウラ(ディノアドベンチャー名古屋)

このマイアサウラの足元には、卵と卵から孵化したばかりと思われる子供たちがいます。

マイアサウルスらしく子供たちを世話しながら守っているようです。

No16.マイアサウラ(ディノアドベンチャー名古屋)

No.17はパラサウロロフスです。

こちらも2020年訪問時にはいませんでした。

ただ、エウオプロケファルス同様に、もっと昔にいたこともあったようですので、今回は復活と言えます。

以前は緑色の体色でしたが、今回は茶色っぽい体色になりました。

No17.パラサウロロフス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.18はアロサウルスです。

こちらは2020年訪問時にもいました。

とても攻撃的で激しい動きをしています。

No18.アロサウルス(ディノアドベンチャー名古屋)

No.19はプテラノドンです。

2020年訪問時にも入場口の建物の上にいましたが、以前よりもサイズが大きくリアルになったようです。

間近で見られるようになったのも良かったです。

No19.プテラノドン(ディノアドベンチャー名古屋)

いかがでしたでしょうか?

新たに登場した恐竜、姿・動きがリニューアルした恐竜、消えた恐竜と3年間の意仇にかなり変化がありました。

同種で新たなロボットに更新されたものも含めて19種中14種が2020年訪問時から変わっていました。

このように生息する恐竜たちが年々変わっていくところが、ディノアドベンチャー名古屋の良いところですね。

一度も行ったことがない方も、行ったことがある方も、進化するディノアドベンチャーに是非とも訪れてみてください。

 

動画もご覧ください。

 

2024年も古生物生活!

皆様、明けましておめでとうございます!

 

2024年になりました。

 

今年も古生物や恐竜のイベントに参加し、スポットを巡っていきたいと思います。

 

さて、2024年はどんなイベントが開催されるのでしょうか?

 

まず、すでに開催中で、当ブログでもご紹介させて頂いた「進化する!?恐竜研究展」です。

開催期間は、2023年12月13日~2024年1月30日です。

目玉恐竜アロサウルスの全身骨格にも会えるチャンスですので、是非とも訪れて頂きたいと思います。

 

次に、2024年開催の情報を得ている大型のイベントは次の2つ。

 

1つ目は、茨城県自然博物館で開催予定の「恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—」です。

開催期間は、2024年3月2日~6月9日予定となっています。

このポスターの古生物に加えて、カルノタウルスの全身骨格も展示されるようです。

恐竜VS哺乳類—化石から読み解く進化の物語—(茨城県自然博物館)

2つ目は、フジテレビ本社屋で開催予定の「オダイバ恐竜博覧会2024」です。

開催期間は、2024年3月20日~5月6日予定となっています。

福井県立恐竜博物館の標本が主な展示物で、約70点が展示されるそうですよ!

また、スピノサウルスの大型ロボットが登場するようです。

オダイバ恐竜博覧会2024(フジテレビ本社屋)

この他に、化石関連イベントとして、第4回化石のマーケットが2024年秋に開催が予定されています。

2023年は4月と11月の2回開催されましたが、2024年は11月の1回のみのようですね。

ただ、公式SNSでは東京以外で派生イベントを計画中と発信されていました。

開催地は分かりませんが、遠方で参加できなかった方々には朗報となるかもしれません。

第3回 化石のマーケットの様子

気になる国立科学博物館では、2つの特別展が予定されています。

大哺乳類展3が、2024年3月16日~6月16日、鳥展が2024年11月2日~2025年2月24日です。

ただし、いずれも古生物が登場するか不透明です。

大哺乳類展の方は、公式HPの展示構成を見る限り、現生の哺乳類に絞っているような印象です。

一方、鳥展の情方は"進化"というキーワードを見かけますので、期待しつつ新たな情報を待ちたいと思います。

特別展「大哺乳類展3」ポスター

特別展「鳥」ポスター

そして、DINO-A-LIVEのイベントもおそらく開催されることでしょう。

現在は、日本各地で恐竜ラボが開催されており、2024年4月頃まで続く予定です。

さらに、毎年恒例になってきましたゴールデンウィークDINO SAFARIも開催されるのではないかと予想されます。

また、2023年夏にDINO SAFARI GIGANTが初開催となり大好評でしたので、2024年夏も開催されるかもしれませんね。

 

その他、現時点では情報得られていませんが、夏には大型のイベントが開催されるものと予想されます。

恐竜博2023恐竜科学博くらいの規模の恐竜・古生物イベント開催を期待したいですね!

恐竜博2023の様子

DinoScience 恐竜科学博 2023の様子

ということで、2024年も古生物の様々な体験を楽しんでいきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

 

動画もご覧ください。

 

2023年古生物体験振り返る

今年も残すところ2日となりました。

 

2023年1月1日の記事「2023年も古生物生活!」にて、2023年期待のイベントを2つご紹介しました。

 

それが、恐竜博2023ジュラシックワールド展です。

 

しかしながら、ジュラシックワールド展は、残念ながら開催されませんでした。

いつか開催されるものと信じた待ちたいと思います。

ジュラシック・ワールド展ポスター①

さて、予定通り開催された恐竜博2023を始め、今年も多数の古生物イベントが開催されました。

そんな2023年を振り返ってみたいと思います!

 

まずは、茨城県自然博物館で開催された企画展「いのちの色 —世界をいろどる生きものたちー」です。

開催期間は、2023年2月18日~6月11日でした。

2021年、2022年に続き2023年も茨城県自然博物館の企画展から一年が始まりました。

今回は、恒例のくす玉割りの瞬間にも立ち合うことができました!

企画展名が現れたくす玉 ※いのちの色-世界をいろどる生きものたち-

企画展の入口です。

茨城県自然博物館の企画展はいつも入口のパネルが派手派手ですが、今回は色をテーマにした企画展ということもあり、とてもカラフルで目立ちますね~!

入口 ※いのちの色-世界をいろどる生きものたち-(茨城県自然博物館)

色とりどりの生物が多数展示されていた、この企画展。

グラデーション順に並ぶ動植物(赤) ※いのちの色-世界をいろどる生きものたち-

「失われた生きものの色」と題して、古生物標本とともに古生物の色に関する研究結果が解説されていました。

第6章 失われた生きものの色 ※いのちの色-世界をいろどる生きものたち-

ドードーは人類と生活を共にした数少ない古生物ということもあり、人類がその姿を見て残した文献や絵画から、その色について解説していました。

ドードーは灰色もしくは褐色の羽毛を持っていたようです。

ドードー全身骨格レプリカ ※いのちの色-世界をいろどる生きものたち-

色と言えばシノサウロプテリクスです。

羽毛にメラニン色素を含むメラノソームの痕跡が見つかったことで有名です。

シノサウロプテリクス全身骨格レプリカ3 ※いのちの色-世界をいろどる生きものたち-

ここでは化石と復元模型で色について解説していました。

シノサウロプテリクス不可動型復元模型3 ※いのちの色-世界をいろどる生きものたち-

プシッタコサウルスは、尾に羽毛が生えているのがはっきり分かる標本が展示されていました。

背中側が暗い色、腹部が明るい色をしていたそうですね。

プシッタコサウルス全身骨格レプリカ ※いのちの色-世界をいろどる生きものたち-

ステノプテリギウスの状態の良い実物化石も展示されていました。

小さな個体は全身黒く、大型個体はカウンターシェーディングをもっていたと解説されていました。

ステノプテリギウス実物全身骨格 ※いのちの色-世界をいろどる生きものたち-

続いては、今年最大のイベント!

恐竜博2023です。

開催期間は、2023年3月14日~6月18日でした。

ポスター ※恐竜博2023(国立科学博物館)

今回の恐竜博2023は"攻守"がコンセプトでした。

守りを代表する恐竜として装盾類を挙げ、「装盾類の進化」を第一章のテーマに多数の標本から解説していました。

第1章 初期の恐竜3種 ※恐竜博2023(国立科学博物館)

とても印象的な恐竜の数々。

こちらのスケリドサウルスは、皮骨に覆われた頑丈そうな身体をしていました。

第1章 スケリドサウルス全身骨格レプリカ ※恐竜博2023(国立科学博物館)

盾を代表する恐竜はズールです!

今回の目玉展示として、多数の標本が展示されていました。

悪魔のような顔、トゲトゲの胴体、ハンマーを備えた尾、トゲトゲの胴体と貴重かつユニークな実物化石を間近で観察することができました。

第2章 ズール実物頭骨化石※恐竜博2023(国立科学博物館)

第2章 ズール体骨格産状レプリカ ※恐竜博2023(国立科学博物館)

第2章 ズール実物体骨格化石※恐竜博2023(国立科学博物館)

第2章 ズール実物尾化石※恐竜博2023(国立科学博物館)

攻めのゴルゴサウルスと戦うズールです。

ズールが尾のハンマーをゴルゴサウルスの脛に当てて攻撃している姿が描かれています。

守りのズールも、守ってばかりではいなかったということですね。

第2章 ズール・ゴルゴサウルス全身骨格レプリカ※恐竜博2023(国立科学博物館)

一方、攻めの目玉はマイプです!

貴重な実物化石なんですよ!

第4章 マイプ ホロタイプ標本※恐竜博2023(国立科学博物館)

マイプは現時点で全身骨格が復元されていないそうで、今後復元が計画されているそうです。

その代わりに、同類のメガラプトルの全身骨格が展示されていました。

前脚のカギ爪が鋭く立派ですね!

第4章 メガラプトル全身骨格レプリカ※恐竜博2023(国立科学博物館)

攻めを語るのにティラノサウルスは外せません。

なんと、タイソンとスコッティの2体が展示されていました!

この2体が並んだ姿は大迫力でした!

第3章 ティラノサウルス タイソン&スコッティ 全身骨格※恐竜博2023(国立科学博物館)

続いて、第2回 化石のマーケットです。

開催期間は、2023年4月22日~4月23日でした。

展示会場と販売会場風景(第2回 化石のマーケット)

2022年10月に第1回が開催されましたが、半年が経過し第2回の開催となりました。

会場入口(第2回 化石のマーケット)

今回も、常設の標本とこのイベント用の特別展示がありました。

地下1階標本展示室(第2回 化石のマーケット)

このステノプテリギウスは、実物化石なんですね。

小型ですが、しっかりと骨格が残っている貴重な標本です。

ステノプテリギウス実物化石(第2回 化石のマーケット)

小型恐竜たちのレプリカも多数展示されていて、見応え十分です。

アウロルニス・シェイ全身骨格レプリカ(第2回 化石のマーケット)

もちろんアクロカントサウルスの全身骨格も我々を迎えてくれます。

何度見ても立派な姿です!

アクロカントサウルス全身骨格レプリカ(第2回 化石のマーケット)

今回も化石クジにチャレンジしました。

1回500円です。

化石クジコーナー(第2回 化石のマーケット)

凄いのが当たりました。

三葉虫の化石です。

やったー♪

化石クジで当てた三葉虫(第2回 化石のマーケット)

続いて、DINO SAFARI2023 恐竜ライブ ディノサファリです。

開催期間は、2023年4月27日~5月7日でした。

ポスター(ディノサファリ2023※渋谷ヒカリエ)

今回はディノサファリ初登場となるゲオステルンベルギアが姿を現しました。

頭部が大きくユニークな姿をしています。

子供にはちょっと怖いかな?

ゲオステルンベルギア 恐竜型メカニカルスーツ(ディノサファリ2023)

そして、ディノサファリのみならずディノアライブで初登場となるアンキロサウルスです。

尾のコブがとても立派でした。

アンキロサウルス 恐竜型メカニカルスーツ(ディノサファリ2023)

アンキロサウルス 恐竜型メカニカルスーツ(ディノサファリ2023)

席を立ってアンキロサウルスに近寄って観察できる時間が設けられたのです。

子供たちが羨ましかった!

アンキロサウルス 恐竜型メカニカルスーツ(ディノサファリ2023)

そして、ティラノサウルスアロサウルスの戦いは、ティラノサウルスが圧勝!

スピーディかつ迫力ある戦いにくぎ付けでした。

ティラノサウルスVSアロサウルス 恐竜型メカニカルスーツ(ディノサファリ2023)

続いては、東京たま大恐竜博です。

開催期間は、2023年4月29日~5月7日でした。

ポスター(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ)

序盤のパネル解説の後、中盤にかけて化石展示がありました。

レプリカや実物化石の貴重な標本が多数展示されていました。

アンモナイト】アナパキデスカス 実物化石(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ)

トリケラトプス 角レプリカ(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ)

カルカロドントサウルス 実物脊椎骨(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ)

化石展示の中心にいたのは、ゴルゴサウルスの頭骨です。

レプリカでしたが、そごい存在感でした!

タルボサウルス 頭骨レプリカ(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ

このイベントは、非常にたくさんの恐竜ロボットを展示していることが特徴です。

こちらのタペヤラやテリジノサウルスのように、他ではあまり見かけない恐竜ロボットも展示されていました。

タペヤラ 可動型復元模型(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ)

テリジノサウルス 可動型復元模型(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ)

スピノサウルスは、青色のライトに照らされて、水中を泳いでいるような演出がなされていました。

ピノサウルス 可動型復元模型(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ)

最後に登場したのがこちらのティラノサウルスです。

スピノサウルスが全長が長かったのに対して、こちらのティラノサウルスはとても分厚さがありました。

前かがみになって大きな口を開いて吠えるため、恐怖すら感じさせます。

ティラノサウルス 可動型復元模型(東京たま大恐竜博※東京たま未来メッセ)

続いては、『ジュラシック・パーク』30周年記念ギャラリーです。

開催期間は、2023年6月2日~7月26日でした。

1993年に公開された映画「ジュラシック・パーク」から30年目を記念したものです。

会場風景 ※『ジュラシック・パーク』30周年記念ギャラリー

多数の恐竜スタチューが展示されていました。

いずれもジュラシック・パークもしくはジュラシック・ワールドに登場した恐竜たちであり、映画のワンシーンを再現しています。

ジュラシック・パーク T-REX VS ヴェロキラプトル ボーナス版 1/8
※『ジュラシック・パーク』30周年記念ギャラリー

ジュラシック・パーク トリケラトプス EX版 1/15
※『ジュラシック・パーク』30周年記念ギャラリー

映画のオリジナル恐竜たちも登場。

ファンにはたまらないイベントですね!

ジュラシック・ワールド/炎の王国 インドラプター 1/6
※『ジュラシック・パーク』30周年記念ギャラリー

ジュラシック・ワールド インドミナス・レックス 1/15
※『ジュラシック・パーク』30周年記念ギャラリー

続いては、恐竜図鑑 失われた世界の想像/創造です。

兵庫と東京での開催で、開催期間は、兵庫が2023年3月4日~5月14日、東京が2023年5月31日~7月22日でした。

私は東京会場である、上野の森美術館で見学させていただきました。

ポスター※特別展 恐竜図鑑 _ 失われた世界の想像/創造

入場すると、恐竜が表紙となった大きな図鑑が展示されていました。

その後の展示を期待させてくれます。

入館直後の作品展示※特別展 恐竜図鑑 _ 失われた世界の想像/創造(上野の森美術館)

こちらはイグアノドンの復元模型です。

恐竜の研究が進むにつれて、人類が想像・創造する姿も移り変わっていきました。

この復元模型は、そのことを象徴する存在です。

イグアノドン復元像の変遷 復元像3体※特別展 恐竜図鑑

イグアノドン復元像の変遷 水晶宮に展示されたイグアノドンの模刻※特別展 恐竜図鑑

イグアノドン復元像の変遷 イグアノドン、クラシックスタイル※特別展 恐竜図鑑

我々がイメージするイグアノドンの姿は、こちらですね。

しかし、この姿もこれからの研究によっては変わっていくかもしれません。

イグアノドン復元像の変遷 イグアノドン2010年※特別展 恐竜図鑑

貴重な絵画も多数展示されていました。

こちらは、「ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)」です。

古生物の生態を復元した史上初の絵画と言われる作品を見ることができました。

ドゥリア・アンティクィオル(太古のドーセット)
ヘンリー・デ・ラ・ビーチ1830年水彩画・紙※特別展 恐竜図鑑

こちらは、「イグアノドンの国」という作品です。

クロコダイル、イグアノドン、メガロサウルスが絡み合い、右下には小さくプテロダクティルスも描かれています。

いずれも早い時期に化石が発見された生物ばかりです。

イグアノドンの国 ジョン・マーティン 1837年水彩・紙 ※特別展 恐竜図鑑

歴史ある作品ばかりではありません。

近代的な作品も多数展示されていました。

こちらは、篠原愛さんの「ゆりかごから墓場まで」です。

恐竜は、モノロフォサウルスであり、制服の少女たちと朽ち果てた恐竜の対照的な姿が印象的な作品です。

また、少女の手には小鳥がいます。恐竜からの進化を感じさせます。

ゆりかごから墓場まで 篠原愛2010-11年 油彩・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

こちらも素晴らしい大作です。

小田隆さんの、その名も「アンハングエラ」という作品です。

アンハングエラが水面ギリギリを飛行して魚をキャッチしている姿が描かれています。

アンハングエラ 小田隆2008年 アクリル・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

アンハングエラ 小田隆2008年 アクリル・カンヴァス ※特別展 恐竜図鑑

続いては、福井県立恐竜博物館リニューアルオープンPRキャラバン隊です。

全国4ヶ所で2023年5月~7月上旬にかけて開催されました。

イベントポスター ※福井県立恐竜博物館リニューアルオープンPRキャラバン隊

会場には、ティラノサウルストリケラトプスの頭骨が展示されていました。

商業施設にこんな立派な恐竜の頭骨が展示されていたら、かなり注目を集めますね。

ティラノサウルス頭骨レプリカ ※福井県立恐竜博物館リニューアルオープンPRキャラバン隊

トリケラトプス頭骨レプリカ ※福井県立恐竜博物館リニューアルオープンPRキャラバン隊

福井県立恐竜博物館のリニューアルを記念したイベントですから、当然のようにこの2体も展示されていました。

フクイラプトルフクイサウルスの全身骨格レプリカです。

この2体を見て、さらに福井県立恐竜博物館のリニューアルが待ち遠しくなりました!

フクイラプトル・フクイサウルス全身骨格レプリカ
福井県立恐竜博物館リニューアルオープンPRキャラバン隊(モラージュ菖蒲)

続いて、「ジュラシック・パーク」30th ANNIVERSARY POP UPです。

全国3ヶ所で2023年6月~8月に開催されました。

入場口がジュラシック・パークのエントランスゲートになっているこだわりようです!

エントランスゲート ※『ジュラシック・パーク』30th Anniversary POP UP(大丸東京店)

多数の恐竜スタチューが展示されていました。

(プライム1スタジオ)スタチュー特別展示・販売
※『ジュラシック・パーク』30th Anniversary POP UP

このイベントの目玉は、映画で使用された小道具の展示でした。

ヴェロキラプトルのカギ爪やネドリーのマグカップ・レインコートなどの貴重な品が展示されていました。

ヴェロキラプトルのかぎづめ ※『ジュラシック・パーク』30th Anniversary POP UP

コーヒーマグ ※『ジュラシック・パーク』30th Anniversary POP UP

ネドリーのレインコート ※『ジュラシック・パーク』30th Anniversary POP UP

続いては、科学で楽しむ妖怪展です。

開催期間は、2023年7月12日~9月10日でした。

外観(港区立みなと科学館)

妖怪が主役のこのイベント。

妖怪のイラストが多数展示されています。

提灯お化けトリックアート ※科学で楽しむ妖怪展(港区立みなと科学館)

ここにどのように古生物が関係してくるのか・・・。

それは、妖怪と呼ばれるものが、実は現生物・古生物から創造されたのではないか?との説を示す為、標本などが展示されているのです。

例えば、こちらは龍がワニと鹿の角から創造された可能性を指摘しています。

龍とワニ ※科学で楽しむ妖怪展(港区立みなと科学館)

そのため、このイベントを象徴する存在としてマチカネワニのシルエットが展示されていました。

マチカネワニ全身骨格シルエット ※科学で楽しむ妖怪展(港区立みなと科学館)

一つ目の妖怪については、ジュゴンのような水棲生物もしくはナウマンゾウなどのゾウの仲間の頭骨からイメージされたという説を紹介しています。

一つ目の妖怪と水棲哺乳類の頭骨 ジュゴン頭骨レプリカ
※科学で楽しむ妖怪展(港区立みなと科学館)

ここではジュゴンの頭部レプリカが展示されていました。

ジュゴン頭骨レプリカ ※科学で楽しむ妖怪展(港区立みなと科学館)

天狗の爪としてメガロドンの歯が展示されていました。

こちらは、わりと耳にするお話ですね。

メガロドン歯化石 ※科学で楽しむ妖怪展(港区立みなと科学館)

今回最大の標本は、こちらのプロトケラトプスでした。

グリフォンのモデルとして紹介されていました。

サイズはグリフォンのイメージとだいぶ違いますが、くちばしのあたりは似ている気がします。

プロトケラトプス全身骨格レプリカ ※科学で楽しむ妖怪展(港区立みなと科学館)

続いて、DinoScience 恐竜科学博2023です。

開催期間は、2023年7月21日~9月12日でした。

会場入場口(東京ミッドタウン)

恐竜科学博は、2021年にパシフィコ横浜で初めて開催されたイベントであり、今回で2回目です。

トリケラトプスの幼体が翼竜を追いかけ群れとはぐれたことにより、冒険を始めるというストーリーは以前と変わらっておらず、展示標本も大きな変化はありません。

ZONE 03 テーマ「小さな翼竜を追いかけて」
※DinoScience 恐竜科学博 2023@TOKYO MIDTOWN

しかし、全く新しい展示がないわけではありません。

こちらの白亜紀アクアリウムと呼ばれるゾーンの一コマ。

ここに展示されている古生物エラスモサウルス、エンコドゥス、トクソケリスは、全て初登場の標本です。

今回の目玉と言えます。

ZONE 04 白亜紀アクアリウム エンコドゥス・ペトロススを追いかけるエラスモサウルス※DinoScience 恐竜科学博 2023@TOKYO MIDTOWN

ZONE 04 白亜紀アクアリウム エラスモサウルス幼体復元全身骨格
※DinoScience 恐竜科学博 2023@TOKYO MIDTOWN

ZONE 04 白亜紀アクアリウム エンコドゥス・ペトロスス幼体全身骨格標本
※DinoScience 恐竜科学博 2023@TOKYO MIDTOWN

ZONE 04 白亜紀アクアリウム トクソケリス全身骨格標本
※DinoScience 恐竜科学博 2023@TOKYO MIDTOWN

また、同じく白亜紀アクラリウムゾーンの、こちらの一コマ。

モササウルスにヘスペロルニスが襲われています。

前回もモササウルスは登場したものの、ヘスペロルニスについては初登場です。

ヘスペロルニスが襲われる演出を加えることで、モササウルスの獰猛さが強調されましたね。

ZONE 04 白亜紀アクアリウム ヘスペロルニス・グラシリスを食べようとするモササウルス全身骨格標本※DinoScience 恐竜科学博 2023@TOKYO MIDTOWN

もちろん、トリケラトプスのレインと、ティラノサウルスのスタンも登場します。

レインは今回レプリカになってしまいましたが、それでもこの2体の戦いは迫力があります。

ZONE 07 トリケラトプス【レイン】VSティラノサウルス【スタン】全身骨格レプリカ ※DinoScience 恐竜科学博 2023@TOKYO MIDTOWN

続いては、いよいよ福井県立恐竜博物館リニューアルオープンとなりました。

リニューアルオープン日は、2023年7月14日でした。

正面外観(福井県立恐竜博物館)

リニューアルに先立って、2023年5月25日にティラノサウルスのモニュメントが設置されていました。

こちらは、2018年に公開された「ジュラシック・ワールド 炎の王国」に登場するティラノサウルスをモデルとしているそうです。

ジュラシック・ワールド 炎の王国 ティラノサウルス復元像(福井県立恐竜博物館)

恐竜展示については、恐竜の配置や姿勢、展示標本そのものがいくつも変わっています。

こちらは、最も有名と言っても過言ではない、ティラノサウルスの恐竜ロボットですね。

少し動きの設定が変わっているのです!

こちらもリニューアル前から変わりありません

そして、ティラノサウルス恐竜ロボットの左右は、サウロロフスとタルボサウルスの展示に変わりました。

タルボサウルスは、以前のゴジラスタイルから、前傾姿勢に大きく変化しました。

こちらの方が躍動感があって、自然な姿勢に見えますね。

サウロロフス複製全身骨格(福井県立恐竜博物館)

タルボサウルス複製全身骨格(福井県立恐竜博物館)

以前、タルボサウルスがいたティラノサウルス全身骨格の隣のスペースには、スコミムスの全身骨格が展示されていました。

こちらのスコミムスは、「恐竜展2021」でも見かけましたね。

スコミムス複製全身骨格(福井県立恐竜博物館)

初登場となる標本も多数展示されていました。

こちらのブラキオサウルスの幼体も初登場です!

小型竜脚類は可愛らしいですね♪

ブラキオサウルス(幼体)複製全身骨格(福井県立恐竜博物館)

リニューアル後の目玉展示は、こちらのブラキロフォサウルスです。

ブラキロフォサウルス【レオナルド】実物ミイラ化石(福井県立恐竜博物館)

実物のミイラ化石でレオナルドと呼ばれています。

とっても貴重な標本で、周囲を通路に囲まれていますので、色々な部位を間近で観察することができます。

ブラキロフォサウルス【レオナルド】頭骨部(福井県立恐竜博物館)

リニューアルに伴い建築された新館は、中央部に恐竜の塔と呼ばれるモニュメントがありました。

全て福井県勝山市で発見された恐竜たちです。

恐竜の塔(福井県立恐竜博物館 新館ホール)

新館には、イベントを開催できる多目的ホールがあります。

ここでは、リニューアル後にDINO-A-LIVE in 恐竜博物館 ~蘇った福井の恐竜たち~が開催されていました。

開催期間は、2023年7月22日~8月20日でした。

開場風景「DINO-A-LIVE in 恐竜博物館 ~蘇った福井の恐竜たち~」(福井県立恐竜博物館)

福井県を代表する恐竜、フクイラプトルフクイサウルスが登場しました。

フクイサウルス恐竜型メカニカルスーツ
「DINO-A-LIVE in 恐竜博物館 ~蘇った福井の恐竜たち~」(福井県立恐竜博物館)

フクイサウルス・フクイラプトル恐竜型メカニカルスーツ
「DINO-A-LIVE in 恐竜博物館 ~蘇った福井の恐竜たち~」(福井県立恐竜博物館)

さらに、アロサウルスも登場!

フクイラプトルと戦い、首元に噛みついていました。

アロサウルス・フクイラプトル恐竜型メカニカルスーツ
「DINO-A-LIVE in 恐竜博物館 ~蘇った福井の恐竜たち~」(福井県立恐竜博物館)

さらに、新館には化石研究室も新しい施設もあります。

こちらでは、その名の通り、化石研究体験を行うことができます。

化石研究体験室前 ※福井県立恐竜博物館 化石研究体験

入口(福井県立恐竜博物館 化石研究体験)

私はT.rex頭骨復元、化石クリーニング、CT化石観察を行ってきました。

11月中旬~4月中旬は、T.rex頭骨復元ではなく化石発掘プラスが体験できます。

福井県立恐竜博物館は、さらに集客力がアップしましたね!

Lab1 T.rex頭骨復元※福井県立恐竜博物館 化石研究体験

Lab1 T.rex頭骨復元※福井県立恐竜博物館 化石研究体験

Lab2 化石クリーニング 削り中※福井県立恐竜博物館 化石研究体験

Lab2 化石クリーニング※福井県立恐竜博物館 化石研究体験

 

Lab3 CT化石観察※福井県立恐竜博物館 化石研究体験

続いては、海 —生命のみなもと―です。

入口のイメージイラストパネル※特別展 海(国立科学博物館)

海洋生物の展示が充実したこの特別展。

こちらは、この特別展の目玉となるフロアです。

現生の海洋生物たちの標本が多数展示されています。

展示風景※特別展 海(国立科学博物館)

特にナガスクジラの復元模型の裏側には、実物の頭骨が展示されているのです!

第2章 ナガスクジラ実物骨格・復元模型※特別展 海(国立科学博物館)

さぁ、少し展示を遡って第1章にいきなり古生物たちが登場します。

第1章は生命の誕生と進化を紹介しています。

第1章 初期生命誕生の場?:白い熱水噴出域 模型 ※特別展 海(国立科学博物館)

こちらが古生物の展示コーナー。

ものすごい人でした!

第1章 生命の進化 展示風景※特別展 海(国立科学博物館)

イラストと化石(ほとんど実物)が並んで展示されているため、当時の姿がイメージしやすくなっていました。

第1章 生命の進化 展示風景※特別展 海(国立科学博物館)

第1章 生命の進化 ピカイア実物化石※特別展 海(国立科学博物館)

第1章 生命の進化 ピカイア実物化石※特別展 海(国立科学博物館)

国立科学博物館で所蔵している豊富な標本と、他の博物館などから出張している標本とで、非常に充実した展示になっていました。

第1章 生命の進化 ボスリオレピス実物化石※特別展 海(国立科学博物館)

第1章 生命の進化 スカウメナキア実物化石※特別展 海(国立科学博物館)

第1章 インドネシアシーラカンス実物標本 ※特別展 海(国立科学博物館)

続いて、DINO SAFARI GIGANT 恐竜ライブ ディノサファリです。

これまで渋谷ヒカリエで開催していたDINO SAFARIのパワーアップ版です。

出演する恐竜の数がとにかく多い!

ぴあアリーナMM会場風景(DINO SAFARI GIGANT)

先程ご紹介したDINO SAFARI2023 恐竜ライブ ディノサファリで初登場となったアンキロサウルスステゴサウルスとともに登場です。

アンキロサウルス&ステゴサウルス登場(DINO SAFARI GIGANT)

さらに、ブラキオサウルスも登場!

こちらは、2022年が最後となった夏のDINO-A-LIVEイベント"TIME DIVER"に登場していましたが、DINO SAFARIには初の登場です。

ブラキオサウルス登場(DINO SAFARI GIGANT)

ブラキオサウルス登場(DINO SAFARI GIGANT)

DINO SAFARI、DINO-A-LIVEイベントと言えば、ティラノサウルスが欠かせません。

右目を怪我したティラノサウルスが初登場です。

何度見ても凄い迫力です!

ティラノサウルス登場(DINO SAFARI GIGANT)

左目にキズを負ったティラノサウルス(DINO SAFARI GIGANT)

そして、今回の目玉はギガノトサウルスです。

ギガノトサウルス登場(DINO SAFARI GIGANT)

ティラノサウルスに噛みつくギガノトサウルス。

黒と白の配色をした身体が不気味さを感じさせます。

ギガノトサウルスvsティラノサウルス(DINO SAFARI GIGANT)

続いて、第3回 化石のマーケットです。

開催期間は、2023年11月4日~11月5日でした。

アクロカントサウルスの向こうに見える化石の販売会場(第3回 化石のマーケット)

今年は2回開催されました。

やはり、常設と特別展示がありました。

プテラノドンの全身骨格から、頭骨の数々は常設ですね。

地下1階展示室風景(化石のマーケット)

一方、特別展示としてプウィアンゴサウルスの大髄骨が展示されていました。

実物化石であり、唯一触ることができました。

プウィアンゴサウルス大髄骨実物化石(第3回 化石のマーケット)

こちらは、今回の目玉展示であるモササウルスの頭骨です。

なんと、こちらも実物化石です。

特徴的な歯が残っていますね。

モササウルス頭骨実物化石(第3回 化石のマーケット)

モササウルス頭骨実物化石(第3回 化石のマーケット)

今回も化石クジを引きました。

色々と当たりましたが、一番気に入ったのはスクアリコラックスの歯化石です。

化石クジ(第3回 化石のマーケット)

【化石クジ】スクアリコラックス・プリストドゥン歯実物化石(化石のマーケット)

続いて、第32回 東京ミネラルショーです。

開催期間は、2023年12月8日~12月11日でした。

日本最大級の鉱物イベントということもあり、ものすごい賑わいを見せる会場。

会場風景 ※第32回 東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティー文化会館ビル)

お目当ては、化石テーマ展示コーナーです。

展示会場 ※第32回 東京ミネラルショー(池袋サンシャインシティー文化会館ビル)

貴重な標本が多数展示されていました。

カイノテリウム全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

アムフィキオン全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

今回の目玉はこちらのディアセラテリウムの全身骨格です。

日本初公開となるサイの仲間の全身骨格でした。

ディアセラテリウム全身骨格標本 ※第32回 東京ミネラルショー

最後にご紹介するのは、進化する!?恐竜研究展です。

開催期間は、2023年12月13日~2024年1月30日です。

今回の展示は恐竜の進化ではなく、恐竜研究の進化にスポットを当てています。

入場してすぐに目玉となるアロサウルスの登場です。

ここでは、アロサウルスが仲間の死肉を食べていたという研究結果が紹介されていました。

アロサウルス全身骨格標本 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

こちらはアンキオルニスの全身骨格です。

展示パネルにても色の研究に関して解説されており、アンキオルニスは色が解明された恐竜として展示されていました。

アンキオルニス全身骨格標本 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

となりに復元模型が展示されていて、その色をイメージしやすくなっています。

トサカの赤が特徴的ですね!

アンキオルニス復元模型 ※進化する!?恐竜研究展(港区立みなと科学館)

今年は例年以上にいろいろな体験ができました。

特に恐竜博2023福井県立恐竜博物館のリニューアルオープンは素晴らしかった!

来年も様々なイベントが開催されることに期待したいと思います。

2024年も古生物を楽しみましょう!

 

動画もご覧ください。